ONKYO A−6000 修理記録
2019/3/12.到着   4/1完成
A. 修理前の状況
  • 主にレコードを聴いていましたが、ある日スウィッチを押したところ 一瞬メーター類のランプが点灯しましたが、すぐにヒューズが飛んだような状態になり、全く反応がありません。
    古いデザインが気に入っているので、修理を希望します。


B. 原因
  • 出力IC(厚膜集積回路)焼損
    各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 出力IC(厚膜集積回路)交換...製造中止品に付き入手に時間が必要。
    出力メーター調整VR交換。
    AMP−IC交換。
    電解コンデンサー交換(オーデオコンデンサー使用)
    整流ダイオード交換

D. 使用部品
  • 出力IC(厚膜集積回路)                    2個。
    出力メーター調整半固定VR                2個。
    AMP−IC                            5個。
    整流ダイオード                        8個。
    電解コンデンサー(ニチコン・ミューズ使用)       個。
    フイルムコンデンサー                     個。
    ブロック電解コンデンサー                 個。


E. 調整・測定

F. 修理費   80,000円        オーバーホール修理。 

Y. ユーザー宅の設置状況

S. ONKYO M−955NU/260 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上蓋を取り、清掃して、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 電源コード。
A32. 点検中 電源コード、 3Pインレット取り付け可能。
A41. 点検中 入力RCA端子郡。
A42. 点検中 入力RCA端子郡、 テフロン絶縁製に交換可能。
A51. 点検中 入出力RCA端子郡。
A52. 点検中 入出力RCA端子郡、 テフロン絶縁製に交換可能。
A61. 点検中 SP接続端子。
A62. 点検中 SP接続端子、 WBT SP端子 WBT−0735等に交換可能。
A71. 点検中 交換する電解コンデンサー。
                 左=付いている物 4700μ/40V、  右=交換する物 10000μ/80V
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 メインAMP基板
C12. 修理後 メインAMP基板
            AMP−IC7個、電解コンデンサー30個交換、フイルムコンデンサー4個追加。
C13. 修理中 メインAMP基板。 コンデンサー等を固定するトルエン溶媒の接着剤。
C14. 修理後 メインAMP基板。 コンデンサー等を固定するトルエン溶媒を取り去り、コートを塗布後。
C15. 修理中 メインAMP基板ラッピング。
C16. 修理後 メインAMP基板ラッピング、半田を染みこませる。
C17. 修理中 メインAMP基板ラッピング2。
C18. 修理後 メインAMP基板ラッピング2、半田を染みこませる。
C19. 修理中 メインAMP基板ラッピング3。
C1A. 修理後 メインAMP基板ラッピング3、半田を染みこませる。
C21. 修理前 メインAMP基板裏
C22. 修理(半田補正)後 メインAMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C23. 完成メインAMP基板裏。 洗浄後コーテング材を塗る。
C31. 修理前 AMPモジュールIC(厚膜集積回路)
C32. 修理(交換)後 AMPモジュールIC(厚膜集積回路)
C41. 修理前 SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板
C42. 修理後 SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板。半固定VR2個、電解コンデンサー4個交換。
C43. 修理中 SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板、ラッピング
C44. 修理後 SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板、ラッピング、半田をしみ込ませる
C45. 修理前  SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板裏
C46. 修理(半田補正)後  SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板裏。 半田を全部やり直す。
C47. 完成 SP出力ヒューズ、VUメーターレベル調整基板裏。 洗浄後コーテング材を塗る。
C51. 修理前 電源基板
C52. 修理後 電源基板。 ブロック電解コンデンサー2個、整流ダイオード4本交換。
C53. 修理前 電源基板ラッピング
C54. 修理後  電源基板ラッピング、半田を染みこませる
C55. 修理前 電源基板ラッピング
C56. 修理後  電源基板ラッピング、半田を染みこませる
C57. 修理中 電源基板裏
C58. 修理(半田補正)後 電源基板裏。 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー2個追加。
C59. 完成電源基板裏。 洗浄後コーテング材を塗る。
C61. 修理中 後パネルを傾け修理中。
C62. 修理前 電源基板ラッピング
C63. 修理後  電源基板ラッピング、半田を染みこませる。
C64. 修理中 整流・プロテクト基板、ラッピング
C65. 修理後 整流・プロテクト基板、ラッピング、半田をしみ込ませる。
C71. 交換した部品
C72. 交換した部品。 電解コンデンサー。
                 左=付いていた物 4700μ/40V、  右=交換した物 10000μ/80V
C81. 修理前 上から見る
C82. 修理後 上から見る
C83. 修理前 下から見る
C84. 修理後 下から見る
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. AUX-50Hz入力。
             R側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0763%歪み。
              L側SP出力電圧16V=32W出力、 0.0539%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. AUX-100Hz入力。
             R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0852%歪み。
              L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0549%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. AUX-500Hz入力。
             R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0751%歪み。
             L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0558%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. AUX-1kHz入力。
             R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0713%歪み。
              L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0557%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. AUX-5kHz入力。
             R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0419%歪み。
             L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0478%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. AUX-10kHz入力。
             R側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0432%歪み。
              L側SP出力電圧17V=36W出力、 0.0565%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. AUX-50kHz入力。
             R側SP出力電圧14V=24.5W出力、 0.1858%歪み。
              L側SP出力電圧14V=24.5W出力、 0.2174%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
             この当たりからッフイルターが効いてくる
E21. MM,50Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.0582%歪み。
                  L側SP出力電圧17V=36W、 0.0636%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM,100Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.1059%歪み。
                   L側SP出力電圧17V=36W、 0.1053%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM,500Hz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.0755%歪み。
                   L側SP出力電圧17V=36W、 0.0601%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM,1kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.0677%歪み。
                 L側SP出力電圧17V=36W、 0.0727%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM,5kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.0522%歪み。
                 L側SP出力電圧17V=36W、 0.0596%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MM,10kHz入力、R側SP出力電圧17V=36W、 0.0704%歪み。
                   L側SP出力電圧17V=36W、 0.0856%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM,50kHz入力、R側SP出力電圧6V=4.5W、 0.21%歪み。
                   L側SP出力電圧6V=4.5W、 0.22%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E31. Mic,1kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.188%歪み。
                 L側SP出力電圧10V=12.5W、 0.199%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E32. Mic,10kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.196%歪み。
                   L側SP出力電圧10V=12.5W、 0.198%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E4. その時のパネル表示
E5. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E6. 完成  24時間エージング、 左は JVC TT−81
Y. ユーザー宅の設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. ONKYO A−6000 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオパワーアンプ Integra A−6000
定格出力 38W+38W(8Ω)、45W+45W(4Ω) (1kHz)
20Hz〜20kHz出力 33W+33W(8Ω)、35W+35W(4Ω)
全高調波歪率 定格出力時=0.3%以下、1W出力時=0.1%以下
周波数特性 20Hz〜25kHz(±1dB)、30Hz〜15kHz(±1dB RIAA)
パワーバンドウィズス 20Hz〜40kHz(IHF -3dB、T.H.D.=0.3%)
S/N 110dB以上(IHF Aネットワーク、入力シャント)
ダンピングファクター 40(8Ω)
トーンコントロール 低音=±9dB(100Hz)
高音=±9dB(10kHz)
低域フイルター 30Hz(6dBCutz)
入力インピーダンス Phono=2.5mV/50kΩ
Mikrofon=8mV/50kΩ
AUX=200mV/50kΩ
Tuner=200mV/50kΩ
TAPE=200mV/50kΩ
出力端子 Speaker=2系統
使用半導体 トランジスタ=8個
ダイオード=14個
IC=5個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
外形寸法= 幅414×高さ150×奥行304mm
重量 8kg
別売品 ウッドケース CW-6(\3,000)
価格
             a6000_28
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