Technics SE−A3 修理記録
平成14年14月10日到着   月日完成
  • A. 修理前の状況
     Panasonicのほうから電話でパワートランジスターが壊れて直らないと言われた
     
  • B. 原因
     前段AMPのFET(電解トランジスター)/TR(トランジスター)劣化の為、終段TR(トランジスター)焼損
     
  • C. 修理状況
      メインAMPのTR(トランジスター)交換
      前段AMPのFET(電解トランジスター)/TR(トランジスター)交換
      SP接続リレ−交換
      半固定VR交換
      各部調整
      配線手直し、補強
      経年劣化による各部ハンダ補正

  • D. 使用部品
      終段TR(トランジスター)              16個
      TR(トランジスター)                 24個
      SP接続リレー                      3個
      半固定VR                        9個
      FET                            4個
      コンデンサー                          個
      抵抗                             個

  • E. 修理費  85,000円   オーバーホール修理。
        さらにチュンUPの為に、電解オ−デオコンデンサーに交換の場合 追加 30,000円。
        大型コンデンサーは除く 25個交換。
  • S. Technics SE−A3 の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況
A1. 修理前 下から見る 修理履歴あり 
     使用されている終段TR(トランジスター)はコンプリが1個になったタイプで現存しないので、交換には、加工が必要
A2. 修理前 いも半田の電源コード
A3. 修理前 雑音がコネクタ−と思い半田付けした物 その1
A4. 修理前 雑音がコネクタ−と思い半田付けした物 その1
A5. 修理前 片側の前段AMP
S. Technics SE−A3 の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 ステレオDCパワーアンプ SE−A3
実効出力 320W+320W(4Ω、20Hz〜20kHz、0.003%)
200W+200W(8Ω、20Hz〜20kHz、0.002%)
220W+220W(8Ω、1kHz、0.001%)
全高調波歪率 0.001%(20Hz〜20kHz、定格出力-3dB時)
TIM歪 測定不能
出力帯域幅 5Hz〜100kHz(T.H.D.0.007%)
周波数特性 DC〜20kHz +0 -0.1dB、DC〜300kHz +0 -3dB
SN比(IHF-A) 123dB
残留雑音 150μV
ダンピングファクタ 120(8Ω)
負荷インピーダンス main or remote:4Ω〜16Ω、main and remote:8Ω〜16Ω
入力感度/インピーダンス 1V/47kΩ
   メーター特性
指示範囲 0.0001W〜300W(8Ω)-60dB〜+5dB
周波数特性(指示精度) 10Hz〜10kHz ±1dB(-40dB未満)、10Hz〜20kHz ±1dB(-40dB以上)
アタックタイム 50μsec
リカバリータイム 750msec(0dB→-20dB)
   総合
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 560W
外形寸法 幅430x高さ208x奥行507mm
重量 35.2kg
価格 ¥300,000(1979年12月発売)
                           su-a3-5
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