KENWOOD L−02a. 22台目修理
トレイ駆動装置のベルトを製作いたしました。 交換できる人に料布します。 1本1000円送料別
注意
  • 接続する機器のDC漏れが無い事が確実以外は、「DC−SubSonic」の位置で使用の事。  「ここ参照
    「Straight−DC」の位置は使用しない。
  • 純正品の「Σ(シグマ)ケーブル」使用以外の、Σ(シグマ)ドライブ接続は、十分理解した上で行う事。
  • 長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
2019/10/2到着   12/27完成
A. 修理前の状況
  • KENWOOD L02Aの修理をしたくメールしました。
    過去二回(1989/7/21、1994/12/14)メーカ−に修理に出した事がありましたが、完全に治らず、諦めて他社のアンプ を購入し、使用しています。
    ただ、今回引っ越しするにあたり、L02Aの音をもう一 度聞きたく修理を依頼いたします。
    若い頃無理をして買ったアンプです。
    最初、YAMAHA NS2000を買ったのですが、鳴らせるアンプがサイテーションしかなく、福岡市内 のショップを回ってやっとL02Aに巡り合い購入しました。
    使用しなくなったときはリレー がいつもカチカチ入る状態でしたが、現状はわかりません。

     

B. 原因
  • 到着時、プロテクト動作。
    各部経年劣化。

C. 本体修理状況

P. 電源修理状況

Q. 上下蓋、裏パネル、電源上ケース、ビス等塗装


D. 使用部品
  • SP出力端子                  4個。
    SP出力リレー                  2個。
    ドライブ基板のFET               2個。
    制御リレー                    17個。
    電解コンデンサー(ミュ−ズ)         76個。
    フイルムコンデンサー              6個。
    半固定VR                     6個。
    抵抗                         8個。
    操作トレイ駆動ベルト。
    テフロン絶縁RCA端子            5組10個。
    SP接続端子WBT−0710Cu       1組4個。
    RCA端子WBT−0201           3組4個。



E. 調整・測定

F. 修理費   191,980円   オーバーホール修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. KENWOOD L−02a の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A01. 点検中 元箱入り。
A02. 点検中 元箱入りで純正ストッパー付き。
A03. 点検中 緩衝材付き。
A04. 点検中 電源部も元箱入り。
A06. 点検中 電源部も緩衝材付き。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A122. 完成後 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A132. 点検中 後から見る。 紛失しがちなコネクターハンガー(ストッパー)が付いている。
A14. 点検中 後左から見る
A142. 完成後 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上下蓋取り、上から見る
A17. 点検中 上下蓋取り清掃後、上から見る
A18. 点検中 上下蓋取り、上から見る。 EQ(イコライザー)アンプの電解コンデンサーが液漏れ。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A222. 完成後 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A242. 完成後 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A252. 点検中 下から見る、修理シール。 1989年7月21日修理、1994年12月14日修理。
A26. 点検中 上下蓋を取り、下から見る
A27. 点検中 上下蓋を取り清掃後、下から見る
A28. 点検中 下蓋裏の錆びと埃。
A31. 点検中 SP接続端子。
A312. 点検中 交換出来るSP接続端子の検討。右の2種類が選択可能。
           WBT製品左2ヶWBT−0735 WBT−0730PLは軸が放熱器に当たる。
A313. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 左=WBT−0710、右=WBT−0705 が使用可能。
                                     ユーザーは WBT−0710Cu を選択。
A314. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 サンドイッチスペードWBT−0681が使用可能。
                   写真はWBT−0705Cu ですが、 WBT−0705Ag 選択可能。
A315. 点検中 交換出来るWBT−SP接続端子の検討。 電源と合体した場合、バナナプラグは使用出来ない。
A41. 点検中 入出力 RCA端子郡
A42. 点検中 入出力 RCA端子郡。 RCA端子(テフロン絶縁)5組10個交換、PHONO1、TAPEBをWBT−0201に交換する。
A43. 点検中 AUX入力RCA端子
A44. 点検中 AUX入力RCA端子。 WBT−0201に交換する。
A45. 点検中 プリ出力RCA端子
A46. 点検中 プリ出力RCA端子。RCA端子(テフロン絶縁)に交換。
A47. 点検中 交換するテフロン絶縁製RCA端子。 中心電極は円筒状で4つ割方式。
A48. 点検中 WBT製RCA端子WBT−0201。 さらに複雑な構造で「カチ」と差し込み感を与える。
A49. 点検中 最近の「RCAプラグ」の中心電極は2割になっているので接触不良が起きにくい。
A51. 点検中 電源部・前から見る
A52. 点検中 電源部・前右から見る
A522. 完成後 電源部・前右から見る
A53. 点検中 電源部・後から見る
A54. 点検中 電源部・後左から見る
A542. 完成後 電源部・後左から見る
A55. 点検中 電源部・上から見る
A56. 点検中 電源部・上蓋を取り上から見る
A562. 点検中 電源部・上蓋を取り上から見る。 埃が沢山!!
A57. 点検中 電源部・上蓋を取り清掃後、上から見る。
A58. 点検中 電源部・上蓋を取り清掃後、電源基板の整流部。
59. 点検中 電源部・上蓋を取り清掃後、前から見る。
A61. 点検中 電源部・下前左から見る
A62. 点検中 電源部・下後右から見る
A63. 点検中 電源部・下から見る
A81. 点検中 交換する電源投入リレーの比較。
                 左=付いている物(1a=10A)、 右=交換する物で、2倍の容量を持つ(2a=10A×2)
                 パラ(W)接点となり、片側がアークを引き受けるので、もう片方は接点消耗が無に近い
                 但し、足数が増すので、基板の加工が必要となる。
A82. 点検中 交換するSP接続リレーの比較。
  • 仕様書から 定格出力 170W(8Ω)の時の電流は4.58Aが流れる、電圧は36.64V。
            定格出力 250W(4Ω)の時の電流は7.94Aが流れる、電圧は31.76V。
            左=付いている物(2a=5A×2)、 右=交換する物で、2倍の容量を持つ(2a=10A×2)
            パラ(W)接点となり、片側がアークを引き受けるので、もう片方は接点消耗が無に近い
            但し、形状が異なるので、基板の加工が必要となる。
            純正回路では、片側2個リレー使用、接点をシリーズ(直列)接続して、遮断電圧を増している?
            SP接続リレーでは、遮断電圧は十分で不足するのは遮断電流。
C. 本体修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 基板を取り外す。
C11. 修理前 終段TR(トランジスター)及び終段TR(トランジスター)取付基板。
C12. 修理(半田補正)中 終段TR(トランジスター)取付基板。 全ての半田をやり直す。
C13. 完成終段TR(トランジスター)取付基板。 洗浄後防湿材を塗る。。
C21. 修理前 終段・プロテクト基板
C22. 修理後 終段・プロテクト基板。 リレー5個、電解コンデンサー14個交換
            使用されているSP接続リレーは同型が市場に無いので、物理的・電気的に、適当な物に交換する
            基板加工が必要ですが、使用した物は、接点容量は4倍(20A)になる。
C23. 修理前 終段・プロテクト基板裏
C24. 修理(半田補正)後 終段・プロテクト基板裏。 全ての半田をやり直す。
C25.完成終段基板 終段・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C26. 修理前 絶縁紙。
           前回の修理で付け忘れたのか無!
C27. 修理(製作)後 絶縁紙を製作する。
C31. 修理前 ドライブAMP基板。 リレー1個交換されている。
C32. 修理後 ドライブAMP基板。
           半固定VR4個、リレー1個、FET2個、電解コンデンサー16個、フイルムコンデンサー4個交換。
C322. 修理中 ドライブAMP基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
C323. 修理中 ドライブAMP基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C33. 修理前 ドライブAMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 ドライブAMP基板裏。 フイルムコンデンサー2個追加。 全ての半田をやり直す。
C35. 完成ドライブAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 SW(switch)コントロール基板。 リレーが7個交換されている。
C42. 修理後 SWコントロール基板。 リレー7個、電解コンデンサー22個交換
C43. 修理前 SWコントロール基板裏
C432. 修理中 SWコントロール基板裏。 半田不良ケ所。
C44. 修理(半田補正)後 SWコントロール基板裏。 全ての半田をやり直す。
C45. 完成SWコントロール基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板。 リレーが1個交換されている。
C513. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板。 トルエン溶媒の接着剤。
C514. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板、 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C515. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板。 トルエン溶媒の接着剤2。
C516. 修理中 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板。 トルエン溶媒の接着剤2を取り去り、コートを塗布後。
C52. 修理後 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板。 リレー1個、半固定VR2個、電解コンデンサー20個交換
C53. 修理前 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏
C54. 修理(半田補正)後 EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏。 コンデンサー6個追加。全ての半田をやり直す。
C55. 完成EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏。 セラミックコンデンサー6、フイルムコンデンサー2個追加。洗浄後防湿材を塗る。。
C56. 完成EQ−AMP(equalize-amplifier)基板裏。 アースビスはメッキ製に交換する。
C61. 修理前 入力RCA端子基板。 リレーが8個交換されている。
C62. 修理後 入力RCA端子基板。 リレー8個、電解コンデンサー1個交換
C63. 完成入力RCA端子基板。 洗浄後防湿材を塗る。
C64. 修理前 入力RCA端子基板裏
C642. 修理中 入力RCA端子基板裏。 組み付けが悪く「EQ−AMP(equalize-amplifier)基板」で押され、変形した。
修理者に知識が無く技能が劣ると、この様なミスを犯す。
C65. 修理(半田補正)後 入力RCA端子基板裏。 全ての半田をやり直す。
C66. 完成入力RCA端子基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C67. 修理前 入出力 RCA端子郡
C672. 修理中 入出力 RCA端子取り付け穴加工。 ハンドツールなので加工時間がかかる。
C68. 修理(交換)後 入出力 RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換、PHONO1、TAPEBをWBT−0201に交換する。
C69. 修理前 プリAMP出力RCA端子
C6A. 修理(交換)後 プリAMP出力RCA端子。 テフロン絶縁RCA端子に交換。
C6B. 修理前 AUX入力RCA端子
C6C. 修理(交換)後 AUX入力RCA端子。 WBT−0201に交換する。
C71. 修理前 VR基板
C72. 修理前 VR基板裏。 
C73. 修理(半田補正)後  VR基板裏。 全ての半田をやり直す。
C74. 完成VR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C75. VR点検中、カシメ構造なのでこれまで。 多量の接点復活材の使用でベタベタ。
             これだけ多用すると、軸のグリスを溶け込み、接点の上に皮膜となる。
C81. 修理前 バランスVR基板
C82. 修理中 バランスVR基板。 分解中。
C83. 修理(清掃)後 バランスVR基板。 分解し、清掃する。
C84. 修理(清掃)後 バランスVR基板。 分解し、清掃する。
C85. 修理前 バランスVR基板裏
C86. 修理(半田補正)後 バランスVR基板裏。 抵抗2個追加。 全ての半田をやり直す。
C87. 完成バランスVR基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 入力SW基板。 埃がびっしり! 
C92. 修理後 入力SW基板。 清掃する。
C93. 修理前 入力SW基板裏
C94. 修理(半田補正)後 入力SW基板裏。 全ての半田をやり直す。
C95. 完成入力SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 整流基板
CA2. 修理後 整流基板。 清掃する。
CA3. 修理前 整流基板裏
CA4. 修理(半田補正)後 整流基板裏。 フイルムコンデンサー8個追加。 全ての半田をやり直す。
CA5.完成整流基板裏 洗浄後
CB1. 修理前 SP端子
CB3. 修理(交換)後 SP端子。出力端子交換、 半分WBT−0710Cu使用。
CB4. 修理(交換)後 SP端子。 WBT−0710Cuは絶縁プラスチックが360度回転します、接続穴も2種類。
CC1. 修理前 トレイ駆動装置。 経年劣化でベルトがユルユルで空回り。
CC2. 修理後 トレイ駆動装置。 清掃して、ベルト交換する。
CD1. 修理前 照明・LED基板
CD2. 修理後 照明・LED基板。 ムギ球交換。
CD3. 修理前 照明・LED基板裏
CD32. 修理中 照明・LED基板裏。半田不良ケ所。
CD4. 修理(半田補正)後 照明・LED基板裏。 全ての半田をやり直す。
CD5. 完成照明・LED基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CE1. 修理前 トレー操作基板
CE2. 修理後 トレー操作基板。 電解コンデンサー6個交換
CE3. 修理前 トレー操作基板裏
CE4. 修理(半田補正)後 トレー操作基板裏。 全ての半田をやり直す。
CE5. 完成トレー操作基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CF1. 修理中 前パネル清掃
CF3. 修理前 AUX入力ケーブル線処理。
CF4. 修理後 AUX入力ケーブル線処理。
CF5. 修理前 ヘッドホーンケーブル線処理。
CF6. 修理後 ヘッドホーンケーブル線処理。
CF7. 修理中 前パネル裏電源SWエスカション取れ。
CG1. 交換部品
CG2. 交換部品。 電源投入リレーの焼けた接点。 接点を磨いても全体が焼けて弱く成っているので交換が良い。
CH1. 修理前 上から見る
CH2. 修理後 上から見る
CH3. 修理前 下から見る
CH4. 修理後 下から見る
CH5. 完成、 後から見る
P. 電源修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
P11. 修理前 電源部。上から見る。
P12. 修理後 電源部。 上から見る。
P13. 修理前 電源部。 前から見る。
P14. 修理後 電源部。 前から見る。
P2. 修理前 電源部基板 
P22. 修理中 電源部基板。 電解コンデンサー固定するトルエン溶媒の接着剤。
P23. 修理中 電源部基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
P3. 修理後 電源部基板。 電解コンデンサー6個、リレー1個、整流ブリッジ交換
P32. 修理前 電源部基板ラッピングその1
P33. 修理後 電源部基板ラッピングその1。 ハンダを浸み込ませる
P34. 修理前 電源部基板ラッピングその2
P35. 修理後 電源部基板ラッピングその2。 ハンダを浸み込ませる
P36. 修理前 電源部基板ラッピングその3
P37. 修理後 電源部基板ラッピングその3。 ハンダを浸み込ませる
P4. 修理前 電源部基板裏
P42. 修理中 電源部基板裏。半田不良予備軍1。
P43. 修理中 電源部基板裏。もう少し半田のノリが欲しい。
P44. 修理中 電源部基板裏。半田不良予備軍2。
P5. 修理(半田補正)後 電源部基板裏。 全ての半田をやり直す。
P6. 完成電源部基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
P71. 修理前 ケーブル・コネクター点検
P72. 修理後 ケーブル・コネクター。 コードを押し込み接着する
P73. 修理前 ケーブル・コネクター点検、反対側。
P74. 修理後 ケーブル・コネクター、反対側。 コードを押し込み接着する。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. AUX_50Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W、 0.00658%歪み。
                 L側SP出力電圧40V=200W、 0.00664%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. AUX_100Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00664%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00694%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. AUX_500Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00715%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00747%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX_1kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00884%歪み。
                  L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00912%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. AUX_5kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0145%歪み。
                 L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0146%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. AUX_10kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0169%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0169%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. AUX_50kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0860%歪み。
                   L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0865%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM_50Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00525%歪み。
                L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00516%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM_100Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00537%歪み。
                  L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.00520%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250kHz、右=1kHz。
E33. MM_500Hz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0131%歪み。
                  L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0179%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0150%歪み。
                 L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0130%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM_5kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0340%歪み。
                 L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0364%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=100kHz。
E36. MM_10kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.053%歪み。
                  L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.048%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM_50kHz入力、R側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0759%歪み。
                  L側SP出力電圧40V=200W出力、 0.0858%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=500kHz。
E4. フルパワー出力なので、 24V高速フアンが全回転でクーリング。
E5. 24時間エージング、 右はB−1. 16台目 UC−1
Q. 上下蓋、裏パネル、電源上ケース、ビス等塗装。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Q1. 塗装前 下蓋裏。
Q3. 塗装中。 この時期は太陽高度が低いので、ベランダに天日干し。
Q4. ビスも塗装。 この後塗装をかける。
Y. ユーザー宅の設置状況
Y1. 設置状況.
S. KENWOOD L−02a  の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 DLD(ダイナミック・リニアドライブ)サーキット・インテグレーテッドアンプ L02A
定格出力(両ch動作) 170W+170W(8Ω、20Hz〜20kHz)
250W+250W(4Ω、1kHz、THD 0.003%)
ダイナミックパワー 390W+390W(4Ω)
250W+250W(8Ω)
全高調波歪率 TUNER・AUX・TAPE→SP端子。
    定格出力時  20Hz〜20kHz(8Ω)=0.003%。
    1/2定格出力時 20Hz〜20kHz(8Ω)=0.003%
PHONO→SP端子(Vol−20dB)
    定格出力時  20Hz〜20kHz=0.004%
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) Tuner、Aux、Tape→SP端子:0.003%(8Ω)
周波数特性(Tuner、Aux、Tape→SP端子) DC〜400kHz -3dB
SN比(IHF-A、定格出力時、SP端子) Phono MM=91dB以上
Phono MC=73dB以上
Tuner、Aux、Tpae=110dB以上
サブソニックフィルター 18Hz、6dB/oct
ラウドネスコントロール(Volume-30dB) 30Hz〜100Hz連続可変
+3dB/+6dB/+9dB
ダンピングファクター(55Hz、8Ω) 10,000以上
ライズタイム 0.9μs
スルーレート ±150V/μs
入力感度/インピーダンス(定格出力時、SP端子) Phono MM=2.5mV/47kΩ
Phono MC=0.1mV/100Ω
Tuner、Aux、Tape=150mV/30kΩ
Phono最大許容入力(1kHz、歪率0.0007%) MM=350mV
MC=15mV
Phono RIAA偏差 20Hz〜20kHz ±0.2dB
出力レベル/インピーダンス Tape rec(pin)=150mV/430Ω
Pre out(最大出力)=2V/600Ω
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法) 420W
電源コンセント 電源スイッチ連動=2系統、250W
電源スイッチ非連動=1系統、500W
外形寸法 本体=幅480×高さ183×奥行343mm
電源部=幅480×高さ181×奥行163mm
ドッキング時=幅480×高さ183×奥行482mm
重量 本体=約17.5kg
電源部=約17kg
ドッキング時=約34.5kg
価格 55万円(1982年発売)
特色。
  • 新開発のMM・MC入力差替えイコライザーアンプ。
  • アンプの入力波形=スピーカーのドライブ波形。
  • スピーカーの入力端子までを保証するΣドライブ。
  • 低インピーダンス負荷にもすぐれたドライブ能力を示すダイナミック・パワーサプライ。
  • 大容量電源部。
  • 初段にデュアルFETを使ったDCパワーアンプ。
  • 各ステージを完全シールド、相互干渉を防いだシャーシ構造。
  • 鳴きを抑えた重量級設計。
  • Σドライブ理論にそった独自の回路設計。
  • 着脱可能なセパレート電源。
  • 豊富なファンクションを内蔵したスライドコントロールボックス。
使用上の注意。
  • 周波数によって、大幅にインピーダンスの変化するスピーカーシスムは、定格出力内でもプロテクトが働く場合があります。
  • 入力切り替えはリレーで行われますが、唯一「MM/MC」の切り替えはメカSWに成ります。
  • 電源SWはリレー投入ですので、長く使用しない場合は、コンセントを抜くか、外部SWで行いましょう。
                      l-02a_m50
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