Sansui AU−α907i MOSLimited.  2台目修理記録
平成14年10月30日到着 12月7日完成
注意 このAMPはSP出力の線(アース側)も増幅しています。
    アースに接続してはいけません。RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC−入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=詳しくはここ参照
A. 修理前の状況
  • アンプは、この8月ヤフオクで購入しました。
    ヘッドホン端子が接続してから安定するまでヘッドホンのコードを通じて 振動が伝わるとガリ音がします。
    あとインテグレートにしてトーンバランス等調整する時今は何ともないですが 感覚的に非常に危うそうな近々ガリが出そうな感じがあります。
    ただ現在最も多く使っているCDをキャノンバランス接続で使ってますので特に 支障は今のところないです。
    今回1番お願いしたいのは15年前のアンプですので
    1)この先も末永く使用したいので、劣化している部品、又は劣化の早い部品等あれば交換いただき   できるだけ長く使いたい。
    2)中古で購入した為どうしても欲と疑問が出て満足していても「これがこのアンプの最高の音だろうか」   「本来はさらに良い音が出ていたのではないだろうか」という点を満たしたいのと
    3)オリジナルにはこだわっていません(MOS−FETを除いて)のでここを改造すればさらに良い音になる。

B. 原因
  • バランス崩れ

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換(容量1.5倍の同型新タイプ使用)
    バランス、バイアス調整用 半固定VR交換
    初段FET(電界トランジスター)
    電解コンデンサー交換
    配線手直し、補強
    各基板、半田補正
    電解コンデンサーを全部(6個の大容量は除く)オーディオ用に交換(ミューズを62個使用)
    終段FET交換

D. 使用部品
  • SP接続リレー                    2個
    バランス、バイアス調整用 半固定VR    12個
    FET(電界トランジスター)            8個
    電解コンデンサー                   14個
    抵抗
    電解コンデンサー                62個
    終段FET交換                   16個

E. 調整・測定

F. 修理費  110,000円    オーバーホール修理。
                       メインVR、バランスVR支給。

S. Sansui AU−α907iMOSLimited の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況
交換終段FETの比較
  左=今回使用する150W損失の物で最新の物(これ以後開発された物はなし)
                中・右=使用されていた100W損失  全て東芝製品
電解コンデンサーを全部(A−1.の上の6個の大容量は除く)オーディオ用に交換
       下記のミューズを62個使用(大きさ、容量異なる)
A1. 修理前 上から
A2. 修理前 下から
A3. 修理前 電源ケーブルの金具が、下のフューズに当たる可能性有り
A4. 修理前 片側終段部
C. 修理状況
C1. 修理前 EQ基板
C2. 修理後 EQ基板 音が通る結合コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
C3. 修理前 EQ基板裏
C4. 修理後(ハンダ補正) EQ基板裏  全ての半田をやり修す
C5. 修理前 コントロール基板 写真ぼけてました
C6. 修理後 コントロール基板
     半固定VR=4個 FET(電界トランジスター)=4個 電解コンデンサー=10個
     中段の8個が4個になっているのは、BPコンデンサー使用による
C7. 修理前 コントロール基板裏
C8. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板裏  全ての半田をやり修す
C9. 修理前 コントロール基板U
C10.交換するバランスVR 左=古いの 右=新品
C11.交換するメインVR  左=新品 右=古いの
C12. 修理後 コントロール基板U
     FET(電界トランジスター)=2個 電解コンデンサー=4個 メインVR、バランスVR交換
     8個が4個になっているのは、BPコンデンサー使用による
C13. 修理前 コントロール基板U裏
C14. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板U裏  右下は交換したメインVR  全ての半田をやり修す
C15. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板
C16. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板 リレ−2個、電解コンデンサ−交換
C17. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏
C18. 修理後(ハンダ補正) SP接続リレー&プロテクト基板裏  全ての半田をやり修す
C19. 修理前 終段基板
C20. 修理後 終段基板 R側
      FET(電界トランジスター)=個 電解コンデンサー=13個
      中段4個が2個になっているのは、BPコンデンサー使用による
C21. 修理後 終段基板 L側
C22. 修理前 側終段基板裏
C23. 修理後(ハンダ補正) R側終段基板裏  全ての半田をやり修す
C24. 修理後(ハンダ補正) L側終段基板裏  全ての半田をやり修す
C25. 修理前 電源基板
C26. 修理後 電源基板
C27. 修理前 電源基板裏
C28. 修理後(ハンダ補正) 電源基板裏  全ての半田をやり修す
C29.止めネジも増やしている
C30.交換部品 終段FETは除く
E. 測定・調整
E1. 出力確認、調整 LEDも0dB
E2. R側SP出力 27V=91W 歪率=0.08% 1000HZ AUX入力
E3. L側SP出力 28V=98W 歪率=0.08% 1000HZ AUX入力
E4. R側SP出力 27V=91W 歪率=0.07% 400HZ AUX入力
E5. L側SP出力 28V=98W 歪率=0.07% 400HZ AUX入力
E6. その時の無信号時電源電圧
E7A. RL98W出力時電源電圧
もう少し電源がしっかりしていると、100W/100Wは楽に出力します。
E8. R側SP出力 27V=91W 歪率=0.0?% 1000HZ MC入力
E9. L側SP出力 27V=91W 歪率=0.0?% 1000HZ MC入力
E10. R側SP出力 27V=91W 歪率=0.0?% 400HZ MC入力
E11. L側SP出力 27V=91W 歪率=0.0?% 400HZ MC入力
E12.  完成 上から
E13.  完成 下から
E14. 24時間エージング
      左右は「グラント・ラムレイ GL100AM」
納品後のユーザーのメールです
大変満足しております。 素人耳での感想になりますが、素直な感想です。 音の活がよくなりました。音の透明感があがりました。音の力感があがりました。 MOS-FETの交換の結果が気になりましたが、それも音が一段力強くなり且つ綺麗になったという印象です。 それと安心感です。
S. Sansui AU−α907iMOSLimited の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 インテグレーテッドアンプ Sansui AU−α907iMOSLimited
パワーアンプ部
実効出力(10Hz〜20kHz、両ch同時作動) 6Ω=100W+100W、 8Ω=80W+80W
全高調波歪率(実効出力時) 0.01%以下(8Ω)
周波数特性(1W) DC〜300kHz、+0 -3dB
混変調歪率 0.01%以下(8Ω)
ダンピングファクター 150(8Ω)
入力感度/インピーダンス 1V/5kΩ(1kHz)
SN比(Aネットワーク) 120dB以上
ダイナミックパワー 6Ω=100W、 4Ω=130W、 2Ω=170W
TIM歪(SAWTOOTH) 測定限界値以下
スルーレイト 200V/μsec
ライズ・タイム 0.5μsec
プリ・アンプ部
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=300μV/100Ω
CD、Tuner、Line、Tape/DAT1・2=150mV/20kΩ
Phono最大許容入力 MM(THD 0.01%)=250mV
MC(THD 0.1%)=25mV
周波数特性(1W) Phono MM=20Hz〜20kHz、±0.2dB
CD、Tuner、Line、Tape/DAT-1・2=DC?300Hz、+0 -3dB
SN比(Aネットワーク) Phono MM=90dB以上
Phono MC=75dB以上
CD、Tuner、Line、Tape/DAT-1・2=110dB以上
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス 50Hz=+4dB
10kHz=+3dB
総 合
定格消費電力 280W
外形寸法 幅466×高さ166×奥行453mm
重量 34.0kg
価格 410,000(1994年発売)
                      a907mot&
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