GAS THAEDRA. 2台目修理記録
平成15年8月1日    9月12日完成
注意 このAMPもプリ出力にコンデンサーが無くDC漏れの可能性が有ります、メインAMPのDC入力端子に接続すると、
    メインAMPが「チンチン」になり壊れます
    更に、音質重視の為、プリ出力に安全(保護)抵抗が有りません!!
    プリ出力をショウトさせると、プリのバッファAMP(出力リレー)が壊れる可能性が有ります
    安全の為、RCAケーブルの接続は電源を切って行いましょう
  • A. 修理前の状況
      ヤフオクで購入しました。
    はじめは、正常に動いていたのですが、電源を入れて、すぐに音を出していたら、ボンという音がして出力しなくなってしまいまし た。スピーカーもウーファーが一本、焼き付いてしまいました。我ながら情けないです。
     購入してから1時間くらいしか使っていません。 私の場合、テドラを探していたので(オーディオショップでもほとんどなく、あってもすぐ売れてしまいます)、壊れるのを承知で購入しました。
    オーディオばかり多数出品している方は、利益重視の場合が多いと思います。 特に海外の並行輸入品は、信頼あるショップでの購入がいいと思います。 ヤフオクは特に値段も安くはないと思います。

    <<JA1MDN補足>> この機器はジャンク品です。送料込み5000円が適価です

  • B.原因
      火災に遭ったか、内部の基板が燃えたか?
    その影響で、各部品が劣化しているのに、簡単な修理で治しているので、今回「数V」がプリ出力にでてこの惨事になった。

  • C.修理状況
      出力リレー交換。
      半固定VR交換。
      配線手直し、補強。
      経年劣化による各部ハンダ補正。
      電解コンデンサー交換(オーディオ・コンデンサー使用)。
      OP−AMP交換。

  • D.使用部品
      半固定VR                  14個。
      抵抗。
      電解コンデンサー              55個。
      フイルムコンデンサー           12個。
      出力リレー                  1個。
      OP−AMP                  8個。

  • E.調整・測定

  • F.上位測定機器での調整・測定

  • G.修理費 115,000円   オーバーホール修理。

       
  • S. GAS THAEDRA の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A1. 修理前 上から見る 火災に遭ったか、内部の基板が燃えたか、メイン基板が真っ黒!
A2. 修理前 下から見る 後ろは綺麗です
A3. 修理前 底板も真っ黒
C. 修理状況理状況
C1A. 修理前 定電圧基板 熱と経年変化で、電解コンデンサーの頭が皆、剥けています
C1A1. 修理前 定電圧基板を横から見る、煙で真っ黒、修理履歴有り
C1A2. 修理中 電解コンデンサーの足のピッチが異なるので、穴開が必要
C1B. 修理後 定電圧基板 電解コンデンサー20個、OP−AMP4個交換
C1C. 修理前 定電圧基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 定電圧基板裏
C2A. 修理前 バッファーAMP基板、修理履歴有り
C2A1. 修理前 バッファーAMP基板 半固定VRが接点復活剤の使用で「びしょびしょ」になっている
C2B. 修理後 バッファーAMP基板 半固定VR6個、電解コンデンサ−12個、OP−AMP2個交換
C2C. 修理前 バッファーAMP基板裏
C2D. 修理(半田補正)後 バッファーAMP基板裏
C3A. 修理前 MM−EQ−AMP基板
C3A1. 修理前 MM−EQ−AMP基板 半固定VRが接点復活剤の使用で「びしょびしょ」になっている
C3B. 修理後 MM−EQ−AMP基板 半固定VR4個、電解コンデンサー6個、OP−AMP1交換
C3C. 修理前 MM−EQ−AMP基板裏
C3D. 修理裏(半田補正)後 MM−EQ−AMP基板裏
C4A. 修理前 MC−EQ−AMP基板
C4A1. 修理前 MC−EQ−AMP基板 半固定VRが接点復活剤の使用で「びしょびしょ」になっている
C4B. 修理前 MC−EQ−AMP基板 半固定VR4個、電解コンデンサー10個、OP−AMP1個交換
C4C. 修理前 MC−EQ−AMP基板裏
C4D. 修理(半田補正)後 MC−EQ−AMP基板裏
C5A.TapeCopy・TapeMonitorSW基板
C5B. 修理前 TapeCopy・TapeMonitorSW基板裏
C5C. 修理(半田補正)後 TapeCopy・TapeMonitorSW基板裏
C6A.Mode・LowFilter基板
C6B. 修理前 Mode・LowFilter基板裏
C6C. 修理(半田補正)後 Mode・LowFilter基板裏
C7A. 修理前 出力リレー回路
C7B. 修理後 出力リレー回路 電解コンデンサー、リレー交換
C7C. 修理前 出力リレー回路基板裏
C7D. 修理(半田補正)後 出力リレー回路基板裏
C8A. 修理前 トーンコントロールコンデンサー
C8B. 修理後 トーンコントロールコンデンサー8個交換
C8C. 修理前 メイン基板 煙で真っ黒、修理履歴有り
C8C1. 修理中 清掃中
              本等は修理好きでないけど、皆さんの為なら、セッセとやるわ!(ビリー・バンバンの歌)
C8D. 修理後 メイン基板  電解コンデンサー6個交換
C9. 交換部品 リレーの写真は無し
C10A. 修理前 上から見る
C10B. 修理後 上から見る
C10C. 修理前 下から見る
C10D. 修理後 下から見る
C11A. 修理後 依頼者の要望もあり、安全の為、出力ラインにDC−CUTのコンデンサーを入れる
C11B. 修理後 出力ラインにDC−CUTのコンデンサーを入れる 表側
C12. 修理後 止めネジも塗装する
E. 調整・測定
E1. 出力/歪み測定・調整
E2A. 出力=3V 歪み率=0.02% AUX入力 1000HZ
E2B. 出力=3V 歪み率=0.02% AUX入力 400HZ
E2C. 出力=0.5V 歪み率=0.01% AUX入力 1000HZ
E2D. 出力=0.5V 歪み率=0.01% AUX入力 400HZ
E3A. 出力=3V 歪み率=0.02% MM入力 1000HZ
E3B. 出力=3V 歪み率=0.02% MM入力 400HZ
E4A. 出力=3V 歪み率=0.03% MC入力 1000HZ。
E4B. 出力=3V 歪み率=0.05% MC入力 400HZ
F. 上位測定機器での調整・測定
F−1. 上位測定器で計測
F−2A. 「AUX入力」周波数特性 入力=150mV一定  RL共殆ど同じ 薄い色=L
F−2B. 「AUX入力」歪み率測定  入力=150mV一定 薄い色=L
F−3A. 「MM入力」周波数特性 入力=1mV一定 RL全く同じ
F−3B. 「MM入力」歪み率測定  入力=1mV一定 薄い色=L
F−4A. 「MC入力」周波数特性 入力=0.11mV一定
F−4B. 「MC入力」歪み率測定  入力=0.11mV一定 薄い色=L
E5. 完成 24時間エージング
S.GAS THAEDRA の仕様(マニアル・カタログより)
型式、価格 コントロール(プリ)アンプ  THAEDRA 価格¥660,000. (株)バブコ
<HEAD AMP/Moving-Coil、Phono>
ゲイン Tape output=69dB、 Main output=90dB
ノイズ 75nV(20Hz〜20kHz)、 32nV(400Hz〜20kHz)
歪率 0.01%以下(出力=2V、20Hz〜20kHz)
RIAA偏差 ±0.5dB(20Hz〜20kHz)
<HEAD AMP/Magnetic Phono>
ゲイン Tape output=42dB、 Main output:63dB
ノイズ 500nV(20Hz〜20kHz)
歪率 0.01%以下(2V、20Hz〜20kHz)
RIAA偏差 ±0.5dB(20Hz〜20kHz)
<High Level
ゲイン Main output=21dB
ノイズ 6μV(20Hz〜20kHz)
歪率 0.01%(出力=2V、20Hz〜20kHz)
周波数特性 DC〜100kHz ±1dB
総合
最大入力 Head amp=3.5mV(1kHz)、 Phono=100mV(1kHz)、 High level=1V R.M.S.
最大出力 10V R.M.S.
外形寸法 430(W)×152(H)×324(D)mm
重量 15.9kg
備考 入出力端子、接続コード・ピンは全て金メッキが施されています。
オプションパーツアンプカード¥8,000
                    thaed2-1q
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