PMA−S10VL 修理記録
平成29年11月20日到着    月日完成
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理依頼。


T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 各部経年劣化多し。

C. 修理状況
  • 初段TR(トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    SP接続リレー交換
    電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)。
    フイルムコンデンサー交換・増設。
    配線手直し、補強。

D. 使用部品
  • 初段TR(トランジスター)                    個。
    バイアス/バランス半固定VR                 個。
    電解コンデンサー                         個 。
    フイルムコンデンサー                      個。

E. 調整・測定

F. 修理費     オーバーホール修理

S. Denon PMA−S10VL の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A13. 点検中 後から見る、全てのWBTの製品と交換可能。写真はWBT−0735
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A31. 点検中 上・下蓋を取り、上から見る
A32. 点検中 トランスから整流器基板への配線、ラグ端子が鉄ビスで止められている。
A33. 点検中 L側メインアンプ、終段TR(トランジスター)の固定銅板は単独。
A34. 点検中 L側メインアンプへの配線、ラグ端子が鉄ビスで止められている。
A41. 点検中 上蓋裏 銅板と鉛テープが貼られている。
A42. 点検中 上蓋裏 銅板間は絶縁。
A43. 点検中 上蓋裏右側 鉛テープが貼られている。
A44. 点検中 上蓋裏左側 鉛テープが貼られている。
A51. 点検中 上・下蓋を取り、下から見る。
A52. 点検中 電源ブロック電解コンデンサーの配線。
                               ラグ端子がステンレスや鉄ビスで止められている。
A53. 点検中 電源ブロック電解コンデンサーの配線。
                     Limitedなのだから、真鍮+ニッケルや銅メッキビスを使用したい。
A61. 点検中 下蓋裏の埃。
A62. 点検中 清掃後下蓋。
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T11. 1kHz入力、R側SP出力電圧27V=91W出力、 0.0267%歪み。
              L側SP出力電圧28V=98W出力、 0.0216%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T12. 10kHz入力、R側SP出力電圧27V=91W出力、 0.0230%歪み。
               L側SP出力電圧27V=91W出力、 0.0231%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T21. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧25V=78W出力、 0.0646%歪み。
                  L側SP出力電圧29V=78W出力、 0.0709%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T22. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧26V=84.5W出力、 0.0753%歪み。
                  L側SP出力電圧27V=91W出力、 0.0940%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況
C11. 修理前 ドライブ基板
C12. 修理後 ドライブ基板 初段TR(トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR2個、SP接続リレー2個
                      抵抗11個、電解コンデンサー13個、フイルムコンデンサー3個交換
C13. 完成ドライブ基板  洗浄後防湿材を塗る。
C14. 修理前 ドライブ基板裏
C15. 修理(半田補正)後 ドライブ基板裏 半田を全部やり直す。 普通はこれで完成。
C16. 完成ドライブ基板裏  洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理中 終段TR(トランジスター)交換中。
C31. 修理前 定電圧基板。
C32. 修理後 定電圧基板 電解コンデンサー交換。
C33. 修理前 定電圧基板裏。
C34. 修理(半田補正)後 定電源基板裏 半田を全部やり直す。
C35. 完成定電源基板裏  洗浄後防湿材を塗る
C41. 修理前 ブロック電解コンデンサー。 配線の圧着端子へは半田付け。
C42. 修理後 ブロック電解コンデンサー、 フイルムコンデンサー2個追加。
C51. 交換した部品
C61. 修理前 左横から見る。
C62. 修理後 左横から見る。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. 50Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.00367%歪み。
              L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0032%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. 100Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.00429%歪み。
               L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0038%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. 500Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0064歪み。
               L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.00544%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. 1kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0075%歪み。
              L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0073%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. 5kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0148%歪み。
             L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0175%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. 10kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0166%歪み。
               L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0206%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. 50kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0174%歪み。
               L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0192%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E21. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0289%歪み。
                L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0220%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0648%歪み。
                  L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.051%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E23. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0208%歪み。
                   L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0204%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0185%歪み。
                  L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0223%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.040%歪み。
                 L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.046%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧29V=105W出力、 0.042%歪み。
                  L側SP出力電圧29V=105W出力、 0.0392%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM_50kHz入力、R側SP出力電圧24V=72W出力、 0.0308%歪み。
                  L側SP出力電圧24V=72W出力、 0.0354%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E4. 完成  24時間エージング。 右は「同時修理 2台目 MA−100P
S. Denon PMA−S10VL の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 プリメインアンプ PMA−S10VL
2001年10月にDENON(デンオン)からDENON(デノン)へと呼称を変更したのを記念して発表された限定モデルのプリメインアンプ。
パワーアンプ部
定格出力
(両ch駆動、CD→SP out)
100W+100W (8Ω、20Hz〜20kHz、THD 0.07%)
200W+200W(4Ω、1kHz、THD 0.7%)
全高調波歪率 0.01% (定格出力-3dB時、8Ω、1kHz)
スピーカー出力端子 AorB=4Ω〜16Ω
A+B=8Ω〜16Ω
プリアンプ部
入力感度/インピーダンス Line=150mV/47kΩ (ソースダイレクトオフ)
    150mV/15kΩ (ソースダイレクトオン)
Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=0.2mV/100Ω
イコライザーアンプ出力 150mV
RIAA偏差 MM 20Hz〜20kHz±0.3dB、MC 20Hz〜20kHz ±0.5dB
総合
周波数特性 5Hz〜100kHz -3dB
SN比
(Aネットワーク、入力短絡時)
Line=110dB
Phono MM=91dB(入力信号5mV時)
Phono MC=76dB(入力信号0.5mV時)
トーンコントロール Bass=100Hz±8dB
Treble=10kHz±8dB
電源コンセント Switched=2系統、合計120W
Unswitched=1系統、240W
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 300W
外形寸法 幅434×高さ181×奥行485mm
重量 29kg
価格 280,000 (2001年12月発売)
                     pmas103l_u
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