HMA−9500mkU. 45台目 修理記録
同時修理機器 PRA−2000Z. 2台目  平成23年6月15日持ち込    7月27日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています。
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)やプリAMPのアースもも接続してはいけません。
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません、+−の撚りのあるのも使用出来ません。
    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  • HMA-9500MKU&PRA-2000Zでモーツアルトを楽しんでおります。
    最近、LPの情報量がめっきり少なくばかりか、曇り空のようにかすんだモーツア ルトしか耳にできません。
    接点不良やアンプの経年劣化が原因かと気をもみさらにいつ致命的な故障になる かと気をもんでいた昨今でした。
    yahooオークションでPRA-2000Zを格安で手にい れましたが、ねじの錆やパーツに付着したほこりがあまりにひどく素人には手に 負えないことがわかりました。
    オーディオメーカーが技術の推移を競って次々にアンプを世に出していた頃とは 打って変わり手頃な値段で機器が入手できない昨今、これかも引き続きモーツア ルトが堪能できるオーバーホールを切に懇願するところであります。


B. 原因
  • プロテクト解除しない。

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    初段FET(電解トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)。
    全ヒューズ入抵抗交換。
    整流ダイオード交換。
    配線手直し、補強。
    モジュール修理。
    SP接続端子交換。

D. 使用部品
  • SP接続リレー                           2個。
    初段FET                              2個。
    バイアス/バランス半固定VR                 6個。
    ヒューズ入り抵抗                        30個。
    電解コンデンサー                        31個 。
    フイルムコンデンサー                       4個。
    整流ダイオード                          10個。
    SP接続端子                          2組4個。

E. 調整・測定

F. 修理費     98,000円

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A13. 点検中 前右から見る
A14. 点検中 右から見る
A15. 点検中 後から見る
A16. 点検中 後左から見る
A17. 点検中 左から見る
A18. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A26. 点検中 下から見る
A31. 点検中 下蓋裏の埃、左半分は清掃済み。
A32. 点検中 右放熱器裏埃。
A33. 点検中 左放熱器裏埃。
A34. 点検中 電源SW周りの埃。
A35. 点検中 後RCA端子裏の埃。
A41. 点検中 R側放熱器裏の埃。
A42. 点検中 清掃後R側放熱器裏。
A43. 点検中 L側放熱器裏の埃。
A44. 点検中 清掃後L側放熱器裏。
A51. 点検中 交換するSP接続端子
C. 修理状況
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C12. 修理後 R側ドライブ基板 初段FET、バランス・バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                      フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏
C132. 修理中 R側ドライブ基板裏、 銅箔を広げる。
C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C16. 完成R側ドライブ基板裏  洗浄後
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C22. 修理後 L側ドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレー交換
                     フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏
C232. 修理中 R側ドライブ基板裏、 銅箔を広げる。
C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C26. 完成L側ドライブ基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C31. 修理前 R側終段FET(電界トランジスター)
C312. 修理中 R側終段FET(電界トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C32. 修理後 R側終段FET(電界トランジスター)
C33. 修理前 L側終段FET(電界トランジスター)
C332. 修理中 L側終段FET(電界トランジスター)、取り付けよう絶縁マイカー、取り外し回数が多いのか、穴が変形している。
         熱伝導の良い「シリコン製絶縁シート」は比誘電率が、シリコーンオイル=2.60〜2.75、雲母=5〜8と、
         2倍の開きがあり、高域特性に影響が出るので、現在は未採用。
C34. 修理後 L側終段FET(電界トランジスター)
C41. 修理前 RLモジュール。
C42. 修理前 RLモジュール裏。
C43. 修理後 RLモジュール裏。 修理後軽くラッカーを吹きました。
C51. 修理前 電源基板。
C52. 修理後 電源基板 フューズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個、整流ダイオード10個、ヒューズ交換、
                  輪ゴムは接着材が固まるまで使用
C53. 修理前 電源基板裏
C54. 修理(半田補正)後 電源基板裏 半田を全部やり直す。 パスコン足絶縁チューブは2重にする(白色なので解りにくい)。
C56. 完成電源基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C57. 修理中 絶縁シート、焼け跡少ない。
C61. 修理前 RCA端子裏
C62. 修理前 入力RCA端子基板
C64. 修理前 RCA端子基板裏
C65. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏  半田を全部やり直す
                   フイルムコンデンサー2個交換、フイルムコンデンサー2個増設
C66. 完成RCA端子裏 洗浄後防湿材を塗る
C71. 修理前 R−SP端子
C72. 修理中  R−SP接続端子穴加工前
C73. 修理中  R−SP接続端子穴加工後
C74. 修理(交換)後 R−SP端子
C81. 修理前 L−SP端子
C82. 修理中 L−SP接続端子穴加工前
C83. 修理中 L−SP接続端子穴加工
C84. 修理(交換)後 L−SP端子
CA1. 修理前 R側ドライブ基板へのラッピング線
CA2. 修理後 R側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA3. 修理前 L側ドライブ基板へのラッピング線
CA4. 修理後 L側ドライブ基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA5. 修理前 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線
CA6. 修理後 R側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CA7. 修理前 L側ドライブ基板−電源基板
CA8. 修理後 L側ドライブ基板−電源基板へのラッピング線に半田を浸み込ませる
CB1. 交換した部品
CD1. 修理前 下から見る
CD2. 修理後 下から見る
CD3. 修理中 下蓋の留めネジ、 山が潰れている。
CD4. 修理中 下蓋のタップ立て、 潰れている場所が不明なので、全部立てる。
CD5. 修理中 当然留めネジも新品に交換する。
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定。
    「見方」。
   上段中央オーディオアナライザ VP−7723B=R側測定。LED表示は右から、「歪み率」、「SP出力電圧」、「周波数」。
   下段中央オーディオアナライザ VP−7723B=L側測定。LED表示は右から、「歪み率」、「SP出力電圧」、「周波数」。
   上段右端オシロ TDS−2024=R側出力波形表示。(交流電圧が5V以上の場合1/10のATTが入ります)。
   下段右端オシロ TDS−2024=L側出力波形表示。(交流電圧が5V以上の場合1/10のATTが入ります)。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より100Hz〜10kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。
測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A
E21. R側SP出力電圧35V=153W出力 0.005%歪み 100Hz入力。
     L側SP出力電圧34V=145W出力 0.005%歪み 100Hz入力。
E22. R側SP出力電圧34V=145W出力 0.009%歪み 500Hz入力。
     L側SP出力電圧34V=145W出力 0.01%歪み 500Hz入力。
E23. R側SP出力電圧34V=145W出力 0.01%歪み 1kHz入力。
     L側SP出力電圧34V=145W出力 0.01%歪み 1kHz入力。
E24. R側SP出力電圧34V=145W出力 0.03%歪み 5kHz入力。
     L側SP出力電圧34V=145W出力 0.03%歪み 5kHz入力。
E25. R側SP出力電圧34V=145W出力 0.03%歪み 10kHz入力。
     L側SP出力電圧34V=145W出力 0.03%歪み 10kHz入力。
E3. 完成  24時間エージング、 左は HMA-9500mkU 44台目
                       9500mw29
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