YAMAHA B−1. 2台目修理記録
平成18年11月15日到着  12月12日完成
寸評
  • ヤマハがOEMで作らせたV−FETが使用されております(写真C81〜C96)。
    これの代替えは大変です、2〜3個パラにしないと損失が足りませんし、物理的に大変です。
    放熱器に異常に熱くなる(熱センサーが働く)、「ポップ」ノイズ出る、電源OFF時やスピーカ接続時に“ボツ”と鳴る等は直ぐに点検しましょう。
    UC-1を使用時、SPのマイナスラインは切り替えていませんので、RLの短絡に注意する。
    プロテクト回路に、未熟な所が有り、「4台目B−1」の様に終段SIT(静電誘導型トランジスター)が死にました!
    問題は、終段SIT(静電誘導型トランジスター)ブロックに温度感知サーミスタが付いていますが、動作が100%では有りません。
    温度感知して作動(多分80度C)しても、手段SIT(静電誘導型トランジスター)に電気が遮断されない事が、希に起こります。
    改造方法は修理の中にヒント有り。
    長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
A. 修理前の状況
  • 数年前にヤフーのオークションで購入したものです。しばらくは、凄まじいまでの高音質に圧倒されていましたが、
    徐々に音がくもるようになってからは、聞かずに放置しておりました。

B. 原因・現状
  • 現在プロテクト外ずれない。
    経年変化による劣化。

C. 修理状況
  • 大型を除く、全電解コンデンサー交換。
    ペーパーコンデンサーをメタライズド・フイルム・コンデンサーに交換。
    半固定VR交換。
    劣化TR(トランジスター)交換。
    入力切り替えリレー交換。

D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー       38個(ニチコン・ミューズ使用)
    フイルム・コンデンサー           24個。
    半固定VR                  12 個。
    TR(トランジスター)             27個。
    リレー                       1個。

E. 調整・測定

F. 修理費(改造費)  110,000円  オーバーホール修理。
>>

S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより)

U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A1. 修理前見積り点検中、上から見る
A2. 修理前見積り点検中、下から見る
A3. 修理前見積り点検中、R側整流ダイオードが交換されている、半田屑がそのまま!
C. 修理状況
C1. 修理中 基板を外したシャーシ
C1A. 修理前 R側ドライブ基板
C1B. 修理後 R側ドライブ基板  半固定VR4個、電解コンデンサー3個、フィルムコンデンサー7個交換
C1C. 修理前 R側ドライブ基板裏
C1C1. 修理中 R側ドライブ基板裏 半田不良ケ所
               このAMPの基板は、銅箔が薄く、半田の糊代も少ないので、半田不良になり安い。
C1D. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C1E. 修理中 R側ドライブ基板裏  不要な半田フラックスを落とす、単純で面倒くさい長時間の作業
C1F. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C2A. 修理前 L側ドライブ基板
C2B. 修理後 L側ドライブ基板  半固定VR4個、電解コンデンサー3個、フィルムコンデンサー7個交換
C2C. 修理前 L側ドライブ基板裏
C2C1. 修理(半田補正)中 L側ドライブ基板裏 半田不良ケ所
               このAMPの基板は、銅箔が薄く、半田の糊代も少ないので、半田不良になり安い。
C2D. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C2E. 修理中 L側ドライブ基板裏  不要な半田フラックスを落とす、単純で面倒くさい長時間の作業
C2F. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C2G. 修理(洗浄)後のドライブ基板コネクター足、上=前、下=後
C3A. 修理前 Filter基板
C3B. 修理後 Filter基板 TR(トランジスター)6個、リレー、電解コンデンサー4個、フィルムコンデンサー6個 交換
C3C. 修理前 Filter基板裏
C3D. 修理(半田補正)後 Filter基板裏。 全ての半田をやり修す。
C3E. 修理中 Filter基板裏  不要な半田フラックスを落とす、単純で面倒くさい長時間の作業
C3F. 完成Filter基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C4A. 修理前 電源1基板 この基板は他の物より、バージョンが新しい。
C4B. 修理後 電源1基板  半固定VR1、電解コンデンサー8個 交換
C4C. 修理前 電源1基板裏
C4D. 修理(半田補正)後+不要な半田フラックスを落とした電源1基板裏
C4E. 完成電源1基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C5A. 修理前 電源2基板
C5B. 修理後 電源2基板  TR(トランジスター)10個、半固定VR3、電解コンデンサー16個 交換
C5C. 修理前 電源2基板裏
C5C1. 修理中 電源2基板裏 交換する電解コンデンサーの足のピッチが異なるので穴あけする
C5D. 修理(半田補正)後+不要な半田フラックスを落とした電源2基板裏
C5E. 完成電源2基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C6A. 修理前 電源3基板
C6A1. 修理中 電源3基板、外装にヒビが入り始めたので交換する。このタイプはいずれこうなる<<こちら参照>>
C6A2. 修理中 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器の接着が劣化して機能していない。L側
C6A3. 修理後 電源3基板。L側
C6A4. 修理中 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器の接着が劣化して機能していない。R側
C6A4. 修理後 電源3基板。R側
C6B. 修理後 電源3基板  TR(トランジスター)9個、フィルムコンデンサー8個交換
C6C. 修理前 電源3基板裏(写真紛失の為、参考)
C6D. 修理(半田補正)後+不要な半田フラックスを落とした電源3基板裏
C6E. 完成電源3基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C7A. 修理前 電源出力TR基板 2個交換の後あり
C7B. 修理後 電源出力TR基板 左側のTR(トランジスター)2個交換。 他は増締めしておく
C7C. 修理前 電源出力TR基板裏
C7D. 修理(半田補正)後 電源出力TR基板裏
C7E. 修理前 電源出力TR基板コネクター足
C7F. 修理(洗浄)後 電源出力TR基板コネクター足
C8A. 修理前 R側終段出力FET(電解トランジスター)
C8B. 修理前 R側終段出力FET(電解トランジスター)裏
C8C. 修理前 R側終段出力FET(電解トランジスター)コネクター足
C8D. 修理(洗浄)後 R側終段出力FET(電解トランジスター)コネクター足
C9A. 修理前 L側終段出力FET(電解トランジスター)
C9B. 修理前 L側終段出力FET(電解トランジスター)裏
C9C. 修理前 L側終段出力FET(電解トランジスター)コネクター足
C9D. 修理(洗浄)後 L側終段出力FET(電解トランジスター)コネクター足
CAA. 修理前  電源投入SW回路
CAB. 修理後  電源投入SW回路 電解コンデンサー2個交換
CAC. 修理前  電源投入SW基板
CAD. 修理後  電源投入SW基板 電解コンデンサー2個交換
CAE. 修理前 電源投入SW基板裏
CAF. 修理(半田補正)後 電源投入SW基板裏。 全ての半田をやり修す。
CAG. 完成電源投入SW基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CB. 後パネルを取り修理中
CBA. 修理前 RCA端子基板
CBB. 修理後 RCA端子基板 電解コンデンサー2個交換
CBC. 修理前 RCA端子基板裏
CBD. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏。 全ての半田をやり修す。
CBE. 完成RCA端子基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CCA. 修理前 出力フイルター基板
CCB. 修理前 出力フイルター基板裏
CCC. 修理(半田補正)後 出力フイルター基板裏。 全ての半田をやり修す。
CCD. 完成出力フイルター基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CDA. 修理前 R側整流ダイオードが交換されている、半田屑がそのまま!
CDB. 修理後 R側整流ダイオード
CEA. 前パネルVR・電源SW点検
CEB. パネル清掃
CFA. 交換部品
CFB. 交換したTR(トランジスター)、長年の使用で、足が腐食し、毛羽立っている
CFC. 交換したTR(トランジスター)、長年の使用で、足が腐食し、毛羽立っている
CGA. 修理前 上から見る
CGB. 修理後 上から見る
CGC. 修理前 下から見る
CGD. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定
    <見方>
   下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SPからの出力を測定   下中オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)
   下中右上=周波数計
   下中右上デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定
   上左端電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上中左歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上中右=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上右端オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力
E2A. R側、SP出力電圧=40V=200W出力 0.05%歪み 1000HZ
E2B. L側、SP出力電圧=40V=200W出力 0.07%歪み 1000HZ
E3A. R側、SP出力電圧=40V=200W出力 0.05%歪み 400HZ
E3B. L側、SP出力電圧=40V=200W出力 0.06%歪み 400HZ
E4. 24時間エージング
S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより) 
型式 ステレオ・パワーアンプ B-1
回路方式 シングルプッシュプルOCL、SEPP回路
パワー段用電源 L・R独立のトランス及びケミコン(15,000μF×2)×両ch
ダイナミックパワー 360W(8Ω)、(1kHz,歪0.1%)
実効出力 150W+150W(8Ω/4Ω共)、(両ch,20〜20,000Hz,歪み0.1%)
160W+160W(8Ω/4Ω共)、(両ch,1kHz,歪み0.1%)
パワーバンド幅 5Hz〜50kHz(8Ω)、(IHF,歪み0.5%)
ダンピングファクター 80(8Ω)、(両ch,100W時,8Ω)
全高調波歪率 0.02%(1kHz),0.06%(20kHz)、(両ch,100W時,8Ω)
0.02%(1kHz),0.03%(20kHz)、(両ch,1W時,8Ω)
混変調歪率 0.04%、(70Hz:7kHz=4:1,100W,8Ω)
周波数特性 5Hz〜100kHz(+0,−1dB)、(1W,8Ω)
入力インピーダンス 100kΩ
入力感度 775mV
レベル可変幅 18dB(775mV〜6V)
残留雑音 0.3mV
SN比 100dB
ランブルフィルターfc 10Hz,−12dB/oct
入力端子 NORMAL-DIRECT(SW切換)
出力端子 1-2-3-4-5(UC−1使用時)
(B-1単体の場合は1のみ)
付属回路 オーバーロード・インジケーター
パワーFET(電解トランジスター)保護回路(自動復帰・純電子式過電流保護回路)
スピーカー保護回路(電圧検出リレー駆動方式)
サーマルインジケーター(温度上昇検出保護回路)
ランブルフィルタースイッチ
主な使用半導体 FET(電解トランジスター)=39個
TR(トランジスター)=113個、 LED=3個、 ツェナーダイオード=7個、 ダイオード=64個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 440W(電気用品取締法による表示)
寸法 460W×150H×390Dmm
重量 37kg
別売品 専用アダプター UC-1
価格 335,000円(1974年当時)
U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)
ピークメーター部 −50dB〜+5dBまで表示するピークVUメーターとメータードライブ回路
スピーカー切換部 5組のスピーカー切換SWと左右独立レベルコントロールボリューム
その他 パワーインジケーター,オーバーロードインジケーター,サーマルインジケーター
B-1との接続 直接B-1前面に実装,または,別売専用コネクターコードにて接続使用
仕上げ ブラックアルマイト,梨地仕上げ
寸法 460W×150(+5)H×83(+50)Dmm
重量 5.5kg
別売品 専用コネクターコード
価格 5万円(1974年当時)
                       y-b1-22j
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