Sansui AU−11000. 2台目修理記録
ユザ−の希望で修理中断し返却
平成14年10月30日到着 12月19日返却
  • A. 修理前の状況
     YAHOOで購入、先ほど、まず、右のスピーカーから音がでなくなり、 その後、電源スイッチを入れてもランプがつかなくなり、 とうとう死んでしまいました。。。。

  • B. 原因
    電源トランスの巻線の短絡

  • C. 修理状況

  • D. 使用部品

  • E. 調整・測定

  • F. 修理費  65,000円      オーバーホール修理。
                            但し、電源トランスは別途。
                            電源トランスはジャンクを見つけるしかない。
  • S. Sansui AU−11000 の仕様(マニアル・カタログより)
A−1. 修理前 終段電源部への電源コンデンサー交換してある(写真とは異なり、ピカピカの新品、汚く見えるのは、あまりにも綺     麗なので他の物が写って居る)。
     この事故の後遺症が電源トランスに残り、巻き線が短絡した可能性あり
A−4. 修理前 上から見る
          整流ダイオード、フューズは異常ないので、湿気でも入り、巻き線が短絡した模様
          コネクターは皆、半田付けされている 終段TR(トランジスター)も交換必要?
A−5. 修理前 下から見る、コネクターは皆、半田付けされている
S. Sansui AU−11000 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 プリメインアンプ AU−11000
実効出力(両ch動作) 110W+110W(4Ω、8Ω、20Hz〜20kHz)
110W+110W(4Ω、8Ω、1kHz、THD 0.05%以下)
全高調波歪率(定格出力) 0.08%以下
混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1、SMPTE) 0.08%以下
周波数特性(1W時) 10Hz〜50kHz +0 -1dB
ダンピングファクター 80(8Ω)
RIAA偏差(30Hz〜15kHz) ±0.3dB
負荷インピーダンス 4Ω、8Ω
チャンネルセパレーション(1kHz) Phono1、2:55dB以上
Tuner、Aux1、2、Tape Monitor:60dB以上
ハム及びノイズ Phono1、2:65dB以上
Tuner、Aux1、2、Tape Monitor:80dB以上
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono1:2mV、4mV、8mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ
Phono2:2mV/50kΩ
Tuner、Aux1、2、Tape Monitor1:130mV/50kΩ
Tape Monitor2(Pin/Din):130mV
最大許容入力(1kHz、THD 0.1%以下) Phono1:1000mV(入力感度切替8mV)
Phono2:300mV
Aux、Tuner:3V
出力レベル Tape rec1(Pin):130mV
Tape rec2(Pin/Din):130mV/30mV
トーンコントロール Bass:±10dB(30Hz)
Midrange:±5dB(1.5kHz)
Treble:±10dB(20kHz)
トーンセレクター Bass:150Hz、300Hz、600Hz
Treble:2kHz、4kHz、8kHz
ローフィルター -3dB(20Hz)、12dB/oct
-3dB(60Hz)、12dB/oct
ハイフィルター -3dB(7kHz)、6dB/oct
-3dB(12kHz)、12dB/oct
定格消費電力 240W
外形寸法 幅460x高さ160x奥行375mm
重量 19.3kg
価格 ¥180,000(1975年発売)
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