Aurex SY−λ88U. 2台目修理記録
平成14年6月23日到着 平成14年7月20日完成
注意 このAMPには、出力回路にプロテクトが有りません。 よって、出力にはDC漏れの危険が有ります。
    メインAMPと「DC入力接続」するときは、十分に注意すること。「出来れば避けた方が良い」
詳しくはこちら参照 詳しくはこちら参照2
  1.  修理前の状況
    オーバーホール

  2.  原因

  3.  修理状況
    メインVR修理
    入力RCA端子修理
    電源電解コンデンサー増量交換
    交換コンデンサー交換
    各基板の半田不良を修理します、所謂、半田補正作業。
    半固定VR交換

  4.  使用部品
    電源電解コンデンサー                16個
    その他BP(無極性)電解コンデンサー       4個
    電解コンデンサー                    22個
    メタライズド・ポリエステル・フィルムコンデンサー  8個
    半固定VR交換                      8個
    抵抗

  5.  修理費  51,000円   通常修理

  6.  納品後 ユーザー様のメール

  7. TOSHIBA  Aurex SY−Λ88U の仕様(マニアル・カタログより)
1. 熱の為、頭の膨らんだ電解コンデンサー
2. 熱の為、頭の膨らんだλコンデンサー
3. 熱のため色の変化した基板
4. 入力RCA端子の修理、半田補正
5. 全面パネルを外す、ランプ取り付け
6. 完成、上から見る、電源電解コンデサーは2倍に増量する
7. 完成、下から見る、半田補正には、銅板なので大きな鏝が必要
8. 出力2V 歪み率0.08% at=1000HZ
   AUX入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上 
9. 出力2V 歪み率0.08% at=400HZ
   AUX入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上
10. 出力2V 歪み率0.0?% at=1000HZ
    MM入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上
11. 出力2V 歪み率0.0?% at=400HZ
    MM入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上
12. 出力2V 歪み率0.0?% at=1000HZ
    MC入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上
13. 出力2V 歪み率0.02% at=400HZ
    MC入力=左オシロ、左=黒針=下、右=赤針=上
14. 交換済みコンデンサー
    当初、やりくりしてλコンデンサーは残そうとしたが、メタライズド・フイルムコンデンサーに交換した
15. 24時間エ−ジング
再度1桁上のクラスで測定する
A. R出力/歪み率測定・調整
   出力=1.052V 歪み率=0.00056% at=1000HZ AUX端子入力=150mV
B. L出力/歪み率測定・調整
   出力=1.055V 歪み率=0.00060% at=1000HZ AUX端子入力=150mV
C. R出力/歪み率測定・調整
   出力=1.054V 歪み率=0.00069% at=400HZ AUX端子入力=150mV
D. L出力/歪み率測定・調整
   出力=1.051V 歪み率=0.00057% at=400HZ AUX端子入力=150mV
E. R出力/歪み率測定・調整
   出力=0.802V 歪み率=0.044% at=1000HZ MM端子入力=1.5mV 
F. L出力/歪み率測定・調整
   出力=0.802V 歪み率=0.045% at=1000HZ MM端子入力=1.5mV
G. R出力/歪み率測定・調整
   出力=0.837V 歪み率=0.040% at=400HZ MM端子入力=1mV
H. L出力/歪み率測定・調整
   出力=0.851V 歪み率=0.031% at=400HZ MM端子入力=1mV
I. R出力/歪み率測定・調整
   出力=2.236V 歪み率=0.0713% at=1000HZ MC端子入力=0.2mV
J. L出力/歪み率測定・調整
   出力=2.236V 歪み率=0.0692% at=1000HZ MC端子入力=0.2mV
K. R出力/歪み率測定・調整
   出力=3.409V 歪み率=0.094% at=400HZ MC端子入力=0.2mV
L. L出力/歪み率測定・調整
   出力=3.408V 歪み率=0.096% at=400HZ MC端子入力=0.2mV
納品後 ユーザー様のメール
最初の1秒間で音の変化がハッキリとわかりました。
買った当初(大昔なので記憶がおぼろげですが)ずいぶん大人びて男性的な,ひずみの少ない音のアンプだと思った記憶があるのですが
今回のメインテナンスを終えて新品の頃よりも音が良くなった様に感じます。
歪み感が少なくなったせいでしょうか中域の透明度が上がり音楽が弾むように飛び出して来ますが,決して下品になりません。
高域のレンジも拡大したように感じます。
あまりにも音の切れ込みが良くボリュームがついつい上がりがちになってしまうほどです(笑)
信号を入れているうちに現在でもどんどん良くなっている様に聞こえます。
正直,こんなに良くなるものなのかと驚嘆しています。
S. TOSHIBA  Aurex SY−Λ88U の仕様(マニアル・カタログより)
型式 コントロールアンプ SY−λ88U
入力感度/インピーダンス Phono MM=2.0mV/100Ω、47kΩ
Phono MC=0.1mV/10Ω、100Ω
Tuner、Aux、Tape=150mV/47kΩ
全高調波歪率(1kHz) Phono MM=0.002%(7.5V出力時、Rec out)
Phono MC=0.002%(7.5V出力時、Rec out)
Aux=0.002%(3V出力時、Pre out)
混変調歪率 Aux=0.002%(1kHz、3V出力時、Pre out)
SN比(IHF-A、ショートサーキット) Phono MM=88dB
Phono MC=70dB
Aux=110dB
周波数特性 Phono=RIAA偏差 ±0.2dB(20Hz〜20kHz、Rec out)
Aux=10Hz〜100kHz +0 -1dB
最大許容入力(1kHz、THD 0.002%) Phono MM=450mV
Phono MC=23mV
定格出力/インピーダンス Rec out=150mV/180Ω(1kHz)
Pre out=1V/100Ω
最大出力 Pre out=30V
サブソニックフィルター MM、MC=16Hz、6dB/oct
使用半導体 トランジスタ=60個
ダイオード=15個
FET=11個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 30W
外形寸法 幅450×高さ93×奥行386mm
重量 9kg
価格 \265,000(1981年頃)
                  sy-88-2q
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