LUX KMQ−80 3台目修理記録  
    梱包の様子はこちら       平成21年10月8日到着  平成23年9月26日完成
寸評
   このAMPは終段6336Aと12BH7Aが直結になっています。
   12BH7Aが不良になると終段6336Aのバイアス異常が起き終段6336Aが死にます、
   よって、12BH7Aへの配慮も十分して下さい。
A. 修理前の状況
  • オークションで購入し、電源入らず。
    回路改造あり。
    左右出力トランス、オイル漏れあり。
    左右出力トランスのカソード巻き線(NFB巻き線)に、軽い相間(巻線間)短絡があり出力が伸びませんが、通常使用には問題有りません。


T. バラック修理後測定「6336A使用」

S. バラック修理後測定「6336B使用」

B. 症状、原因
  • 真空管劣化、抵抗焼損及び劣化
    結合コンデンサ−容量抜け
    自己バイアスに変更してある。
    12BH7が回路から外して有り、ドライブ不足で歪み多い(出力出ない)。


U. TubeTester HickokTV−2C/Uによる付属真空管測定
V. TubeTester HickokTV−2C/Uによる予備真空管測定
C. 修理状況
  • 結合コンデンサ−交換。
    配線手直し、補強。
    経年劣化による各部ハンダ補正。
    真空管ソケット交換。
    6336A,12BH7A回り、ソリッド抵抗交換。
    プロテクト回路リレー交換。


D. 使用部品
  • 6336A用GTソケット(テフロン製金メッキ)     2個。
    12BH7A用MTソケット(タイト製金メッキ)    2個。
    6AQ8/6267用基板用MTソケット         4個。
    メタライズド・フィルムコンデンサ−          14個。
    抵抗                             4個。
    電解コンデンサ−                    9個。
    半固定VR                        1個。
    電源コンデンサ−増量                4個。
    整流ダイオ−ド                     8個。
    リレー                           1個。
    真空管 「6336A・6AQ8・6267」支給 。


E. 調整・測定

F. 修理費   100,000円    オーバーホール修理。
                       3台目からの、お馴染みさん価格。
                       真空管別途。


S. LUX KMQ 80 の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 梱包見る、真空管の保護が有りません!
A12. 梱包見る、発砲スチロールで両脇を押さえ、真空管を保護する。
A13. 梱包見る、SP接続端子やRCA端子の保護が有りません!
A14. 梱包見る、発砲スチロールで周囲を押さえ、SP接続端子やRCA端子の保護する。
A20. 点検中 前から見る
A21. 点検中 前左から見る
A22. 点検中 後左から見る
A23. 点検中 後から見る
A24. 点検中 後右から見る
A25. 点検中 前右から見る
A26. 点検中 上から見る
A31. 点検中 真空管を外し、上から見る
A32. 点検中 真空管ソケット見る
A322. 点検中 真空管ソケット見る。
           テフロン製金メッキ9ピンソケットは取り付け穴径が大きく、シャシの加工が必用なので、
           ユーザー選択で、通常の植え付けタイト製金メッキ9ピンソケットを取り付ける。
A33. 点検中 出力管「6336B」が使用する、テフロン製USソケット、6ツ割になっている。中国製?
A41. 点検中 下から見る
A42. 点検中 LAXMANでの修理履歴、2004.11.08.25
A43. 点検中 LAXMANでの修理履歴、1991.4.10.K
A44. 点検中 LAXMANでの修理履歴、1987.1.14.26
A45. 点検中 SP接続端子が交換されている、修理後ユーザーが交換するのでこのまま。
A46. 点検中 SP接続端子の内側。
A51. 点検中 下蓋を外し、下から見る
A52. 点検中 「終段出力真空管6336」を自己バイアス動作に変更してある
A53. 点検中 12BH7は不使用
A54. 点検中 前段AMP基板から出力真空管6336への配線。 今にも取れそう。有鉛半田と無鉛半田の混在は不可!
A55. 点検中 「終段出力真空管6336」の供給電源整流回路。 あまり意味の無いダイオードのパラ接続!
A56. 点検中 右側出力トランスの液漏れ。配線、止めネジ、配線バインドまで付着しているので、かなりの流出量と思われる。
A57. 点検中 左側出力トランスの液漏れ。綺麗に拭き取っているが、配線、止めネジ、配線バインドまで付着しているので、かなりの流出量と思われる。
A58. 点検中 チョークトランスの液漏れ。流出量は不明?
A61. 点検中 「終段出力真空管6336A」を見る。 ゲーターが薄く中が見える!
A62. 点検中 「終段出力真空管6336A」と「終段出力真空管6336B」の比較。
          上=「6336A」
          下=「6336B」大きな違いは、プレートの厚み!
A63. 点検中 「終段出力真空管6336A」の重量測定。 2本で117g。
A64. 点検中 「終段出力真空管6336A」の重量測定。 2本で220g。
T. バラック修理後測定「6336A使用」。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中央 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル表示)。
   上段左端 交流電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 交流電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形表示、 赤表示=R出力、黄色表示=L出力。(実際にはRL交流電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
T21. R側SP出力電圧6V=4.5W 歪み率5%(10%レンジ) at=1000HZ
T22. L側SP出力電圧5.5V=3.7W 歪み率4%(10%レンジ) at=1000HZ
T23. R側SP出力電圧6V=4.5W 歪み率5%(10%レンジ) at=400HZ
T24. L側SP出力電圧6V=4.5W 歪み率4%(10%レンジ) at=400HZ
S. バラック修理後測定「6336B及びECC85、EF86使用」。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
S1. 出力・歪み率測定
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中央 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル表示)。
   上段左端 交流電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 交流電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形表示、 赤表示=R出力、黄色表示=L出力。(実際にはRL交流電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
S21. R側SP出力電圧6.6V=5.4W 歪み率5%(10%レンジ) at=1000HZ
S22. L側SP出力電圧6.3V=4.9W 歪み率5%(10%レンジ) at=1000HZ
S23. R側SP出力電圧6.6V=5.4W 歪み率6%(10%レンジ) at=400HZ
S24. L側SP出力電圧6.3V=4.9W 歪み率5%(10%レンジ) at=400HZ
U. TubeTester HickokTV−2C/Uによる付属真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
U1. 付属真空管 「6336A」、上から1.2本。
    真空管ハンドブック(規格表)の、
   6336A相互コンダクタンス=8−14000μmho「Ep=190V、IP=170−200mA、Rk=200Ω」、
    オーディオ用真空管マニアルより。
   6336A相互コンダクタンス=13500μmho「Ep=190V、IP=170−200mA、Rk=200Ω」、
   RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1995世界の真空管カタログより。
                       フィラメント電流が足らず、測定不可能。
U2. 付属真空管、左から  12BH7 1、2本目。 「6AQ8(ECC85)」1.2本目。  6267 1.2本目。
       真空管ハンドブック(規格表)の、
       12BH7相互コンダクタンス=3100μmho「Ep=250V、Ip=11.5mA、Eg1=−10.5V」
       6267相互コンダクタンス=2000μmho、「Ep=250V、Ip=3mA、Esg=140V、Eg1=−2V」。
       6AQ8相互コンダクタンス=5900μmho、「Ep=250V、Ip=10mA、Eg1=−2.3V」。
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
U211. 付属真空管  12BH7 1本目、ユニット1測定。 Gm=3200μmho、Ip=13.5mA。
      測定条件、「Ep=250V、Eg1=−10.5V」、Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定。
U212. 付属真空管  12BH7 1本目、ユニット2測定。 Gm=3320μmho、Ip=14.5mA。
U221. 付属真空管  12BH7 2本目、ユニット1測定。 Gm=3400μmho、Ip=15mA。
U222. 付属真空管  12BH7 2本目、ユニット2測定。 Gm=3400μmho、Ip=16mA。
U231. 付属真空管 6AQ8 1本目ユニット1。 Gm測定=7000μmho、IP=11.3mA。
      測定条件、「Ep=250V、Eg1=−2.3V」、Cレンジ=7500μmhoレンジでの測定。
U232. 付属真空管 6AQ8 1本目ユニット2。 Gm測定=7150μmho、IP=11.6mA。
U241. 付属真空管 6AQ8 2本目ユニット1。 Gm測定=5700μmho、IP=10mA。
U242. 付属真空管 6AQ8 2本目ユニット2。 Gm測定=6500μmho、IP=12mA。
U301. 付属真空管、 6267 上から1.2本目。
U302. 付属真空管、 6267 右から1.2本目。
U31. 付属真空管 6267 1本目。 Gm測定=1260μmho、IP=1.9mA。
     測定条件、「Ep=250V、Esg=140V、Eg1=−2V」。Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
U32. 付属真空管 6267 2本目。 Gm測定=1200μmho、IP=1.9mA。
V. TubeTester HickokTV−2C/Uによる予備真空管測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
V1. 予備真空管 「6336B」。 左から1.2.3.4本目。
   真空管ハンドブック(規格表)の、
   6336A相互コンダクタンス=8−14000μmho「Ep=190V、IP=170−200mA、Rk=200Ω」、
   オーディオ用真空管マニアルより。
   6336A相互コンダクタンス=13500μmho「Ep=190V、IP=170−200mA、Rk=200Ω」、
   RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1995世界の真空管カタログより。
                       フィラメント電流が足らず、測定不可能。
V2. 予備真空管。 左から1本目「EF86(6267)」、「ECC85」(6AQ8)。
       真空管ハンドブック(規格表)の、
       EF86(6267)相互コンダクタンス=2000μmho、
                 「Ep=250V、Ip=3mA、Esg=140V、Eg1=−2V」。
       ECC85(6AQ8)相互コンダクタンス=5900μmho、「Ep=250V、Ip=10mA、Eg1=−2.3V」。
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
V21. 付属真空管「EF86」1本目。 Gm測定=2300μmho、IP=3.1mA。
     測定条件、「Ep=250V、Esg=140V、Eg1=−2V」、Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定。
V22. 付属真空管「EF86」2本目。 Gm測定=2100μmho、IP=3.3mA。
V311. 付属真空管「ECC85(6AQ8)」1本目ユニット1。 Gm測定=5360μmho、IP=11.5mA。
      測定条件、「Ep=225V、Eg1=−2.3V」、Cレンジ=6000μmhoレンジでの測定。
V312. 付属真空管「ECC85(6AQ8)」1本目ユニット2。 Gm測定=5360μmho、IP=11.5mA。
V321. 付属真空管「ECC85(6AQ8)」2本目ユニット1。 Gm測定=5400μmho、IP=11.7mA。
V322. 付属真空管「ECC85(6AQ8)」2本目ユニット1。 Gm測定=5280μmho、IP=11.5mA。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 整流・プロテクト基板
C112. 修理前 整流・プロテクト基板。前回の修理でのコンデンサー交換。基板を取り外すのが面倒なので継ぎ足し半田。
C12. 修理後 整流・プロテクト基板。 電解コンデンサー4個、ダイオード10個交換
C13. 完成整流・プロテクト基板。 洗浄後防湿材を塗る。
C14. 修理前 整流・プロテクト基板裏
C15. 修理(半田補正)後 整流・プロテクト基板裏。 半田を全部やり直す。
C16. 完成整流・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 プロテクトリレー基板。 数個の部品が外されている。
C22. 修理後 プロテクトリレー基板。
                     電解コンデンサー2個、ダイオード2個、リレー1個、半固定VR交換
C23. 修理前 プロテクトリレー基板裏。 数個の部品が外されている。
C24. 修理(半田補正)後 プロテクトリレー基板裏。 半田を全部やり直す。
C25. 完成プロテクトリレー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 前段AMP基板
C32. 修理後 前段AMP基板。 電解コンデンサー2個フイルムコンデンサー10個、抵抗12個交換
C33. 完成前段AMP基板。防湿材を塗る。
C34. 修理前 前段AMP基板裏
C342. 修理中 前段AMP基板裏。変更配線部分。
C343. 修理中 前段AMP基板裏。MT9ピンソケットを交換するとき、銅箔はく離をして、補修配線部分。
C344. 修理中 前段AMP基板裏。MT9ピンソケットを取り外した。
C345. 修理中 前段AMP基板裏。銅箔はく離をしている部分。
C346. 修理中 前段AMP基板裏。銅箔はく離を補修完了。
C35. 修理中 前段AMP基板裏。MT9ピンソケット4個交換、 ジャンク真空管でピンを固定して取り付ける。
C352. 修理中 前段AMP基板裏。 MT9ピンソケット4個交換、 ジャンク真空管でピンを固定して取り付ける。
C353. 修理(半田補正)後 前段AMP基板裏。 MT9ピンソケット4個交換。 半田を全部やり直す。
C36. 完成前段AMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 6336A・12BH7周辺の配線
C42. 修理後 6336A・12BH7周辺の配線
C51. 修理前 ブロック電解コンデンサー回り配線
C52. 修理後 ブロック電解コンデンサー回り配線。整流ダイオード4本交換、フイルムコンデンサー追加。
C522. 修理中 配線中はソケットピンを固定する為、ジャンク真空管を挿入する。
C61. 修理中 ブロック電解コンデンサー容量測定。6336プレート電圧平滑用=330μ/350V、大分絶縁が低下している。
           取りあえずはOKでしょうが、将来液漏れか、容量低下になる。
C62. 修理中 ブロック電解コンデンサー容量測定。6336プレート電圧平滑用2=330μ/350V、大分絶縁が低下している。
            取りあえずはOKでしょうが、将来液漏れか、容量低下になる。
C63. 修理中 ブロック電解コンデンサー容量測定。6336バイアス電圧平滑用=(100μ/350V)×2、大分容量低下している。
C64. 修理中 ブロック電解コンデンサー容量測定。6336バイアス電圧平滑用=(100μ/350V)×2、大分絶縁が低下している。
            取りあえずはOKでしょうが、将来液漏れか、容量低下になる。
C71. 修理前 真空管6336A、12BH7のソケット
C72. 修理(交換)後 真空管6336A、12BH7のソケット
C81. 交換部品
C82. 交換部品2
C83. 交換部品、取り外した、自作自己バイアス回路抵抗。
C84. 交換部品、取り外した、自作自己バイアス回路抵抗、抵抗とアルミニューム板の間にはシリコングリス使用。
C85. 交換部品、プロテクトリレー、 接点ヒンジが焼けている! ケースにもアークの黒煙後がある。
C86. 交換部品、プロテクトリレー、接点が焼損している!
C91. 修理前 上から見る
C92. 修理後 上から見る
C93. 修理後 上から見る
C94. 修理前 下から見る
C95. 修理後 下から見る
C96. 完成
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
          VP−7723Bで増幅された物を分析していますので、レベルは相対的比較です。
          よって、測定条件が変わる場合は比較検討は無意味です
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「Tektronix TDS−2024(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A
E21. R側SP出力電圧12V=18W出力、 1.9%歪み、 50HZ。
     L側SP出力電圧14V=25W出力、 1.8%歪み、 50HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
     RL出力トランスのカソード巻き線(NFB巻き線)に、軽い相間(巻線間)短絡があり出力が伸びませんが、通常使用には問題有りません。
E22. R側SP出力電圧15V=28W出力、 2.4%歪み、 100HZ。
     L側SP出力電圧15V=28W出力、 1.9%歪み、 100HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E23. R側SP出力電圧15V=28W出力、 1.9%歪み、 500HZ。
     L側SP出力電圧15V=28W出力、 1.2%歪み、 500HZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. R側SP出力電圧15V=28W出力、 1.9%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧15V=28W出力、 1.2%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. R側SP出力電圧15V=28W出力、 1.9%歪み、 5kHZ。
     L側SP出力電圧15V=28W出力、 1.5%歪み、 5kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. R側SP出力電圧39V=14W出力、 3.2%歪み、 50kHZ。
     L側SP出力電圧29V=14W出力、 3.2%歪み、 50kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1000kHz。
E31. R側SP出力電圧1V=0.13W出力、 0.1%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧1V=0.13W出力、 0.5%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E32. R側SP出力電圧5V=3.1W出力、 0.9%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧5V=3.1W出力、 1.1%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E33. R側SP出力電圧10V=13W出力、 1.1%歪み、 1kHZ。
     L側SP出力電圧10V=13W出力、 1.1%歪み、 1kHZ。
     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. 残留ノイズ測定。
     R側SP出力電圧=0.19mV。
     L側SP出力電圧=0.35mV。
E51. 「6336B」 バイアス調整、深めで十分(電流値Ip=40mA)。
E52. 「6336B」 バイアス調整反対側、深めで十分(電流値Ip=40mA)。
E53. 「6336B」 DCバランス調整、 左テスター=左6336B、右テスター=右6336B、。
E6. 測定に使用した、electoro−harmonixの 6AQ8  と 12BH7 。
E7. 実働試験後引き続き、24時間エ−ジング開始、 右は QUAD−405. 11台目
S.LUX KMQ 80 の仕様(マニアルより) 
型式 管球式パワーアンプキット  KMQ 80
回路方式 クロスシャントPP回路
連続実効出力 40W/40W(8Ω、両ch動作)
全高調波歪率 1%以下(40W/40W、1kHz)、 0.5%以下(30W/30W、1kHz)
周波数特性 10Hz〜50kHz -1dB以内
入力感度 約800mV(8Ω、40W)
入力インピーダンス 約82kΩ
残留雑音 1mV以下
ダンピングファクター 15(8Ω負荷)
負荷インピーダンス 4Ω、8Ω、16Ω
付属装置 動作チェック用チップジャック、 入力レベルセット
使用真空管 終段出力真空管=6336A×2
12BH7A×2、 6AQ8×2、 6267×2
使用半導体 ダイオード=S3G80Z×4、 RA1B×11、 S1R60×4、 KB169×1、 KB265×1。
サイリスタ=N13T1×1、 SF3G14×1、 2SF658×1。
消費電力(電源電圧 100V) 250W(最大出力時350W)
外形寸法 幅435×高さ165×奥行260mm
重量 17kg
別売 ボンネット B-80(\6,000)、 アッセンブリマニュアル(\2,500)
                  mq80-33m
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