HMA−9500mkU. 50台目 修理記録
平成24年11月26日到着    12月12日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています。
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • 昨年2月にオークションで入手、オークションでの記述通り、きれいな状態でした。
    空調完備した部屋で、新品から2台を交互に、週1回ぐらいの頻度で使用してきたとのこと。
    確かに中を開ける必要も感じないくらい、良い音を聴かせてくれました。
    もっとも聴き込む時間も余り無いうちに3月11日を迎えましたが、震災の時には、ラックの一番下にあって壊れることはありませんでした。 しかし震度6強の振動ですから、ストレスは加わったと思います。
    その後、震災の片付けやらで、当初の使用頻度は月一度もあったでしょうか?
    今年の春以降、ようやく10日おきぐらいのペースで電源を入れてました。 そして秋にはじっくりと言うときに、片chから時々音が出なくなってきたという次第です。
    RCAとSP端子は新しいものに交換したいと思ってます。

T. バラック修理後の測定

B. 原因
  • 各部劣化。

C. 修理状況
D. 使用部品
  • SP接続リレー                           2個。
    初段FET                              2個。
    バイアス/バランス半固定VR                 6個。
    ヒューズ入り抵抗                        30個。
    電解コンデンサー                        31個 。
    フイルムコンデンサー                       4個。
    WBT SP端子 WBT−0702PL             2組(定価で工賃込み)。
    WBT RCA端子 WBT−0201              1組(定価で工賃込み)
    電源コード(3.5スケア)                       2m。
    3Pプラグ(Panasonic WF−5018)             1個。

E. 調整・測定

F. 修理費     155,000円

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A32. 点検中 RCA端子基板が曲がって取り付けられている。
A33. 点検中 電源トランスの詰め物を見る、かなり変色していて、ヒビ割れが入っている。
A41. 点検中 電解コンデンサー外観比較、100μ/100V
A42. 点検中 電解コンデンサー外観比較、220μ/100V
A51. 点検中 使用する電源コードプラグ(Panasonic WF−5018)
A52. 点検中 交換する電源コード(3.5スケア)、 PSE合格品なので被服が分厚い!
A53. 点検中 交換する電源コード、 PSE合格品なので被服が分厚い!
T. バラック修理後の測定
T1. バラック修理後の出力・歪み率測定
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 5.8%歪み。
             L側SP出力電圧29V=105W出力、 5.4%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 修理状況
C10. 修理中 R側終段FET(電解トランジスター)放熱器裏埃
C102. 修理(清掃)後 R側終段FET(電解トランジスター)放熱器
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                      ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏
C132. 修理中 R側ドライブ基板裏、 半田不良予備軍
C133. 修理中 R側ドライブ基板裏、 半田不良予備軍2
C14. 修理中 R側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C15. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C16. 完成R側ドライブ基板裏  洗浄後防湿材を塗る。
C20. 修理中 L側終段FET(電解トランジスター)放熱器裏埃
C202. 修理(清掃)後 L側終段FET(電解トランジスター)放熱器
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                     ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏
C232. 修理中 L側ドライブ基板裏、 半田不良予備軍
C233. 修理中 L側ドライブ基板裏、 半田不良予備軍2
C234. 修理中 L側ドライブ基板裏、 半田不良予備軍3
C24. 修理中 L側ドライブ基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C25. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直し、洗浄後。
C25. 完成L側ドライブ基板裏  さらに防湿材を塗る。
C30. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)周りの埃。
C31. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)
C32. 修理中 R側終段FET(電界トランジスター)、取り付け用絶縁マイカー、使用時間が短いのか、柔らかい。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C33. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター)
C34. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)周りの埃。
C35. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)
C36. 修理中 L側終段FET(電界トランジスター)、取り付け用絶縁マイカー、シリコンがカチカチになり取れた。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C37. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)
C41. 修理前 RLモジュール。
C42. 修理前 RLモジュール裏。
C43. 修理後 RLモジュール裏。  TR(トランジスター)交換後軽くラッカーを吹きました。
C51. 修理前 電源基板。
C54. 修理後 電源基板 ヒューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換。 輪ゴムは接着材が硬化するまで固定する。
C55. 修理前 電源基板裏
C552. 修理中 電源基板裏、 半田不良予備軍
C553. 修理中 電源基板裏、 半田不良予備軍2
C56. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする。
C57. 完成電源基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C58. 修理中 絶縁シート。
C61. 修理前 RCA端子
C62. 修理中 RCA端子取り付け穴。
C63. 修理後 RCA端子 WBT RCA端子 WBT−0201
C65. 修理前 入力RCA端子基板
C66. 修理前 入力RCA端子基板裏
C67. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す
                   フイルムコンデンサー2個増設
C68. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る
C71. 修理前 R−SP端子
C72. 修理中  R−SP接続端子穴加工前
C73. 修理中 R−SP接続端子穴加工
C74. 修理(交換)後 R−SP端子、 WBT SP端子 WBT−0702PL
C750. 修理前 R−SP端子裏配線
C75. 修理後 R−SP端子裏配線、WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら
C81. 修理前 L−SP端子
C82. 修理中 L−SP接続端子穴加工前
C83. 修理中 L−SP接続端子穴加工
C84. 修理(交換)後 L−SP端子、 WBT SP端子 WBT−0702PL
C850. 修理前 L−SP端子裏配線
C85. 修理後 R−SP端子裏配線、WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした。理由はこちら
C91. 修理前 電源ケーブル取り付け部
C92. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工前
C93. 修理中 電源ケーブル取り付け部穴加工後
C94. 修理後 電源ケーブル取り付け部
C95. 修理後 電源ケーブル取り付け内部
C96. 修理中 電源ケーブル端末処理。
C97. 修理後 ラグ端子に電源ケーブル取り付。
CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線
CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線
CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線
CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板
CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CB1. 交換した部品
CB2. 交換した部品2
CD1. 修理前 下から見る
CD2. 修理後 下から見る
CD3. 完成 綺麗なお尻で帰ります
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0042%歪み。
              L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0042%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0061%歪み。
               L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0062%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0089%歪み。
               L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0090%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.010%歪み。
              L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0099%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.017%歪み。
             L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.017%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.017%歪み。
               L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.016%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0084%歪み。
               L側SP出力電圧31V=120W出力、 0.0086%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E28. 100kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.022%歪み。
                L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.022%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
               このAMPの特色で、全く落ちない!
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E4. 完成  24時間エージング。 右は「YAMAHA B−1(UC-1付). 7台目
                     9500m112u
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