Sansui AU−9500. 12台目修理記録 
 平成17年7月6日到着   8月6日完了
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理依頼。

B. 原因
  • 各部劣化。
    初段FET・TR(トランジスター)劣化。

T. 修理前点検測定
  • 歪みが多い

C. 修理状況
  • 調整用半固定VR交換
    EQ−AMP−TR(トランジスター)交換
    コントロールAMP初段FET(電界トランジスター)/TR(トランジスター)交換
    配線手直し、補強
    各部、半田補正
    コンデンサー交換

D. 使用部品
  • 半固定VR                             4個
    初段TR                                4個
    EQ−AMP−TR                          2個
    コントロールAMP−TR                      2個
    コントロールAMP−FET                     2個
    オーディオ用ミューズ電解コンデンサー           49個
    メタライズドフイルムコンデンサー              8個
    電源増量電解コンデンサー                  5個

E. 調整・測定

F. 修理費       85,000円    オーバーホール修理。

S. SANSUI AU−9500 の仕様(マニアル・カタログより)

     
A. 修理前の点検
A1. 点検中 上から見る 電源トランスに巻き線の印刷が無い
A2. 点検中 下から見る
A3. 点検中 使用するオーディオ用ミューズ電解コンデンサー、GOLDが増えてきました
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定・調整  出力=24V=72W 歪み率0.7% at=400HZ AUX端子入力
C. 修理状況
C1A. 修理前 R側 終段トランジスター 熱でシリコングリスが流れ出し殆ど無い
C1B. 修理後 R側 終段トランジスター
C1C. 修理前 L側 終段終段トランジスター 熱でシリコングリスが流れ出し殆ど無い
C1D. 修理後 L側 終段終段トランジスター
C2A. 修理前 R終段基盤
C−2B. 修理後 R終段基盤 TR(トランジスター)2個 半固定VR2個 電解コンデンサー4個 フイルムコンデンサー2個交換
C−2C. 修理前 R終段基盤裏
C2D. 修理後(半田補正) R終段基盤裏 全ての半田をやり直す
C2E. 完成R終段基盤裏 不要なフラックスを取り洗浄後
C3A. 修理前 L終段基盤
C3B. 修理後 L終段基盤 TR(トランジスター)2個 半固定VR2個 電解コンデンサー4個 フイルムコンデンサー2個交換
C3C. 修理前 L終段基盤裏
C3D. 修理後(半田補正) L段基盤裏 全ての半田をやり直す
C3E. 完成 L終段基盤裏 不要なフラックスを取り洗浄後
C4A. 修理前 整流・プロテクト基盤
C4B. 修理後 整流・プロテクト基盤  SP接続リレ−、電解コンデンサー12個交換
C4C. 修理前 整流・プロテクト基盤裏
C4C−1. 修理前 整流・プロテクト基盤裏 SP接続リレーの半田?
C4C−2. 修理前 整流・プロテクト基盤裏 左が取り付けて合った物、右が交換する物
C4D. 修理後(半田補正)後 整流・プロテクト基盤裏 全ての半田をやり直す
C4E. 完成 L終段基盤裏 不要なフラックスを取り洗浄後
C5A. 修理前 コントロール基盤
C5B. 修理後 コントロール基盤 FET(電解トランジスター)2個、電解コンデンサー17個、フイルムコンデンサー4個交換
C5C. 修理前 コントロール基盤裏
C5D. 修理後(半田補正) コントロール基盤裏 全ての半田をやり直す
C5E. 完成 コントロール基盤裏完成 不要なフラックスを取り洗浄後
C6A. 修理前 EQ−AMP基盤
C6B. 修理後 EQ−AMP基盤  TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー12個交換
C6C. 修理前 EQ−AMP基盤裏
C6C−1. 修理前 EQ−AMP基盤裏 銅箔剥離の跡
C6D. 修理後(半田補正) EQ−AMP基盤裏 全ての半田をやり直す
C6E. 完成 L終段基盤裏 不要なフラックスを取り洗浄後
C7. 修理中 前面パネルを外す方が、作業がしやすい
C7A. 修理中 TONE−VR基板 右端が清掃後
C7B. 修理中 TONE−VR基板 左端が回転子を取った所
C7C. 修理前 TONE−VR基板裏
C7D. 修理(半田補正) TONE−VR基板裏 全ての半田をやり直す 
C7E. 完成TONE−VR基板裏 洗浄後
C8A. 修理前 SW基板
C8B. 修理前  SW基板裏、手付けなので劣化は非常に少ない
C8C. 修理(半田補正)後 SW基板裏 全ての半田をやり直す
C8D. 完成SW基板裏 洗浄後
C9A. 修理前 FILTERS−SW基板
C9B. 修理前 FILTERS−SW基板裏
C9C. 修理(半田補正) FILTERS−SW基板裏 全ての半田をやり直す
C9D. 完成FILTERS−SW基板裏 洗浄後
CAA. 修理前 Mode−SWの接点
CAB. 修理後 Mode−SWの接点、一般的な接点復活材ではこの程度です
CBA. 修理前 SELECTOR−SWの接点
CBB. 修理後 SELECTOR−SWの接点
CDA. 修理前 電解コンデンサー周り
CDB. 修理後 電解コンデンサー周り 電解コンデンサー7個、経年変化を考慮して増強する
CDC. 修理前 左メイン基板コネクター周り
CDD. 修理後 左メイン基板コネクター周り 電解コンデンサー2個交換
CEA. パネル清掃
CEB. パネル裏 接着材を流し込んで置く
CF. 後パネルを外し、ハンダ補正中
CGA. 修理前 上から見る
CGB. 修理後 上から見る
CGC. 修理前 下から見る
CGD. 修理後 下から見る
CH. 交換部品
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整
    <見方>
     上左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)
     下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計
     上左=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
     上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
     上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力)
E2A. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.03% at=1000HZ AUX端子入力
E2B. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.03% at=400HZ AUX端子入力
E3A. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.05% at=1000HZ PHONO−1端子入力
E3B. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.04% at=400HZ PHONO−1端子入力
E4A. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.09% at=1000HZ PHONO−2端子入力
E4B. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.04% at=400HZ PHONO−2端子入力
E5A. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.05% at=1000HZ MIC端子入力
E5B. 出力・歪み率測定・調整  出力=26V=84.5W 歪み率0.04% at=400HZ MIC端子入力
E6. 24時間エージング
E7A. 立派な箱 下敷き
S. SANSUI AU−9500 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 プリメインアンプ AU-9500 
定格出力 ミュージックパワー(IHF)=260W(4Ω、1kHz).
実効出力(片ch動作)=85W/85W(8Ω、1kHz).
実効出力(両ch動作)=80W+80W(8Ω、1kHz).
連続実効出力(両ch動作、定格歪率8Ω、20Hz〜20kHz)=75W+75W
全高調波歪率(定格出力) 0.1%以下
混変調歪率 0.1%以下(定格出力、70Hz=7kHz=4:1、SMPTE)
パワーバンドウィズ(IHF) 5Hz〜40kHz
周波数特性 3Hz〜80kHz、+0 -1dB(メインアンプ、1W出力時)
ダンピングファクター 50(8Ω)
入力感度/入力インピーダンス(1kHz) Phono1=2.5mV/50kΩ.
Phono2=2.5mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ.
(最大許容入力 300mV、全高調波歪率 0.5%以下).
MIC=2.5mV/50kΩ.
Tuner、AUX(レベル調整可能)=100mV/50kΩ.
Tape Monitor1、2(PIN)(レベル調整可能)=100mV/50kΩ.
Tape Monitor2(DIN)=100mV/50kΩ.
4ch、N.R.Adaptor=100mV/50kΩ.
出力電圧/出力インピーダンス Tape Rec1、2(PIN)=100mV/1.5kΩ.
Tape Rec2(DIN)=30mV/70kΩ.
4ch、N.R.Adaptor=100mV/1.5kΩ.
プリアンプ(定格出力)=0.8V/1.5kΩ.
[最大出力、全高調波歪率 0.5%以下]:4.5V.
クロストーク(定格出力 1kHz) Phono1、2=50dB以上
ハム及びノイズ(IHF) Phono1、2=75dB以上.
Tuner、AUX=85dB以上.
メインアンプ=100dB以上.
トーンコントロール Bass(Defeat、150Hz、300Hz、600Hz)=±15dB(20Hz)、3dBステップ.
Midrange(Defeat、750Hz、1.5kHz、3kHz)=±5dB(1.5kHz)、1dBステップ.
Treble(Defeat、6kHz、3.5kHz、2kHz)=±15dB(20kHz)、3dBステップ.
ラウドネス(ボリューム -30dB) 50Hz:+10dB.
10kHz:+8dB.
ロー・フィルター 25Hz、50Hz:-3dB(12dB/oct).
ハイ・フィルター 12kHz、6kHz:-3dB(12dB/oct).
使用半導体 トランジスタ:58
FET:2
ダイオード:37
定格消費電力 205W(最大550VA)
外形寸法 幅500×高さ140×奥行347mm
重量 23.3kg
価格 123,000円(1972年10月発売当時).
135,000円(1975年頃). 
                    9500-c-22
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