HMA−9500mkU. 22台目 修理記録
平成16年12月16日到着    平成17年1月21日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません

    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • 憧れのアンプをやっとオークションで手に入れこれからオーディオを楽しもうとしたとたんアンプが故障してしまいました。
    故障の症状ですが右チャンネルの音が段々小さくなり終いには全然音が出なくなりました。

B. 原因
  • 経年変化で各部劣化がです
    終段FET(電界トランジスター)の交換が見られます

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換
    初段FET(電解トランジスター)交換
    RLバイアス/バランスVR交換
    モジュ−ル修理??
    電解コンデンサー交換(オーデオコンデンサー使用)
    WBT SP端子に交換
    WBT RCA端子に交換
    電源コード交換(コード支給)

D. 使用部品
  • SP接続リレー交換                     2個
    初段FET                           2個
    バイアス/バランス半固定VR              6個
    フューズ入り抵抗                      30個
    モジュール修理                       2個
    電解コンデンサー                     31個
    WBT SP端子 WBT−0702PL             2組(定価で工賃込み)
    WBT RCA端子 WBT−0201              1組(定価で工賃込み)
    フイルムコンデンサー                    4個
    電源コード用ブッシュ

E. 調整・測定

F. 修理費  132,500円

G. 納品後 ユーザー様のメール

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A−1. 点検中 下から見る
A−2A. 点検中 底板に電解コンデンサーの液漏れ跡が見られる
A−2B. 点検中 R側ドライブ基盤の液漏れした電解コンデンサー(頭が茶色く汚れている物)
A−3. 点検中  R終段FET周りの埃、左半分は清掃済み
A−4. 点検中  支給のACコード
C. 修理状況
C−1A. 修理前 Rドライブ基板
C−1B. 修理後 Rドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C−1C. 修理前 Rドライブ基板裏
C−1C−1. 修理中 Rドライブ基板裏 半田不良ヶ所(C711Rの所)、熱でフラックスが黄色に変色している
C−1C−2. 修理中 Rドライブ基板裏 電解コンデンサーの足幅が異なるので、穴開けする
C−1D. 修理(半田補正)後 Rドライブ基板裏 半田を全部やり直す 普通はこれで完成
C−1E. 完成Rドライブ基板裏  洗浄後
C−2A. 修理前 Lドライブ基板
C−2B. 修理後 Lドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C−2C. 修理前 Lドライブ基板裏
C−2D. 修理(半田補正)後 Lドライブ基板裏 半田を全部やり直す 普通はこれで完成
C−2E. 完成Lドライブ基板裏  洗浄後
C−3A. 修理前 電源基盤 電解コンデンサーの頭が膨らみ、底板のスリットに当たり、跡が見える
C−3B. 修理後 電源基盤 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換
C−3B−1. 修理後 電源基盤 ジャンパー線のラッピングに半田を浸み込ませる
C−3C. 修理前 電源基盤裏
C−3D. 修理(半田補正)後 電源基盤裏 半田を全部やり直す
C−3E. 完成電源基盤裏  洗浄後
C−3F. 修理中 発振で基板の銅箔が熱を帯び、解けた跡が残る絶縁シート
C41. 修理前 R側SP端子
C42. 修理前 L側SP端子
C43. 修理中 R側SP端子の穴空作業
C44. 修理中 L側SP端子の穴空作業
C45. R側修理後 SP端子
C46. L側修理後 SP端子
C47. 修理後 R側SP端子への接続 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした
                                                  <<理由は此方参照>>
C48. 修理後 R側SP端子への接続 WBTのネジ止めを生かし、ネジ止め接続+半田接続のW配線にした
                                                  <<理由は此方参照>>
C−5A. 修理前 RCA端子
C−5B. 修理後 RCA端子 
C−5C. 修理前 RCA端子基板
C−5D. 修理前 RCA端子基板裏
C−5E. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す
                   フイルムコンデンサー2個交換、2個増設
C−6A. 修理前 R終段FET 片側(多分右)FET(電界トランジスター)交換履歴あり
C−6B. 修理後 R終段FET
C−6C. 修理前 L終段FET 片側(多分左)FET(電界トランジスター)交換履歴あり
C−6D. 修理後 L終段FET
C−7A. 修理後 RLモジュール TR(トランジスター)はマジック塗って有ります
C−7B. 修理中 接点復活材の使用で腐食したSP接続リレー
C−8A. 修理中 古いラッピングも半田を流し込んでおく
C−9A. 交換した部品
C−9B. 使用限界や液漏れした電解コンデンサー
C−AA. 修理前 下から見る
C−AB. 修理後 下から見る
C−AC. 修理後 後ろからWBTの端子郡を見る
            長年お世話に成ったAMP、この位の「ご褒美」は付けて上げても良いのでは?
E. 調整・測定
E−1. 出力/歪み率測定・調整
    <見方>
     下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)
     下中=入力波形(オーデオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計
     上左=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
     上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
     上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力)
E−2A. R側、31V=128W出力 0.02%歪み 1000HZ
E−2B. R側、31V=128W出力 0.015%歪み 400HZ
E−2C. L側、31V=128W出力 0.02%歪み 1000HZ
E−2D. L側、31V=128W出力 0.02%歪み 400HZ
E−3. 完成  24時間エージング、 右は HMA−9500. 15台目
G. 納品後の ユーザー様のメール
今朝、到着いたしました。早速システムに組み込んで 鳴らしてみました。
最初はやや寝ぼけた音でしたが 時間とともにMOSアンプらしい鮮明で見通しの良い音に なってきました。
やはり一時代を築いた素晴らしいアンプです。 最近のアンプにはない目の覚めるような音がします。
この音は往年の音に近いだけでなく以前より良くなってる ような気がいたします。
                       9500mkl1i
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