YAMAHA B−1. 12台目修理記録
平成26年8月14日到着  8月30日完成 
寸評
  • ヤマハがOEMで作らせたFETが使用されております(写真C81〜C96)。
    これの代替えは大変です、2〜3個パラにしないと損失が足りませんし、物理的に大変です。
    放熱器に異常に熱くなる(熱センサーが働く)、「ポップ」ノイズ出る、電源OFF時やスピーカ接続時に“ボツ”と鳴る等は直ぐに点検しましょう。
    UC-1を使用時、SPのマイナスラインは切り替えていませんので、RLの短絡に注意する。
    プロテクト回路に、未熟な所が有り、「4台目B−1」の様に終段SIT(静電誘導型トランジスター)が死にました!
    問題は、終段SIT(静電誘導型トランジスター)ブロックに温度感知サーミスタが付いていますが、動作が100%では有りません。
    温度感知して作動(多分80度C)しても、終段SIT(静電誘導型トランジスター)に電気が遮断されない事が、希に起こります。
    改造方法は修理の中にヒント有り。
    長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
A. 修理前の状況
  • 以前から関心のあった、YAMAHA B-1をヤフーオークションの以下の言葉を信じて落札価格255,100円(4月16日)で落札しました。
  • 「数年振りに電源を入れてみましたが、問題無く左右から綺麗に音が出ました。
    その後1時間ほどリスニングを終え、特に動作に異常はありません。
    入力もNORMAL、DIRECT両方共確認済みです。
    古い製品かつ重量物のため輸送に耐えられ無い場合も考慮し、動作保証無しのジャンク品として出品します。
  • ところが、到着したアンプに電源を入れても電源ランプは点きましたが、Overloadのランプが全く点かず、うんともすんとも言わない状況でした。
    売主に連絡しても、問題なく出力していたような回答で、その後連絡が取れなくなりました。
    騙されたとは、思いたくないのですが、何か接続で問題があるのかと、新たにヤフーオークションでUC-1落札価格40,711円(7月16日)を購入し、プリアンプなどを繋ぎ直してみましたが、やはり結果は同じで、全く反応なしでした。
  • 小生のアドバイス
    出品名にも「ジャンク」が付いた出品や、説明文の何処かに「ジャンク」の表記ある物は、基本的に故障品や不動品を覚悟。 どの様な説明があっても、それを遙かに上回る強い言葉が「ジャンク」です。
    詳しくは こちら参照


B. 原因・現状
  • 電源回路焼損で動作せず。
    電源大型ブロック電解コンデンサー容量抜け。


C. 修理状況

T. 突入電流抑制回路組込  このAMPの電源リレーは単に直投入です。
                     よって、突入電流は非常に大きいです。電解コンデンサーを増量交換したので必要です。

UC. UC−1 修理  別ファイルが開きます。

D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー  38個(ニチコン・ミューズ使用)。
    フイルム・コンデンサー       24個。
    半固定VR             12 個。
    TR(トランジスター)       27個。
    FET(Field Effect Transistor)     2個。
    リレー                1個。
    SP接続リレー            5個。
    温度検知器(サーモスタット)     2個。
    突入電流抑止回路           1式。


L. 終段FET(SIT)電源ブロックコンデンサー製作。

E. 調整・測定

G. 修理費(改造費)  205,000円  「オーバーホール修理」。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより)

U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中、 前から見る。
A12. 点検中、 前右から見る。
A14. 点検中、 後から見る。
A142. 点検中、 後から見る。 電源コード取り付け、3Pインレットに交換可能。
A143. 点検中、 後から見る。 SP接続端子。
A144. 点検中、 後から見る。 RCA端子、アース端子。
A15. 点検中、 後左から見る。
A21. 点検中、 上から見る
A22. 点検中、 上蓋を取り上から見る。
A23. 点検中、 R側放熱器の埃。
A24. 点検中、 L側放熱器の埃。
A25. 点検中、 SP接続リレー。
A26. 点検中、 上蓋裏は綺麗。
A31. 点検中、 大型電解コンデンサーと電源投入回路。膨らみはないが、容量抜け。
A32. 点検中、 大型電解コンデンサーを下から見る。 左側の空気抜き穴が汚れている、液漏れの証拠。
A33. 点検中、 左側の空気抜き穴拡大。
A34. 点検中、 右側の空気抜き穴拡大。
A35. 点検中、 大型電解コンデンサー取出す。1個に「15,000μF+15,000μF」
A36. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 左側「A-B間=+電圧」用、9590μF。
                               測定周波数=100Hz、ESRは測定限界以下、測定誤差=1.2%
                               ESRに付いてはmuRataNichiconルビコンPanasonic参照。
A37. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 左側「B-C間=−電圧」用、16,400μF。絶縁不良が考えられる。
A38. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 右側「A-B間=+電圧」用、12,480μF。
A39. 点検中、 大型電解コンデンサー測定。 左側「B-C間=−電圧」用、14,520μF。
A3A. 点検中、 交換する大型電解コンデンサー測定。 10,000μF2個パラで使用=18,630μF。
                                      これを4組使用する。
A3B. 点検中、 純正大型電解コンデンサの重量測定。 R側=779g
A3C. 点検中、 純正大型電解コンデンサの重量測定。 L側=787g
A41. 点検中、下前から見る。
A42. 点検中、下前左から見る。
A43. 点検中、下後から見る。
A44. 点検中、下後右から見る。
A51. 点検中、下から見る。
A52. 点検中、下から見る。 前右足の曲がり。
A53. 点検中、下から見る。 前左足の曲がり。
A54. 点検中、下蓋を取り、下から見る。
A55. 点検中、 整流器まわりの埃。
A56. 点検中、 右側放熱器下側まわりの埃。
A57. 点検中、 入力RCA端子の埃、基板への配線が浮いている。
A58. 点検中、 下蓋裏、埃無く綺麗。 初期型の下蓋。
A59. 点検中、 側板裏の埃。
C. 修理状況 。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 基板を外したシャーシ。埃が沢山!
C11. 修理前 R側ドライブ基板
C113. 修理中 R側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)の放熱シリコン点検。
C12. 修理後 R側ドライブ基板  半固定VR4個、電解コンデンサー3個、フィルムコンデンサー1個交換
C13. 修理前 R側ドライブ基板裏。
C14. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C15. 完成R側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C21. 修理前 L側ドライブ基板
C213. 修理中 L側ドライブ基板、出力FET(Field Effect Transistor)とTR(トランジスター)の放熱シリコン点検。
C22. 修理後 L側ドライブ基板  半固定VR4個、電解コンデンサー3個、フィルムコンデンサー1個交換
C23. 修理前 L側ドライブ基板裏。
C24. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏。 全ての半田をやり修す。
C25. 完成L側ドライブ基板裏 洗浄後防湿材を塗る
C31. 修理前 Filter基板
C32. 修理後 Filter基板 リレー、電解コンデンサー4個、フィルムコンデンサー6個 交換
C33. 修理前 Filter基板裏。 前回の修理で洗浄したままなのか基板保護材が無い!
C34. 修理(半田補正)後 Filter基板裏、フィルムコンデンサー4個追加。 全ての半田をやり修す。
C35. 完成Filter基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C41. 修理前 電源1基板
C412. 修理前 清掃後、電源1基板、TR(トランジスター)の放熱器。
C413. 修理後 電源1基板、TR(トランジスター)の放熱器、放熱器をしっかり接着する。
C414. 修理前 清掃後、電源1基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C415. 修理後 電源1基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。放熱器をしっかり接着する。
C416. 修理中 電源1基板、
              電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C417. 修理中 電源1基板、 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
C42. 修理後 電源1基板  半固定VR1、電解コンデンサー8個、抵抗2個、TR(トランジスター)8個交換
C43. 修理前 電源1基板裏。
C432. 修理中 電源1基板裏。放熱を良くする為、銅箔の半田面を広げる。
C44. 修理(半田補正)後 電源1基板裏。 全ての半田をやり修す。
C45. 完成電源1基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C51. 修理前 電源2基板
C512. 修理前 清掃後、電源2基板、TR(トランジスター)の放熱器。
C513. 修理後 電源2基板、TR(トランジスター)の放熱器、放熱器をしっかり接着する。
C514. 修理前 清掃後、電源2基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C515. 修理後 電源2基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。 放熱器をしっかり接着する。
C516. 修理中 電源2基板、
               電解コンデンサー固定用の接着材、当時は溶媒にトルエンが使用されており、銅を腐食する。
C517. 修理中 電源2基板、 電解コンデンサー固定用の接着材を取り除いて、防湿材を塗る。
C52. 修理後 電源2基板。 TR(トランジスター)10個、半固定VR3、電解コンデンサー16個交換
C53. 修理前 電源2基板裏
C532. 修理中 電源2基板裏。放熱を良くする為、銅箔の半田面を広げる。
C54. 修理(半田補正)後 電源2基板裏。 全ての半田をやり修す。
C55. 完成電源2基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C61. 修理前 電源3基板
C612. 修理前 清掃後、電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器。
C613. 修理後 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器、放熱器をしっかり接着する。
C614. 修理前 清掃後、電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。
C615. 修理後 電源3基板、TR(トランジスター)の放熱器、反対側。 放熱器をしっかり接着する。
C62. 修理後 電源3基板  フィルムコンデンサー8個、TR(トランジスター)8個交換
C64. 修理前 電源3基板裏
C642. 修理中 電源3基板裏 定電圧TR(トランジスター)の足の銅箔を広げる。
C65. 修理(半田補正)後 電源3基板裏。 全ての半田をやり修す。
C66. 完成電源3基板裏、洗浄後防湿材を塗る
C71. 修理前 電源出力TR基板
C73. 修理後 電源出力TR基板。 TR(トランジスター)4個交換。
C74. 修理前 電源出力TR基板裏
C76. 完成電源出力TR基板裏
C77. 修理前 電源出力TR基板コネクター足
C78. 修理(清掃)後 電源出力TR基板コネクター足
C81. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)
C82. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏
C84. 修理後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、サーモスタット増設。
C85. 修理前 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足
C84. 修理(清掃)後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足
C91. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)
C92. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏
C93. 修理後 R側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)裏、サーモスタット増設。
C94. 修理前 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足
C94. 修理(研磨)後 L側終段出力SIT(静電誘導型トランジスター)コネクター足
CA1. 修理前 電源投入回路周り。
CA2. 修理後 電源投入回路周り。 この後、製作ブロック電解コンデンサーが良いので、
                      電源投入時電源ヒュズ(5A)が飛ぶ事があるので突入電流抑制回路組込。 
CA3. 修理前  電源投入SW基板
CA4. 修理後  電源投入SW基板 電解コンデンサー2個交換
CA5. 修理前 電源投入SW基板裏
CA6. 修理(半田補正)後 電源投入SW基板裏。 全ての半田をやり修す。
CA7. 完成電源投入SW基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CB0. 後パネルを取り修理中
CB1. 修理前 RCA端子基板
CB12. 修理中 入力切換SW(Normal/Direct)、RumbleFilterSW(Normal/Direct)分解清掃
CB13. 修理中 入力切換SW(Normal/Direct)、RumbleFilterSW(Normal/Direct)分解清掃後
CB2. 修理後 RCA端子基板 電解コンデンサー2個交換
CB3. 修理前 RCA端子基板裏
CB4. 修理(半田補正)後 RCA端子基板裏、フイルムコンデンサー2個追加。 全ての半田をやり修す。
CB5. 完成RCA端子基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CC1. 修理前 出力フイルター基板
CC3. 修理前 出力フイルター基板裏
CC4. 修理(半田補正)後 出力フイルター基板裏。 全ての半田をやり修す。
CC5. 完成出力フイルター基板裏、洗浄後防湿材を塗る
CE1. 修理前 SP接続リレー
CE2. 修理(交換)後 SP接続リレー、 リレー5個交換。
CJ. 交換部品
CJ2. 交換部品 ブロック電解コンデンサー。 純正15,000μ×2/100V...2個
CK1. 交換部品。 純正品は「15,000μ」/100V、 交換したのは「10,000μ×2」/100V。
  • 電解コンデンサーのパラレル(並列)接続は、十分な配慮をしないと、2倍容量には成りにくいです(動的動作時)。
    電解コンデンサー電極配線は、ガラスエポキシ基板をエッチングして製作し、電極用ビス、ワッシャ、スプリングワッシャ、ナットは黄銅製+ニッケルメッキ使用、配線には銅板を使用したので悪く見ても純正の「15,000μ」以上には成るでしょう。各電解コンデンサーへの配線は同じ長さに、且つ+−対称が理想です。        
CK2. 交換するブロック電解コンデンサー。
       市販品なので外皮間に電位差がある電解コンデンサー間は両面テープで固定、さらにホットボンドで固定。
CK3. 交換するブロック電解コンデンサー容量測定、 右+側用=18,680μF。
                 測定周波数=100Hz、ESRは測定限界以下、測定誤差=1.2%
                 ESRに付いてはmuRataNichiconルビコンPanasonic参照。
CK4. 交換するブロック電解コンデンサー容量測定、 右−側用=18,650μF。
CK5. 交換するブロック電解コンデンサー容量測定、 左+側用=18,570μF。
CK5. 交換するブロック電解コンデンサー容量測定、 左−側用=18,750μF。
CG1. 修理前 上から見る
CG2. 修理後 上から見る
CG3. 修理前 下から見る
CG4. 修理後 下から見る
CH1. 修理前 取れた底蓋固定用L型金具。
CH2. 修理後 取れた底蓋固定用L型金具。
CH3. 修理前 前左足の曲がり。
CH4. 修理後 前左足の曲がり。
T1. 突入電流抑制回路組込。 製作ブロック電解コンデンサーが良いので、
                      電源投入時、電源ヒュズ(5A)が飛ぶ事があるので組込。   
E. 測定・調整。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.0172%%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.0170%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.0171%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.0168%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.0182%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.0187%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.023%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.024%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.061%歪み。
              L側SP出力電圧40V=200W出力 0.062%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力 0.110%歪み。
               L側SP出力電圧40V=200W出力 0.111%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、R側SP出力電圧37V=171W出力 0.1579%歪み。
               L側SP出力電圧37V=171W出力 0.1620%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E5. 24時間エージング。 フアン2個で空冷(48Vフアンを18Vで使用)
Y. ユーザー宅の設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより) 
型式 ステレオ・パワーアンプ B-1
回路方式 シングルプッシュプルOCL、SEPP回路
パワー段用電源 L・R独立のトランス及びケミコン(15,000μF×2)×両ch
ダイナミックパワー 360W(8Ω)、(1kHz,歪0.1%)
実効出力 150W+150W(8Ω/4Ω共)、(両ch,20〜20,000Hz,歪み0.1%)
160W+160W(8Ω/4Ω共)、(両ch,1kHz,歪み0.1%)
パワーバンド幅 5Hz〜50kHz(8Ω)、(IHF,歪み0.5%)
ダンピングファクター 80(8Ω)、(両ch,100W時,8Ω)
全高調波歪率 0.02%(1kHz),0.06%(20kHz)、(両ch,100W時,8Ω)
0.02%(1kHz),0.03%(20kHz)、(両ch,1W時,8Ω)
混変調歪率 0.04%、(70Hz:7kHz=4:1,100W,8Ω)
周波数特性 5Hz〜100kHz(+0,−1dB)、(1W,8Ω)
入力インピーダンス 100kΩ
入力感度 775mV
レベル可変幅 18dB(775mV〜6V)
残留雑音 0.3mV
SN比 100dB
ランブルフィルターfc 10Hz,−12dB/oct
入力端子 NORMAL-DIRECT(SW切換)
出力端子 1-2-3-4-5(UC−1使用時)
(B-1単体の場合は1のみ)
付属回路 オーバーロード・インジケーター
パワーFET(Field Effect Transistor)保護回路(自動復帰・純電子式過電流保護回路)
スピーカー保護回路(電圧検出リレー駆動方式)
サーマルインジケーター(温度上昇検出保護回路)
ランブルフィルタースイッチ
主な使用半導体 FET(Field Effect Transistor)=39個
TR(トランジスター)=113個、 LED=3個、 ツェナーダイオード=7個、 ダイオード=64個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 440W(電気用品取締法による表示)
寸法 460W×150H×390Dmm
重量 37kg
別売品 専用アダプター UC-1
価格 335,000円(1974年当時)
U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)
ピークメーター部 −50dB〜+5dBまで表示するピークVUメーターとメータードライブ回路
スピーカー切換部 5組のスピーカー切換SWと左右独立レベルコントロールボリューム
その他 パワーインジケーター,オーバーロードインジケーター,サーマルインジケーター
B-1との接続 直接B-1前面に実装,または,別売専用コネクターコードにて接続使用
仕上げ ブラックアルマイト,梨地仕上げ
寸法 460W×150(+5)H×83(+50)Dmm
重量 5.5kg
別売品 専用コネクターコード
価格 5万円(1974年当時)
            y-b1-c50〜6z         y-b1-c45
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