Technics SP−10mkV. 3台目修理記録
ターンテーブルの点検レコードプレヤーの修理梱包はこちらを参考 平成19年7月2日到着  7月31日完成
注意 このAMPは初期のC−MOS−ICそれもカスタム「MN6042」が使用されています。
    基板を触るときは十分注意すること。無論のこと、ハンダ処理時や測定時は十分の接地処理をすること
  • A. 修理前の状況
       最近(電源)コントロールユニットの後部から 本体へと繋がるケーブルのコネクタ(大きな、沢山のピンがある物です。)
      のあたりが 少し動いたりすると、回転が不安定になったり、止まったりしてしまいます。
       断線しかかっているのか、接触不良なのか、と思いますが、何しろ細かくて沢山の 接触部分があり、私には手も足も出ません。
       また、もう20年以上も前の品物なので、恐らくコンデンサー等も相当傷んでいるのではないかと思います。
       この機会に上記不具合と合わせてオーバーホールをしてやりたいと思っているのです。

  • B. 原因
       経年劣化

  • C. 修理状況

  • CM. 機構修理状況

  • D. 使用部品
        TR(トランジスター)
        半固定VR                     9個
        電解コンデンサー                45個
        ダイオード                     4個
        3Pインレットソケット(支給品)
  • E. 測定・調整

  • F. 修理費       70,000円

  • S. Technics SP−10mkV の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A−1. 点検中 全体見る
A−2A. 点検中 タンテーブルがアウター・ロータに成っている。 非常に綺麗です。
A−2B. 点検中 ターンテーブル裏パルス発生山、非常に綺麗です。
A−3. 点検中 下から見る
A−4A. 点検中 電源ユニットへのコネクター。
A−4B. 点検中 電源側、ソケットも点検中
A−5A. 点検中 ケースを取り、本体を上から見る
A−5B. 点検中 ケースを取り、本体を左側から見る
A−5C. 点検中 ケースを取り、本体を右側から見る
A−5D. 点検中 本体を後ろから見る。 コードを取り「3Pインレットソケット」を取り付ける。
A−6A. 点検中 トランスが焼けて、スペンサーを押し、空気取り入れ口を押した
A−6B. 点検中 トランスが焼けて、空気取り入れ口を押した
A−7. 点検中 前回の修理日は1991年9月17日。
CM. 機構修理状況
CM−1A. 修理中 軸のグリスアップ、機械油が使用されていましたが、この様な重い(負荷が高い)タンテーブルの場合は不可
CM−1B. 修理中 軸のグリスアップ。 
                   軸にキズが出来ている。
CM−1C. 修理中 軸のグリスアップ。 
                   軸のキズの拡大。
CM−2. 修理中 ブレーキ機構のメカ調整
C. 修理状況
C−1A. 修理中 前パネル、基板を取り去る。
C−1B. 修理前 トランスの押さえゴム。
C−1C. 修理後 トランスの押さえゴム、 切り込みを入れ、当たりを弱める。
C−2A. 修理前 定電圧回路基板
C−2A−1. 修理前 定電圧回路基板、手直しで取り付けた電解コンデンサー
C−2B. 修理後 定電圧回路基板 電解コンデンサー17個、半固定VR2個交換
C−2C. 修理前 定電圧回路基板裏
C−2C−1. 修理前 定電圧回路基板裏、手直しで取り付けた電解コンデンサー、基板表に移動する。
C−2C−2. 修理前 定電圧回路基板裏、手直しで取り付けたセラミックコンデンサー、基板表に移動する。
C−2D. 修理(半田補正)後 定電圧回路基板裏、全ハンダをやり直す、手直しのコンデンサー2個は基板表に移動する
C−2E. 完成定電圧回路基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−3A. 修理前 操作回路基板
C−3B. 修理後 操作回路基板。 電解コンデンサー3個交換
C−3C. 修理前 操作回路基板裏
C−3D. 修理(半田補正)後 操作回路基板裏、全ハンダをやり直す
C−3E. 完成操作回路基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−4A. 修理前 制御回路基板
C−4B. 修理後 制御回路基板 半固定VR5個、電解コンデンサー10個、TR(トランジスター)交換
C−4C. 修理後 制御回路基板裏
C−4D. 修理(半田補正)後 制御回路基板裏、全ハンダをやり直す
C−4E. 完成制御回路基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−5A. 修理前 駆動回路基板
C−5B. 修理後 駆動回路基板 電解コンデンサー17個交換
C−5C. 修理前 駆動回路基板裏
C−5D. 修理(半田補正)後 駆動回路基板裏、全ハンダをやり直す
C−5E. 完成駆動回路基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−6A. 修理中 フューズ基板
C−6B. 修理前 フューズ基板ラッピング
C−6C. 修理後 フューズ基板ラッピング ハンダを流し込む
C−6D. 修理前 フューズ基板ラッピングその2
C−6E. 修理後 フューズ基板ラッピングその2 ハンダを流し込む
C−6F. 修理前 フューズ基板裏
C−6G. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏、全ハンダをやり直す
C−6H. 完成フューズ基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−7A. パネル清掃
C−7B. ケーブルコネクター点検
C−8A. 修理前 本体を後ろから見る。
C−8B. 修理後 本体を後ろから見る。 電源コードを取り、「3Pインレットソケット」を取り付ける。3Pインレットソケットは支給品。
            汚れの除去を試みるが、ラッカー系の塗料か自己固着のプラスチック系なので、これ以上は塗装を犯すのでこれまで!
C−9. 修理中 ターンテーブル操作SWの埃
C−9A. 修理前 ターンテーブル操作基板裏
C−9B. 修理(半田補正)後 ターンテーブル操作基板裏
C−9C. 完成ターンテーブル操作基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−AA. 修理前 ターンテーブルLED表示・接続基板裏
C−AB. 修理(半田補正)後 ターンテーブルLED表示・接続基板裏
C−AC. 完成ターンテーブルLED表示・接続基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C−BA. 修理前 ケーブル取付けの凹み
C−BB. 修理後 ケーブル取付けの凹み
C−CA. 交換部品
C−CB. 交換部品。 液漏れして、足の付け根より「緑青」が出ている電解コンデンサー。
C−DA. 修理前 上から見る
C−DB. 修理後 上から見る
C−DC. 修理前 左側から見る
C−DD. 修理後 左側から見る
C−DE. 修理前 右側から見る
C−DF. 修理後 右側から見る
C−EA. 修理前 下から見る
C−EB. 修理後 下から見る
E. 測定・調整
E−1. 測定 33回転。 ストロボが1部欠けているのは、斜めに撮影したのと、シャッターとの同期の為
E−2. 測定 45回転。 ストロボが1部欠けているのは、斜めに撮影したのと、シャッターとの同期の為
E−3. 測定 78回転。 ストロボが1部欠けているのは、斜めに撮影したのと、シャッターとの同期の為
E−4. 測定 78回転。 LOCK「LED表示」
E−5. 測定  33回転。 微調整+9.9%
E−6. 測定  45回転。 微調整−9.9%
E−8A. 完成し24時間連続動作エージング中 マイクロがベルトドライブ等の機械的機構で安定させたのに比べ、
            純粋に電気で安定させている。 連続回転は60分で止まる、入り切りのタイムラグ等、良くできています。
S.Technics SP−10mkV の仕様(マニアルより) 
形式 クォーツフェイズロックドコントロール、 ダイレクトドライブ
ターンテーブル 銅合金+アルミダイカスト製,直径32cm
ターンテーブル重量 10kg
慣性質量 1.1ton・cm2(1,100kg・cm)
モータ クォーツフェイズロックドコントロール、 超低速電子整流子ブラシレスDCモータ
回転数 3スピード,33・1/3,45,78.26rpm
回転数微調範囲 0.1%ステップで±9.9%までのクォーツロックピッチ可変(各回転数単独)
起動トルク 16kg・cm
起動時間 0.25秒(33・1/3r.p.m.)
停止時間 0.3秒(33・1/3r.p.m.)
負荷変動 10kg・cm以内、 0%
回転数偏差 ±0.001%以内
ワウ・フラッタ 0.015% WRMS(JIS C5521)±0.021% weighted zero to peak(DIN45507,IEC98A weighted)
SN比 92dB DIN-B(IEC98A weighted)、 60dB DIN-A(IEC98A unweighted)
電源 AC100V,50/60Hz
消費電力 25W
外形寸法 369W×113H×369Dmm(本体)、166W×96H×410Dmm(電源+コントロールユニット)
重量 18kg(本体のみ)、 6kg(電源+コントロールユニット)
価格 ¥250,000
                       10mk3-323
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