Sansui AU−D907 Limited. 6台目修理・再修理記録
   使用上の注意                                     平成14年2月8日持ち込み 3月14日完成
  • A. 修理前の状況
       現在のアンプの状況です。
        @各セレクターガリ有り。
        Aバランスつまみガリ大(5年ほど触っていませんでした)
        B歪みっぽい気がする。(ソースによるかもしれません)
        Cほぼ毎日PM9〜10時頃電気を入れ翌朝切る
          (寮で電気代が掛からないので寝るとき入れっぱなし)
        Dヴォリュームは電源を入れてプロテクタが外れてから左一杯の位置から上げていく。
          電源を切るときは左一杯に回してから電源を切る。
        E置き場の関係で直接DAT等を上に積んでおり、天板の上は20mmくらいしか明けていないため、
          一晩経つと無音でもパネルが暖かくなる。 (HP拝見して50mm以上空けようと考えています。)
        Fメインで聞いているのはラジオの深夜放送の録音、たまに聞くのはCDやVIDEO
          学生時代はレコード(MC/MM)を聞いていたが、現在4畳半でレコードは聴けない。
          (30過ぎで退寮となり、アパート住まいになるので、その時はレコードを聴きたい)
        G買ってから一度もプロテクタを効かせていない。

  • B. 原因
       各AMPの初段FET(電界効果トランジスター)の劣化

  • C. 修理状況
       メインAMPの調整用 半固定VR交換
       メインAMPの終段TR(トランジスター)/初段FET(電界効果トランジスター)交換
       コントロールAMPのFET(電界効果トランジスター)交換、
       イコライザーAMPのFET(電界効果トランジスター) 交換
       SP接続リレー交換(容量1.5倍の同型新タイプ使用)
       配線手直し、補強

  • D. 使用部品
       SP接続リレー                           2個
       バランス、バイアス調整用 半固定VR            4個
       MC_AMPのTR(トランジスター)                4個
       イコライザーAMP FET(電界効果トランジスター)        2個
       コントロールAMP FET(電界効果トランジスター)        2個
       電解コンデンサ-                          2個
       抵抗                                 2個

  • E. 修理費 45,000円    通常修理。

   平成17年4月25日到着  月日完成
  • F. 再修理前の状況
       稼動20分程度でpurotectorが働いて音が出なくなります。(電源ランプの点滅状態)
       電源を再投入しても,稼動時間が短くなって行き,終いには全く音が出なくなります。

  • G. 再修理原因
       各部劣化
       初段FET(電界効果トランジスター)劣化

  • H. 再修理状況
       SP接続端子交換
       電解コンデンサ−交換(ミューズ使用)
       全基板半田やり直し
       RCA端子交換
  • I. 再修理使用部品
       電解コンデンサ−                    個(ミューズ使用)
       SP接続端子                      8個
       RCA端子                        4個

  • J. 再修理測定・調整

  • K. 再修理費           <<オーバーホール修理>>
     
1.SP接続リレーの交換、MC−AMPの修理
2.フラットAMP FET(電界効果トランジスター)交換、点いていたのは2SK129 ???
3.コントロールAMPの半田補正
4.ツマミの外側金属部分と内側プラスチックの接着
5.ドライブ基板修理後、交換部品は半固定VR=4個、複合FET(電界効果トランジスター)=2個
6.ドライブ基板裏の半田補正、光っている所。
7.出力/歪み測定・調整
8.30V=112.5W/8Ω 歪み率=0.03%  400HZ
9.30V=112.5W/8Ω 歪み率=0.03%  1000HZ
10.完成上から
11.完成下から
12.修理完成し、24時間エージング中。
F.再修理前の点検
J−1.点検中 上から
A−2.点検中 下から
A−3.点検中 壊れたSP端子
A−3A.点検中 交換で取り付けられる端子 あて板製作込み1.5万円
A−3B.点検中 交換で取り付けられる端子 あて板製作込み1万円、但し穴が大きく綺麗で有りません
A−4.点検中 RCA端子
A−4A.点検中 交換で取り付けられるRCA端子 後ろに基板が有るので、改造が必要
           下記、「H−4A.修理前 RCA端子」「H−5A.修理前 プリメインRCA端子」参照の事
           PRI−OUT/POWER−INの2組5000円
H−4A.修理前 RCA端子
H−4B.修理前 RCA端子裏
H−5A.修理前 プリメインRCA端子
H−5C.修理前 プリメインRCA端子裏
                        907lim61
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