HMA−9500mkU. 3&4台目 修理記録
平成14年4月25日到着   5月27日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません

    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  RL共音出ず

B. 原因
  モジュール焼損

C. 修理状況
  RL 終段FET(電界トランジスター)バイアス/バランスVR交換
  初段FET交換
  初段TR(トランジスター)
  ドライブ基板半田補正
  SP接続リレ交換
  モジュール修理

D. 使用部品
  初段FET               2個
  バイアス/バランス半固定VR  6個
  フュズ入り抵抗           20個
  抵抗                  6個
  SP接続リレー            2個

E. 修理費   45,000円   <<通常修理>>

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)
1. このAMPの心臓部モジュールの修理
  面実装のTR(トランジスター)/抵抗の構成
2. 修理後L側ドライブ基板
  初段FET、初段TR(トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
  フューズ入り抵抗も全部交換
3. 修理後R側ドライブ基板
  初段FET、初段TR(トランジスター)、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
  フューズ入り抵抗も全部交換
4. 修理後の半田補正したL側ドライブ基板
5. 修理後の半田補正したR側ドライブ基板
6. L側 終段FET(電界トランジスター)取り付、シリコンを十分塗り取り付けた終段
7. R側 終段FET(電界トランジスター)取り付、シリコンを十分塗り取り付けた終段
8. 交換したSP接続リレー等の部品綺麗に取ったもののみです
9. 出力/歪み率測定・調整
10. L側、30V=112W出力 0.04%歪み 1000HZ
11. L側、30V=112W出力 0.04%歪み 400HZ
12. R側、30V=112W出力 0.04%歪み 1000HZ
13. R側、30V=112W出力 0.04%歪み 400HZ
14. 完成、下から見る
                       9500mk4e
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