AMPの故障予防方法 |
100W以上のAMPを修理して感じました。 大切な貴重なAMPです。 お使いのAMPの使い方を検討してください。 |
A.冬場の露結に注意しましょう。 |
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A1.半固定VRも真っ黒、是を再調整して、動かしたら、直ぐに接触不良に成るのは明白です。 このAMPの修理はこちら |
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A2.足数の多いいのは複合TR(トランジスター)、複合FET(電界トランジスター) |
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A3.25KΩの半固定VRを測定して見る。抵抗体がむき出しの為か、確実に劣化している。 このAMPの修理はこちら |
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A4.黒くなりい接触不良が生じている、真空管ソケット、左新品の磁器製(ステアータイト) |
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A5.此方は消費電力の多いい、整流管と出力管のソケット、自分の熱も加わりボロボロ。 真空管の熱は伝熱、輻射、対流で伝わりますが、(ソケット)足から、かなりのウエイトを持ちます。 モ−ルドより磁器の方が熱伝導率が優れています。 |
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A6.プリAMPでもご覧の通りです。このAMPの修理はこちら |
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B.放熱に注意しましょう。 |
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B1.放熱が悪くなる=シリコングリスが流れだし、ほとんどない終段TR(トランジスター)。 このAMPの修理はこちら |
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B2.メインAMPとプリAMPを重ねる場合、普通は重量の安定を考え、下の様にしますが、放熱からは、逆が良い。 これではメインAMPの熱がそのままプリAMPに流入する ラック使用の場合、遮熱板を巧く利用します |
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B3.放熱が悪くなる改造はしない、下からの空気の上昇を「テープ」が邪魔している。 修理の様子はこちら |
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C衝撃(過大入力&機械的な圧力)を与えない。 |
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C1.音質改善の為、太いRCAケーブルを使用するが、RCA端子に負荷がかかり、接触不良になる。 修理の様子はこちら |
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D.電源投入時、電源切断前、無信号時で様子見る |
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E.有期寿命部品がある事を認知
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E1.腐食したSP接続リレー 修理の様子はこちら |
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E2.焼けたSP接続リレーの可動接点、ご覧の様に接点を支えている、隣青銅が焼けてへたっている、特に左側 接点だけを磨いても、ダメな理由です 修理の様子はこちら |
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E3.劣化した電解コンデンサー、熱の為、下のビニールが剥けたのは解りにくい 修理の様子はこちら |
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E4.焼けた電源SW 修理の様子はこちら |
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E5.焼けた電源SWの接点 修理の様子はこちら |
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F.最後に「修理・調整・点検」はしっかりした所に出す |
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F1.特に注意するのがTR(トランジスター)やFET(電界トランジスター)を交換する修理 古い機種は使用されていた製品ががなく、現在入手できる互換品に置き換えますが、半導体は同じ品番でも、ランクがあり 置き換えには、十分な配慮が必要です。 下記の様に直線部分は狭いのです、動作点をこのセンターに持ってくるのが理想です。 よって、修理後は、歪み率の測定等が、必修です。 歪みが多い場合、回路変更が必要です 又、測定は定格出力まで見ないと意味がありません |
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F2.言い換えると、交換すると下記の動作点が、ズレて、定格出力(最大出力)の時に、大きく歪むことに成ります。 よって、測定は定格出力(最大出力)での結果が、重要です。 100WのAMPを5Wで測定しても、意味がありません。 |
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