台目 修理記録 |
平成15年10月日到着 月日完成 |
A.修理前の状況
- この夏に鳴らしたときは問題無かったのですがこの連休で電源を入れてみたところプ
ロテクトが解除しません
B.原因
- フュ−ズ入り抵抗の全部が半断線、電解コンデンサ−劣化
FETのバラツキが大きく、調整範囲外
C.修理状況
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SP接続リレ−交換
初段FET交換
RLバイアス/バランスVR交換
モジュ−ル修理
電解コンデンサー交換(オーデオコンデンサー使用)
D.使用部品
- SP接続リレ−交換 2個
初段FET 2個
バイアス/バランス半固定VR 6個
フュ−ズ入り抵抗 30個
モジュ−ル修理 2個
電解コンデンサー 31個
E.調整・測定
F.修理費 98,000円
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A.修理前の状況
A−1.修理前点検中 下から見る、非常に綺麗です
AMP部の電解コンデンサーのビニールの後退も少ない |
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A−2.修理前点検中 λコンを固定する、プラスチック製の固定筒が抜けている
輸送中の衝撃か? |
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A−3.修理前点検中 出力を測定
R側=これ以上でプロテクト動作
L側=片側不動作 |
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C.修理状況
C−1A.修理前 Rドライブ基板 |
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C−1B.修理後 Rドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレ−交換
フュ−ズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 モジュール修理 |
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C−1C.修理前 Rドライブ基板裏 |
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C−1D.修理(半田補正)後 Rドライブ基板裏 半田を全部やり直す |
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C−1E.完成 Rドライブ基板裏 洗浄後 |
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C−2A.修理前 Lドライブ基板 |
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C−2B.修理後 Lドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR3個、SP接続リレ−交換
フュ−ズ入り抵抗全部、電解コンデンサー11個交換 モジュール修理 |
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C−2C.修理前 Lドライブ基板裏 |
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C−2D.修理(半田補正)後 Lドライブ基板裏 半田を全部やり直す |
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C−2E.完成 Lドライブ基板裏 洗浄後 |
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C−3A.修理前 電源基盤 |
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C−3B.修理後 電源基盤 フュ−ズ入り抵抗全部、電解コンデンサー9個交換
ジャンパー線も半田を浸み込ませる |
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C−3C.修理前 電源基盤裏 |
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C−3D.修理(半田補正)後 電源基盤裏 半田を全部やり直す |
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C−3E.完成電源基盤裏 洗浄後 |
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C−4A.修理前 SP端子 |
C−4B.修理後 SP端子 |
C−5A.修理前 RCA端子 裏 |
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C−5B.修理(半田補正)後 RCA端子 裏 半田を全部やり直す |
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C−6A.修理前 R終段FET |
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C−6B.修理後 R終段FET |
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C−6C.修理前 L終段FET |
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C−6D.修理後 L終段FET |
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C−7.交換した部品 |
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C−8A.修理前 下から見る |
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C−8B.修理後 上から見る |
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C−9.完成 磨けば綺麗に成ります |
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E.測定・調整 E−1.出力・歪み率測定・調整 <見方> 下左オーデオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SPからの出力を測定 下中オシロ=入力波形(オーデオ発振器のTTLレベル) 下右上=周波数計 上左端電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用 上中左歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力 上中右=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用 上右端オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力 下中右上デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定 |
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E−2A.L側、31V=120W出力 0.01%歪み 1000HZ |
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E−2B.L側、31V=120W出力 0.01%歪み 400HZ |
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E−2C.R側、31V=120W出力 0.01%歪み 1000HZ |
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E−2D.R側、31V=120W出力 0.01%歪み 400HZ |
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E−3.完成 24時間エ−ジング |
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