HMA−9500. 23台目修理
平成19年12月31日到着   平成20年2月21日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    よって、AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理。

B. 原因
  • 経年変化による劣化
    底蓋の凹みによる、Rドライブ基板板割れ

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    初段FET(電界トランジスター)交換。
    バイアス/バランスVR交換。
    全ヒューズ入抵抗交換。
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)。
    配線手直し、補強。
    底蓋の凹みによる、Rドライブ基板板割れ修理。

D. 使用部品
  • SP接続リレー                               2個。
    初段FET(電界トランジスター)                     2個。
    電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)         27個。
    バイアス/バランス半固定VR                      4個。
    ヒューズ入り抵抗                             16個。
    フイルムコンデンサー                           4個。
    電源コード支給                               1個。

E. 調整・測定

F. 修理費   95,000円

G. 参考

S. HITACHI Lo−D HMA−9500 の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A1A. 点検中 底蓋の凹み見る
A1B. 点検中 底蓋の凹み拡大、足が押された
A2A. 点検中 左取手キズ
A2B. 点検中 右取手キズ
A3A. 点検中 下から見る
A3B. 点検中 底板の埃!
A4. 点検中 放熱器の埃! 左は清掃後。
A5. 点検中 使用する電解コンデンサーの比較。 原則電源回りにKZを使用しますが、大きさ・電気性能が異なるので、
                    使用出来ない場所があります
                    左=nichiconKZ、中=nichiconFG(FinGold)、右=nichiconFX(製造中止に付、保守品)
A6A. 点検中 Rドライブ基板
A6B. 点検中 Lドライブ基板
A6C. 点検中 電源基盤
C. 修理状況
C1A. 修理前 Rドライブ基板
C1B. 修理後 Rドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR2個、SP接続リレー交換
            TR(トランジスター)5個、フューズ入り抵抗も全部交換 電解コンデンサー9個交換
C1C. 修理前 Rドライブ基板裏
C1C1. 修理中 Rドライブ基板裏、半田不良ケ所
C1C2. 修理中 Rドライブ基板裏、基板割れ修理(底蓋の凹みによる)
C1D. 修理(半田補正)後 Rドライブ基板裏  全ての半田をやり修す
C1F.完成Rドライブ基板裏 余分なフラックスを取り、洗浄後
C2A. 修理前 Lドライブ基板
C2B. 修理後 Lドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR2個、SP接続リレー交換
            TR(トランジスター)5個、フューズ入り抵抗も全部交換 電解コンデンサー9個交換
C2C. 修理前 Lドライブ基板裏
C2D. 修理(半田補正)後 Lドライブ基板裏  全ての半田をやり修す
C2F. 完成Lドライブ基板裏 余分なフラックスを取り、洗浄後
C3A. 修理前 R側 終段FET(電界トランジスター)
C3A1. 修理前 R側 終段FET(電界トランジスター)のマイカー板電極穴が大きくなっている。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C3B. 修理後 R側 終段FET(電界トランジスター)
C3C. 修理前 L側 終段FET(電界トランジスター)
C3D. 修理後 L側 終段FET(電界トランジスター)
C4A. 修理前 電源基盤
C4B. 修理後 電源基盤 電解コンデンサー9個、フューズ入り抵抗交換、フイルムコンデンサー4個追加
C4C. 修理前 電源基盤裏
C4C1. 修理中 電源基盤裏、電源回路のパス・コンのリード線の絶縁は2重にする。
C4D. 修理(半田補正)後 電源基盤裏 全ての半田をやり修す
C4F. 完成電源基盤裏 洗浄後
C4G. 電源基盤絶縁シート
C5D. 修理前 入力RCA端子基盤裏
C5E. 修理(半田補正)中 修理後 入力RCA端子基盤裏、 フイルムコンデンサー2個交換、2個追加
C5F. 完成入力RCA端子基盤裏、洗浄後
C7A. 修理前 R基板ラッピング
C7B. 修理後 R基板ラッピング ハンダを浸み込ませる
C7C. 修理前 L基板ラッピング
C7D. 修理後 L基板ラッピング ハンダを浸み込ませる
C7E. 修理前 電源基板R側ラッピング
C7F. 修理後 電源基板R側ラッピング ハンダを浸み込ませる
C7G. 修理前 電源基板L側ラッピング
C7H. 修理後 電源基板L側ラッピング ハンダを浸み込ませる
C8A. 修理(清掃)前 R側終段FET(電界トランジスター)放熱器
C8B. 修理(清掃)後 R側終段FET(電界トランジスター)放熱器
C8C. 修理(清掃)前 L側終段FET(電界トランジスター)放熱器
C8D. 修理(清掃)前 L側終段FET(電界トランジスター)放熱器
C9A. 修理前 底蓋の凹み
C9B. 修理後 底蓋の凹み
CAA. 交換した部品
CAB. 交換した部品 電解コンデンサーが熱のため、頭はOKでも、尻のビニールが剥けた。
CBA. 修理前 下から見る
CBB. 修理後 下から見る
E. 調整・測定
E1. 出力/歪み率測定・調整
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SP出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下段中右上=周波数計
   上段左端 電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定
E2A. R側SP出力=32V=128W出力 0.01%歪み 1000HZ
           終段FET(電解トランジスター)が元気なのでこの結果です。 多分プロテクトの作動回数が少ないしょう?
E2B. R側SP出力=32V=128W出力 0.02%歪み 400HZ
E3A. L側SP出力=32V=128W出力 0.02%歪み 1000HZ
           終段FET(電解トランジスター)が元気なのでこの結果です。 多分プロテクトの作動回数が少ないしょう?
E3B. L側SP出力=32V=128W出力 0.02%歪み 400HZ
E4. 24時間エージング。 右は HMA−9500. 24台目
G. 参考。 このHMA−9500は前期型。 後期型はこちら
                       ha9500n1r
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