KENWOOD L−02a. 17台目修理
トレイ駆動装置のベルトを製作いたしました。 交換できる人に料布します。 1本1000円送料別
注意
  • 接続する機器のDC漏れが無い事が確実以外は、「DC−SubSonic」の位置で使用の事。  「ここ参照
    「Straight−DC」の位置は使用しない。
  • 純正品の「Σ(シグマ)ケーブル」使用以外の、Σ(シグマ)ドライブ接続は、十分理解した上で行う事。
  • 長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
平成27年2月14日到着   3月21日完成
A. 修理前の状況
  • 団塊の世代生まれ(65歳)で、 転職&転居し、故郷に帰り、もうすぐ4年になります。
    植木屋が「自分の好きに庭を造らして欲しい」と言うので、作り ましたが、まあまあのレベルだと思ったので、庭を見ながら音楽 を聴こうと思い、1985年ころから中断していたステレオの趣味を 再開しました。
    • スピーカーは、DIATONE DS-1000HR、DS-10000 Clavier x2台 PIONEER S-955V、S-933 YAMAHA NS-1000(黒檀)などです。全て、東京立川市の株)ロ**企画でチュ−ンアップ されたものです。
    • アンプは主にLUXMANを使っています。
      C-06α(3台)、M-06α(4台)、C-07E L-570、L-570Zs、 Aurex SY-Λ88U(2台) などが現在残っています。
      LUXMANのアンプは順次、オーバーホールをしています。
    DIATONE DS-1000HRに試み にKENWOOD L-03Aを繋いだところ、非常に良い音でした。
    しかし あまり使わないうちに、音が出なくなり、昨年8月修理をお願いしていますが 、今だ、予定が立たないようです。KENWOOD に行っているそうです。
    ヤフオクを見ていると、L-02Aが出品 されており、下記のアンプ L-02aを 落札しました。



T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 他経年劣化
    オーバーホール修理依頼。

C. 本体修理状況

P. 電源修理状況

D. 使用部品
  • SP出力端子                  4個。
    SP出力リレー                  2個。
    ドライブ基板のFET               2個。
    制御リレー                    17個。
    電解コンデンサー(ミュ−ズ)         76個。
    フイルムコンデンサー              6個。
    半固定VR                     6個。
    抵抗                         8個。
    操作トレイ駆動ベルト。
    テフロン絶縁RCA端子            8組16個。
    WBT−0201 RCA端子           1組2個。
    WBT−0705Ag SP接続端子       1組4個。

E. 調整・測定

F. 修理費   190,200円   オーバーホール修理

S. KENWOOD L−02a の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A132. 点検中 後から見る、 紛失しがちなコネクターハンガー(ストッパー)が付いている。
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A252. 点検中 下から見る、 1999年3月15日修理。
A253. 点検中 下蓋を取り下から見る。下端子台への2本の配線位置が異なる!
A254. 点検中 下蓋を取り下から見る、 AUX入力のケーブルを噛んでいる。
A27. 点検中 上下蓋、AUX−RCA端子版を取り、下から見る
A29. 点検中 下蓋裏の埃。
A31. 点検中 SP接続端子。
A312. 点検中 交換出来るSP接続端子の検討。右の2種類が選択可能。
           WBT製品左2ヶWBT−0735 WBT−0730PLは軸が放熱器に当たる。
A313. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 左=WBT−0710、右=WBT−0705 が使用可能。
A314. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 サンドイッチスペードWBT−0681が使用可能。
                   写真ではWBT−0705Cu ですが、 ユーザーはWBT−0705Ag 選択。
A315. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 電源と合体した場合、バナナプラグは使用出来ない。
A316. 点検中 交換出来るSP接続端子の検討。 ユーザー選択は、下記の様に成りますした。 
A32. 点検中 入出力 RCA端子郡
A33. 点検中 AUX入力RCA端子
A34. 点検中 プリ出力RCA端子
A41. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A42. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A43. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A51. 点検中 電源部・前右から見る
A52. 点検中 電源部・後左から見る
A53. 点検中 電源部・上から見る
A54. 点検中 電源部・上蓋を取り上から見る
A61. 点検中 電源部・下前左から見る
A62. 点検中 電源部・下後右から見る
A63. 点検中 電源部・下から見る
A632. 点検中 電源部・下から見る、 カバーの曲がり。
A71. 点検中 電源部・上蓋を取り前から見る
A81. 点検中 交換する電源投入リレーの比較。
                 左=付いている物(1a=10A)、 右=交換する物で、2倍の容量を持つ(2a=10A×2)
                 パラ(W)接点となり、片側がアークを引き受けるので、もう片方は接点消耗が無に近い
                 但し、足数が増すので、基板の加工が必要となる。
A82. 点検中 交換するSP接続リレーの比較。
  • 仕様書から 定格出力 170W(8Ω)の時の電流は4.58Aが流れる、電圧は36.64V。
            定格出力 250W(4Ω)の時の電流は7.94Aが流れる、電圧は31.76V。
            左=付いている物(2a=5A×2)、 右=交換する物で、2倍の容量を持つ(2a=10A×2)
            パラ(W)接点となり、片側がアークを引き受けるので、もう片方は接点消耗が無に近い
            但し、足数が増すので、基板の加工が必要となる。
            純正回路では、片側2個リレー使用、接点をシリーズ(直列)接続して、遮断電圧を増している?
            接続リレーでは、遮断電圧は十分で不足するのは遮断電流。
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. Tuner_1kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 1.30%歪み。
                 L側SP出力電圧33V=136W出力、 1.31%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. Tuner_10kHz入力、R側SP出力電圧30V=113W出力、 1.13%歪み。
                   L側SP出力電圧30V=113W出力、 1.73%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T4. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧16V=32W出力、 1.169%歪み。
                L側SP出力電圧16V=32W出力、 5.19%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
C. 本体修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 基板を取り外し、清掃後。
C11. 修理前 終段TR(トランジスター)
C12. 修理前 終段TR(トランジスター)取付基板。
C13. 修理(半田補正)中 終段TR(トランジスター)取付基板。 全ての半田をやり直す。
C14. 完成終段TR(トランジスター)取付基板 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 終段・プロテクト基板
C22. 修理後 終段・プロテクト基板 リレー5個、電解コンデンサー14個交換
            使用されているSP接続リレーは同型が市場に無いので、物理的・電気的に、適当な物に交換する
            基板加工が必要ですが、使用した物は、接点容量は4倍(20A)になる。
C23. 修理前 終段・プロテクト基板裏
C24. 修理(半田補正)後 終段・プロテクト基板裏。 全ての半田をやり直す。
C25.完成終段基板 終段・プロテクト基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C27. 修理後 絶縁紙。 前回の修理で取り付けるのを忘れたのか付属しないので、製作する。
C31. 修理前 ドライブAMP基板
C32. 修理後 ドライブAMP基板
           半固定VR4個、リレー1個、FET2個、電解コンデンサー16個交換、フイルムコンデンサー2個追加
C322. 修理中 ドライブAMP基板、 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C323. 修理中 ドライブAMP基板、 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C33. 修理前 ドライブAMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 ドライブAMP基板裏、 フイルムコンデンサー2個追加。 全ての半田をやり直す。
C35. 完成ドライブAMP基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 SW(switch)コントロール基板、 リレーが5個交換されている。
C42. 修理後 SWコントロール基板 リレー7個、電解コンデンサー22個交換
C43. 修理前 SWコントロール基板裏
C44. 修理(半田補正)後 SWコントロール基板裏。 全ての半田をやり直す。
C45. 完成SWコントロール基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 リレーが1個交換されている。
C513. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 トルエン溶媒の接着剤。
C514. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C515. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 トルエン溶媒の接着剤2。
C516. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 トルエン溶媒の接着剤2を取り去り、コートを塗布後。
C52. 修理後 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板 リレー1個、半固定VR2個、電解コンデンサー20個交換
C53. 修理前 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏
C54. 修理(半田補正)後 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏、コンデンサー6個追加。全ての半田をやり直す。
C55. 完成EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 入力RCA端子基板、 リレーが8個交換されている。
C62. 修理後 入力RCA端子基板 リレー8個、電解コンデンサー1個交換
C63. 完成入力RCA端子基板 洗浄後防湿材を塗る。
C64. 修理前 入力RCA端子基板裏
C642. 修理中 入力RCA端子基板。 接点復活材の多量使用でベタベタ!
C643. 修理中 入力RCA端子基板裏。 接点復活材の多量使用でベタベタ!
C65. 修理(半田補正)後 入力RCA端子基板裏。 全ての半田をやり直す。
C66. 完成入力RCA端子基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C67. 修理前 入出力 RCA端子郡
C68. 修理(交換)後 入出力 RCA端子郡。
       RCA端子(テフロン絶縁)6組12個交換、TUNERをWBT−0201に交換。
C69. 修理前 プリAMP出力RCA端子
C6A. 修理(交換)後 プリAMP出力RCA端子
C6B. 修理前 AUX入力RCA端子
C6C. 修理(交換)後 AUX入力RCA端子
C71. 修理前 VR基板
C712. 修理中 パネル裏。 多量の接点復活材の使用でベタベタ。 左はバランスVR。
C72. 修理前 VR基板裏。 
C73. 修理(半田補正)後  VR基板裏。 全ての半田をやり直す。
C74. 完成VR基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C75. VR点検中、カシメ構造なのでこれまで。 多量の接点復活材の使用でベタベタ。
             これだけ多用すると、軸のグリスを溶け込み、接点の上に皮膜となる。
C81. 修理前 バランスVR基板
C82. 修理中 バランスVR基板。 分解中。
C83. 修理中 バランスVR基板。 分解し、清掃中。
C84. 修理前 バランスVR基板裏
C85. 修理(半田補正)後 バランスVR基板裏。 抵抗2個追加。 全ての半田をやり直す。
C86. 完成バランスVR基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 入力SW基板
C92. 修理前 入力SW基板裏
C93. 修理(半田補正)後 入力SW基板裏。 全ての半田をやり直す。
C94. 完成入力SW基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 整流基板
CA2. 修理前 整流基板裏
CA3. 修理(半田補正)後 整流基板裏、 フイルムコンデンサー8個追加。 全ての半田をやり直す。
CA4.完成整流基板裏 洗浄後
CB1. 修理前 SP端子
CB3. 修理(交換)後 SP端子、出力端子交換、 半分WBT−0705Ag使用。
CC1. 修理前 トレイ駆動装置。 ベルトが少し伸びている。
CC2. 修理後 トレイ駆動装置。 ベルト交換する。
CD1. 修理前 照明・LED基板
CD2. 修理後 照明・LED基板。 ムギ球交換。
CD3. 修理前 照明・LED基板裏
CD4. 修理(半田補正)後 照明・LED基板裏。 全ての半田をやり直す。
CD5. 完成照明・LED基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 トレー操作基板
CE2. 修理後 トレー操作基板 電解コンデンサー6個交換
CE3. 修理前 トレー操作基板裏
CE4. 修理(半田補正)後 トレー操作基板裏。 全ての半田をやり直す。
CE5. 完成トレー操作基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理中 前パネル清掃
CF2. 修理中 トレー操作パネル清掃
CF3. 修理中 AUX入力のケーブルを噛んでいる。
CF4. 修理後 AUX入力のケーブル処理。
CF5. 修理後 ヘッドホーン出力ケーブル処理。
CG1. 交換部品
CG2. 交換部品2
CH1. 修理前 上から見る
CH2. 修理後 上から見る
CH3. 修理前 下から見る
CH4. 修理後 下から見る
CH5. 完成、 後から見る
P. 電源修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
P11. 修理前 電源部、 上から見る。
P12. 修理後 電源部、 上から見る。
P13. 修理前 電源部、前から見る。
P14. 修理後 電源部、前から見る。
P2. 修理前 電源部基板 
P22. 修理中 電源部基板、 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
P23. 修理中 電源部基板、 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
P3. 修理後 電源部基板 電解コンデンサー6個、リレー1個、整流ブリッジ交換
P32. 修理前 電源部基板ラッピングその1
P33. 修理後 電源部基板ラッピングその1 ハンダを浸み込ませる
P34. 修理前 電源部基板ラッピングその2
P35. 修理後 電源部基板ラッピングその2 ハンダを浸み込ませる
P36. 修理前 電源部基板ラッピングその3
P37. 修理後 電源部基板ラッピングその3 ハンダを浸み込ませる
P4. 修理前 電源部基板裏
P5. 修理(半田補正)後 電源部基板裏。 全ての半田をやり直す。
P6. 完成電源部基板裏 洗浄後防湿材を塗る。
P71. 修理前 ケーブル・コネクター点検
P72. 修理前 ケーブル・コネクター点検、反対側。
P73. 修理後 ケーブル・コネクター、 コードを押し込み接着する
P74. 修理後 ケーブル・コネクター、 コードを押し込み接着する、反対側。
P75. 修理前 ケーブル・コネクター、 カバー凹み。
P76. 修理後 ケーブル・コネクター、 カバー凹み。
P8. 修理前 電源部・カバーの曲がり。
P9. 修理後 電源部・カバーの曲がり。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. AUX_50Hz入力、R側SP出力電圧39V=190W、 0.0104%歪み。
                 L側SP出力電圧40V=200W、 0.0103%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX_100Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0093%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0093%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX_500Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0047%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0046%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX_1kHz入力、R側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0056%歪み。
                  L側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0054%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. AUX_5kHz入力、R側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0148%歪み。
                 L側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0171%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. AUX_10kHz入力、R側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0168%歪み。
                   L側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0184%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX_50kHz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0106%歪み。
                   L側SP出力電圧37V=171W出力、 0.0138%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0049%歪み。
                L側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0048%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0099%歪み。
                  L側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0094%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E33. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0143%歪み。
                  L側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0147%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0159%歪み。
                 L側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0163%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧39V=190W出力、 0.0238%歪み。
                 L側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0185%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0222%歪み。
                  L側SP出力電圧38V=180W出力、 0.0288%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM_50kHz入力、R側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0253%歪み。
                  L側SP出力電圧32V=128W出力、 0.0254%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E4. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E5. 24時間エージング、 左は 「KENWOOD L−02a. 16台目
S. KENWOOD L−02a  の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 DLD(ダイナミック・リニアドライブ)サーキット・インテグレーテッドアンプ L02A
定格出力(両ch動作) 170W+170W(8Ω、20Hz〜20kHz)
250W+250W(4Ω、1kHz、THD 0.003%)
ダイナミックパワー 390W+390W(4Ω)
250W+250W(8Ω)
全高調波歪率 TUNER・AUX・TAPE→SP端子。
    定格出力時  20Hz〜20kHz(8Ω)=0.003%。
    1/2定格出力時 20Hz〜20kHz(8Ω)=0.003%
PHONO→SP端子(Vol−20dB)
    定格出力時  20Hz〜20kHz=0.004%
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) Tuner、Aux、Tape→SP端子:0.003%(8Ω)
周波数特性(Tuner、Aux、Tape→SP端子) DC〜400kHz -3dB
SN比(IHF-A、定格出力時、SP端子) Phono MM=91dB以上
Phono MC=73dB以上
Tuner、Aux、Tpae=110dB以上
サブソニックフィルター 18Hz、6dB/oct
ラウドネスコントロール(Volume-30dB) 30Hz〜100Hz連続可変
+3dB/+6dB/+9dB
ダンピングファクター(55Hz、8Ω) 10,000以上
ライズタイム 0.9μs
スルーレート ±150V/μs
入力感度/インピーダンス(定格出力時、SP端子) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=0.1mV/100Ω
Tuner、Aux、Tape=150mV/30kΩ
Phono最大許容入力(1kHz、歪率0.0007%) MM=350mV
MC=15mV
Phono RIAA偏差 20Hz〜20kHz ±0.2dB
出力レベル/インピーダンス Tape rec(pin)=150mV/430Ω
Pre out(最大出力)=2V/600Ω
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 420W
電源コンセント 電源スイッチ連動=2系統、250W
電源スイッチ非連動=1系統、500W
外形寸法 本体=幅480×高さ183×奥行343mm
電源部=幅480×高さ181×奥行163mm
ドッキング時=幅480×高さ183×奥行482mm
重量 本体=約17.5kg
電源部=約17kg
ドッキング時=約34.5kg
価格 55万円(1982年発売)
特色。
  • 新開発のMM・MC入力差替えイコライザーアンプ。
  • アンプの入力波形=スピーカーのドライブ波形。
  • スピーカーの入力端子までを保証するΣドライブ。
  • 低インピーダンス負荷にもすぐれたドライブ能力を示すダイナミック・パワーサプライ。
  • 大容量電源部。
  • 初段にデュアルFETを使ったDCパワーアンプ。
  • 各ステージを完全シールド、相互干渉を防いだシャーシ構造。
  • 鳴きを抑えた重量級設計。
  • Σドライブ理論にそった独自の回路設計。
  • 着脱可能なセパレート電源。
  • 豊富なファンクションを内蔵したスライドコントロールボックス。
使用上の注意。
  • 周波数によって、大幅にインピーダンスの変化するスピーカーシスムは、定格出力内でもプロテクトが働く場合があります。
  • 入力切り替えはリレーで行われますが、唯一「MM/MC」の切り替えはメカSWに成ります。
  • 電源SWはリレー投入ですので、長く使用しない場合は、コンセントを抜くか、外部SWで行いましょう。
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