YAMAHA B−1. 15台目修理記録
同時修理SP−10MKV. 18台目    1017/12/10持込  1018/3/19完成 
寸評
  • ヤマハがOEMで作らせたFETが使用されております(写真C81〜C96)。
    これの代替えは大変です、2〜3個パラにしないと損失が足りませんし、物理的に大変です。
    放熱器に異常に熱くなる(熱センサーが働く)、「ポップ」ノイズ出る、電源OFF時やスピーカ接続時に“ボツ”と鳴る等は直ぐに点検しましょう。
    UC-1を使用時、SPのマイナスラインは切り替えていませんので、RLの短絡に注意する。
    プロテクト回路に、未熟な所が有り、「4台目B−1」の様に終段SIT(静電誘導型トランジスター)が死にました!
    問題は、終段SIT(静電誘導型トランジスター)ブロックに温度感知サーミスタが付いていますが、動作が100%では有りません。
    温度感知して作動(多分80度C)しても、終段SIT(静電誘導型トランジスター)に電気が遮断されない事が、希に起こります。
    改造方法は修理の中にヒント有り。
    長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
A. 修理前の状況
  • オーバホール修理。


B. 原因・現状

C. 修理状況

D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー       38個(ニチコン・ミューズ使用)。
    フイルム・コンデンサー           24個。
    半固定VR                  12 個。
    TR(トランジスター)             27個。
    FET(Field Effect Transistor)          2個。
    SP接続リレー                  1個。
    温度検知器(サーモスタット)         2個。


E. 調整・測定

G. 修理費(改造費)     125,000円  「オーバーホール修理」。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより)

U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中、 前から見る。
A12. 点検中、 前右から見る。
A13. 点検中、 後から見る。
A132. 点検中、 後から見る。 ACコード取り付け。
A133. 点検中、 後から見る。 SP接続端子。
A134. 点検中、 後から見る。 RCA端子、アース端子。
A14. 点検中、 後左から見る。
A21. 点検中、 上から見る
A22. 点検中、 上蓋を取り上から見る。
A222. 点検中、 上蓋を取り上から見る。 SP接続リレー、1個交換してある。
A31. 点検中、 大型電解コンデンサー。膨らみはない。
A32. 点検中、 大型電解コンデンサーを下から見る。
A33. 点検中、 大型電解コンデンサーを下から見る。 端子を外して見る。
A34. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 左側「A-B間=+電圧」用、12,880μF。 ESR=0.02Ω。
                           ESRに付いてはmuRataNichiconルビコンPanasonic参照。
                           この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。
A35. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 左側「B-C間=−電圧」用、13,360μF。 ESR=0.00Ω。
A36. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 右側「A-B間=+電圧」用、13,430μF。 ESR=0.00Ω。
                           ESRに付いてはmuRataNichiconルビコンPanasonic参照。
                           この測定でNGな物はダメですが、負荷試験方が正確です。
A37. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 右側「B-C間=−電圧」用、13,820μF。 ESR=0.01Ω。
A41. 点検中、下前から見る。
A42. 点検中、下前左から見る。
A43. 点検中、下後から見る。
A44. 点検中、下後右から見る。
A51. 点検中、下から見る。
A52. 点検中、下蓋を取り、下から見る。
A61. 点検中 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、+側。何と無半田!!
C. 修理状況 。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C0. 修理中 基板を外したシャーシ。
C1. 修理中 各基板(ドライブ基板2個)の修理・検査は専用器で行う。
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C112. 修理中 R側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)の放熱シリコン点検。
C113. 修理後 R側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)。
C12. 修理後 R側ドライブ基板。 フイルムコンデンサー1個、半固定VR4個、電解コンデンサー3個、TR(トランジスター)2個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏。 未半田補正部分がある。
C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C15. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C212. 修理前 L側ドライブ基板。 締め過ぎて割れた絶縁ワッシャー。
C213. 修理中 R側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)の放熱シリコン点検。
C214. 修理後 R側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)。
C22. 修理後 L側ドライブ基板。 フイルムコンデンサー1個、半固定VR4個、電解コンデンサー3個、TR(トランジスター)2個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏。 未半田補正部分がある。
C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C25. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C30. 修理中 各基板(Filter基板、電源基板3個)の修理・検査は専用器で行う
C31. 修理前 Filter基板
C312. 修理前 Filter基板。 足黒TR(トランジスター)。
C32. 修理後 Filter基板 TR(トランジスター)5個、電解コンデンサー4個、フィルムコンデンサー6個 交換
C33. 修理前 Filter基板裏 未半田補正部分が多数ある。
C34. 修理(半田補正)後 Filter基板裏、フィルムコンデンサー4個追加。 全ての半田をやり修す。
C35. 完成Filter基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C41. 修理前 電源1基板
C412. 修理前 電源1基板。 TR(トランジスター)の放熱器。
C413. 修理後 電源1基板。 TR(トランジスター)の放熱器、放熱器をしっかり接着する。
C414. 修理前 電源1基板。TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C415. 修理後 電源1基板。 TR(トランジスター)の放熱器、反対側。放熱器をしっかり接着する。
C416. 修理中 電源1基板、
            電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C417. 修理中 電源1基板、 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
C42. 修理後 電源1基板  半固定VR1、電解コンデンサー8個、抵抗2個、TR(トランジスター)2個交換
C43. 修理前 電源1基板裏。 未半田補正部分がある。
C432. 修理中 電源1基板裏。放熱を良くする為、銅箔の半田面を広げる。
C433. 修理中 電源1基板裏。更に錫メッキ線で補強する。
C44. 修理(半田補正)後 電源1基板裏。 全ての半田をやり修す。
C45. 完成電源1基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C51. 修理前 電源2基板。
C512. 修理前 電源2基板。 足黒TR(トランジスター)。
C513. 修理前 電源2基板。TR(トランジスター)の放熱器。
C514. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器。 放熱器をしっかり接着する。
C515. 修理前 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C516. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器、反対側。 放熱器をしっかり接着する。
C517. 修理前 電源2基板。TR(トランジスター)の放熱器その2。
C518. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器その2。放熱器をしっかり接着する。
C519. 修理前 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器その2、反対側。
C51A. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)の放熱器その2、反対側。放熱器をしっかり接着する。
C51B. 修理中 電源2基板、
            電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C51C. 修理中 電源2基板、 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
C52. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)12個、半固定VR3、電解コンデンサー16個交換
C53. 修理前 電源2基板裏。 未半田補正部分がある。
C532. 修理中 電源2基板裏。放熱を良くする為、銅箔の半田面を広げる。
C533. 修理中 電源2基板裏。 更に錫メッキ線で補強する。
C54. 修理(半田補正)後 電源2基板裏。 全ての半田をやり修す。
C55. 完成電源2基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C61. 修理前 電源3基板
C612. 修理前 電源3基板。 足黒TR(トランジスター)。
C613. 修理前 電源3基板。 足黒TR(トランジスター)その2。
C614. 修理前 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器
C615. 修理後 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器。 放熱器をしっかり接着する。
C616. 修理後 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C617. 修理後 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。 放熱器をしっかり接着する。
C62. 修理後 電源3基板  TR(トランジスター)8個交換
C64. 修理前 電源3基板裏。 未半田補正部分がある。
C642. 修理中 電源3基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C65. 修理(半田補正)後 電源3基板裏。 全ての半田をやり修す。
C66. 完成電源3基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C71. 修理前 電源出力TR基板。
C73. 修理後 電源出力TR基板。 TR(トランジスター)4個交換。
C74. 修理前 電源出力TR基板裏
C76. 完成電源出力TR基板裏
C77. 修理前 電源出力TR基板コネクター足
C78. 修理(清掃)後 電源出力TR基板コネクター足
C81. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)。 左=+側、右=−側。
           FET回りのシリコングリスが綺麗 なので、交換歴は無?
C82. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏。 左=+側、右=−側。
C821. 修理中 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、+側。何と無半田!!    
  • FETの端子(足)には半田の跡がありません。
    FETの端子(足)周りの放熱シリコンは綺麗です。
    引き出し線の頭付近にのみ半田が載っていますが、ニッパー等で切った跡は無?
C822. 修理後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、+側。
C83. 修理後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、サーモスタット増設。 左=+側、右=−側。
C84. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足。 左=+側、右=−側。
C85. 修理(清掃)後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足。 左=+側、右=−側。
C91. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)。 左=+側、右=−側。
C92. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏。 左=+側、右=−側。
C93. 修理後 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、サーモスタット増設。 左=+側、右=−側。
C94. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足。 左=+側、右=−側。
C95. 修理(研磨)後 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足。 左=+側、右=−側。
CA1. 修理前 電源投入回路周り。
CA2. 修理後 電源投入回路周り。
CA3. 修理前  電源投入SW基板
CA4. 修理後  電源投入SW基板 電解コンデンサー2個交換
CA5. 修理前 電源投入SW基板裏
CA6. 修理(半田補正)後 電源投入SW基板裏。 全ての半田をやり修す。
CA7. 完成電源投入SW基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CA8. 完成電源投入SW基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CB0. 後パネルを取り、傾けて修理中
CB1. 修理前 RCA端子基板
CB12. 修理前 RCA端子基板
            電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
CB13. 修理後 RCA端子基板 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
CB2. 修理後 RCA端子基板。 電解コンデンサー2個交換
CB3. 修理前 RCA端子基板裏
CB4. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏、フイルムコンデンサー2個追加。 全ての半田をやり修す。
CB5. 完成RCA端子基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CB6. 修理中 入力切換SW(Normal/Direct)分解
CB7. 修理中 入力切換SW(Normal/Direct)接点
CB8. 修理(清掃)後 入力切換SW(Normal/Direct)接点清掃後
CB9. 修理中 RumbleFilterSW(Normal/Direct)分解
CBA. 修理中 RumbleFilterSW(Normal/Direct)接点
CBB. 修理(清掃)後 RumbleFilterSW(Normal/Direct)接点清掃後
CC1. 修理前 出力フイルター基板
CC3. 修理前 出力フイルター基板裏
CC5. 完成出力フイルター基板裏。 半田補正・洗浄後防湿材を塗る
CD1. 修理前 SP接続リレー。
CD2. 修理(交換)後 SP接続リレー。  リレー5個交換。
CE1. 修理前  SIT(静電誘導型トランジスター)用ブロック電解コンデンサー下周り。
CE2. 修理後  SIT(静電誘導型トランジスター)用ブロック電解コンデンサー下周り。
             シャーシアースラグ端子固定ビスは黒ペイントから導通の良いメッキへ交換。
CF1. 修理前 200V回路用整流ブロック電解コンデンサー。
CF2. 修理(交換)後 200V回路用整流ブロック電解コンデンサー。
CG1. 修理前 前パネルVR・電源SW基板裏
CG12. 修理前 前パネルVR・電源SW基板裏。 引き出し線の半田が少ない?
CG2. 修理(半田補正)後 前パネルVR・電源SW基板裏。 全ての半田をやり修す。
CG3. 完成前パネルVR・電源SW基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CG32. 完成前パネルVR・電源SW基板裏。 引き出し線の半田は十分盛る。
CG4. 修理前 前パネルコネクター端子
CG5. 修理(清掃)後 前パネルコネクター端子。 メッキ処理なので研磨はしないで清掃のみ。
CG6. 修理中 前パネルコネクター端子の配線点検。
CG7. 修理中 前パネルコネクター端子の配線点検。
CH1. 修理(清掃)中 前パネル
CI1. 修理前 前右足取り付け部。 設計が悪く、加重に耐えられない。
CI2. 修理後 前右足取り付け部。 簡単に打ち出しする。
CI3. 修理前 前右足取り付け部。 設計が悪く、加重に耐えられない。
CI4. 修理後 前右足取り付け部。 簡単に打ち出しする。
CJ1. 交換部品
CJ2. 交換部品。 足黒TR(トランジスター)
CK1. 修理前 上から見る
CK2. 修理後 上から見る
CK3. 修理前 下から見る
CK4. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.0093%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.088%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.029%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.029%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.032%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.037%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.038%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.050%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.051%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.077%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.079%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力 0.150%歪み。
               L側SP出力電圧29V=105W出力 0.154%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E5. 完成  24時間エージング、 右はMarantz SM−9. 2台目
Y. ユーザー宅の設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより) 
型式 ステレオ・パワーアンプ B-1
回路方式 シングルプッシュプルOCL、SEPP回路
パワー段用電源 L・R独立のトランス及びケミコン(15,000μF×2)×両ch
ダイナミックパワー 360W(8Ω)、(1kHz,歪0.1%)
実効出力 150W+150W(8Ω/4Ω共)、(両ch,20〜20,000Hz,歪み0.1%)
160W+160W(8Ω/4Ω共)、(両ch,1kHz,歪み0.1%)
パワーバンド幅 5Hz〜50kHz(8Ω)、(IHF,歪み0.5%)
ダンピングファクター 80(8Ω)、(両ch,100W時,8Ω)
全高調波歪率 0.02%(1kHz),0.06%(20kHz)、(両ch,100W時,8Ω)
0.02%(1kHz),0.03%(20kHz)、(両ch,1W時,8Ω)
混変調歪率 0.04%、(70Hz:7kHz=4:1,100W,8Ω)
周波数特性 5Hz〜100kHz(+0,−1dB)、(1W,8Ω)
入力インピーダンス 100kΩ
入力感度 775mV
レベル可変幅 18dB(775mV〜6V)
残留雑音 0.3mV
SN比 100dB
ランブルフィルターfc 10Hz,−12dB/oct
入力端子 NORMAL-DIRECT(SW切換)
出力端子 1-2-3-4-5(UC−1使用時)
(B-1単体の場合は1のみ)
付属回路 オーバーロード・インジケーター
パワーFET(Field Effect Transistor)保護回路(自動復帰・純電子式過電流保護回路)
スピーカー保護回路(電圧検出リレー駆動方式)
サーマルインジケーター(温度上昇検出保護回路)
ランブルフィルタースイッチ
主な使用半導体 FET(Field Effect Transistor)=39個
TR(トランジスター)=113個、 LED=3個、 ツェナーダイオード=7個、 ダイオード=64個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 440W(電気用品取締法による表示)
寸法 460W×150H×390Dmm
重量 37kg
別売品 専用アダプター UC-1
価格 335,000円(1974年当時)
U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)
ピークメーター部 −50dB〜+5dBまで表示するピークVUメーターとメータードライブ回路
スピーカー切換部 5組のスピーカー切換SWと左右独立レベルコントロールボリューム
その他 パワーインジケーター,オーバーロードインジケーター,サーマルインジケーター
B-1との接続 直接B-1前面に実装,または,別売専用コネクターコードにて接続使用
仕上げ ブラックアルマイト,梨地仕上げ
寸法 460W×150(+5)H×83(+50)Dmm
重量 5.5kg
別売品 専用コネクターコード
価格 5万円(1974年当時)
            y-b1-f4j
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