HMA−9500mkU. 47台目 修理記録
44台目も同じユーザ                  平成23年8月31日到着    10月20日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています。
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • 知人より、譲り受けた2号器です。
    過去の補修歴
     1.数年前に全ての電解コンデンサーをオーディオ用に交換。
     2.同時に整流ダイオードをSBDに交換。 自分で作業しました。

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • オーバホール修理

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    初段FET(電解トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)
    全ヒューズ入抵抗交換。
    SP接続端子交換。
    WBT RCA端子に交換。
    配線手直し、補強。
    モジュール修理。

D. 使用部品
  • SP接続リレー                           2個。
    初段FET                              2個。
    バイアス/バランス半固定VR                 6個。
    ヒューズ入り抵抗                        30個。
    電解コンデンサー                        31個 。
    フイルムコンデンサー                       4個。
    SP接続端子                          2組4個。
    WBT RCA端子 WBT−0201              1組(定価で工賃込み)

E. 調整・測定

F. 修理費     100,000円


S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 右から見る
A14. 点検中 後から見る
A15. 点検中 後左から見る
A16. 点検中 左から見る
A17. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 下から見る
A32. 点検中 電源トランスの詰め物を見る、使用時間が短いのか、焼けが全く無い。
A33. 点検中 電源SW、規格の解らない接点の流用は危険です、遮断容量が少ないと接点の融着の件があります。
A41. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V
A42. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V
A51. 点検中 交換するSP接続端子
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A
T21. R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 50HZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 50HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T22. R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 100HZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T23. R側SP出力電圧20V=113W出力、 0.2%歪み、 500HZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 500HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T24. R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.2%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T25. R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.2%歪み、 5kHZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 5kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T26. R側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 50kHZ、シャッタ・タイミング・ミス? FFT出力無し。
     L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.2%歪み、 50kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
T27. R側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100kHZ。
     L側SP出力電圧30V=113W出力、 0.2%歪み、 100kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1MHz。
T28. R側SP出力電圧27V=91W出力、 1.1%歪み、 150kHZ。
     L側SP出力電圧27V=91W出力、 1.1%歪み、 150kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1MHz。 寄生振動開始!!
T3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                      フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏
C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C15. 完成R側ドライブ基板裏  洗浄後
C16. 再修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C17. 再修理後 R側ドライブ基板裏完成。
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                     フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏
C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C25. 完成L側ドライブ基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C26. 再修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C27. 再修理後 L側ドライブ基板裏完成。
C31. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)
C32. 修理中 R側終段FET(電界トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C33. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター)
C34. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)
C35. 修理中 L側終段FET(電界トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C36. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)
C41. 修理前 RLモジュール。
C42. 修理前 RLモジュール裏。
C43. 修理後 RLモジュール裏。  TR(トランジスター)交換後軽くラッカーを吹きました。
C51. 修理前 電源基板。
C512. 修理前 電源基板、 半田屑。
C513. 修理中 電源基板、 交換された電解コンデンサーが足長おじさん。
C52. 修理中 電源基板、電解コンデンサー固定用の接着材が取り除かれていない、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C53. 修理中 電源基板、電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いた所。
C54. 修理後 電源基板 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換
C55. 修理前 電源基板裏
C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする(透明色なので解りにくい)。
C57. 完成電源基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C58. 修理中 絶縁シート、焼け跡少ない。
C61. 修理前 RCA端子
C62. 修理中 RCA端子取り付け穴。
C63. 修理後 RCA端子 WBT RCA端子 WBT−0201
C64. 修理前 入力RCA端子裏
C65. 修理前 入力RCA端子基板
C66. 修理前 入力RCA端子基板裏
C67. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す
                   フイルムコンデンサー2個増設
C68. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る
C71. 修理前 R−SP端子
C72. 修理中  R−SP接続端子穴加工前
C73. 修理中  R−SP接続端子穴加工後
C74. 修理(交換)後 R−SP端子
C81. 修理前 L−SP端子
C82. 修理中 L−SP接続端子穴加工前
C83. 修理中 L−SP接続端子穴加工
C84. 修理(交換)後 L−SP端子
CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線
CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線
CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線
CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板
CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CB1. 交換した部品
CD1. 修理前 下から見る
CD2. 修理後 下から見る
CD3. 完成 綺麗なお尻で帰ります
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A
E21. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0097%歪み、 50HZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0086%歪み、 50HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. R側SP出力電圧33V=145W出力、 0.0095%歪み、 100HZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.0089%歪み、 100HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.013%歪み、 500HZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.013%歪み、 500HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.015%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.016%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.03%歪み、 5kHZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.037%歪み、 5kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.032%歪み、 10kHZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.042%歪み、 10kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.018%歪み、 50kHZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.018%歪み、 50kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
E28. R側SP出力電圧34V=145W出力、 0.23%歪み、 100kHZ。
     L側SP出力電圧34V=145W出力、 0.092%歪み、 100kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=400kHz。
     RL共、出力を130W位に落とすと、0.02%の歪みになる。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E4. 完成  24時間エージング。 左は HMA-9500mkU 46台目
                       9500my2p
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