Sony ST−5000F. 2台目修理記録
平成17年5月25日到着   6月1日完成
A. 修理前の状況
  • 最近オークションでSONYのST-5000Fを購入しましたが、右CHからノイズが出て、出力レベルが低くなってきました。
    そこでSONYに修理依頼をしましたが部品がなく修理不可能ということで戻ってきました。
    仕方なく自分でMPX基盤の部品をいくつか交換したのですが、右CHの出力が無くまた、ステレオでは音が歪みます。

B. 原因
  • 各部劣化、MPX部TR(トランジスター)劣化。

C. 修理状況

  • RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
    TR(トランジスター)交換
    配線手直し、補強 
    半固定VR交換
    1部フイルムコンデンサー交換

D. 使用部品
  • 電解コンデンサ−(オ−デオコンデンサー使用)      28個
    TR(トランジスター)                       18個
    フイルムコンデンサー                      12個
    半固定VR                              4個


E. 調整・測定

F. 修理費  55,000円    「オーバーホール修理」

S. Sony ST−5000F の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 上蓋を取った所。
A12. シールド外す。 ICを使用しないので、故障しても部品の供給があり、長く使用できます。
A2. 下蓋を取った所。
A3. 電解コンデンサーの半田付け これが本当の「イモ半田」。
C. 修理状況.
A11. 修理前 電源基板
A12. 修理後 電源基板  電解コンデンサー1個交換
A13. 修理前 電源基板裏
A14. 修理(半田補正)後 電源基板裏、 全半田やり直し。 銅箔への配線は、表へ移動する。
A15. 完成電源基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
A21. 修理前 IF−AMP基板
A22. 修理後 IF−AMP基板  電解コンデンサー6個、半固定VR1個交換
A23. 修理前 IF−AMP基板裏  
A24. 修理(半田補正)後 IF−AMP基板裏、 全半田やり直し。 銅箔への配線は、表へ移動する。  
A25. IF−AMP基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
A31. 修理前 Muting基板
A32. 修理後 Muting基板 電解コンデンサー1個、フイルムコンデンサー1個、半固定VR1個交換 
A33. 修理前 Muting基板裏
A34. 修理(半田補正)後 Muting基板裏、 全半田やり直し。 銅箔への配線は、表へ移動する。
A35. 完成Muting基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
A41. 修理前 DET基板
A42. 修理後 DET基板 電解コンデンサー7個、TR(トランジスター)3個、半固定VR1個交換
A43. 修理前 DET基板裏
A44. 修理(半田補正)後 DET基板裏、 全半田やり直し。 銅箔への配線は、表へ移動する。
A45. 完成DET基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
A51. 修理前 MPX基板
A52. 修理後 MPX基板 電解コンデンサー11個、フイルムコンデンサー11個、TR(トランジスター)15個、半固定VR1個交換
A53. 修理前 MPX基板裏  
A54. 修理(半田補正)後 MPX基板裏  
A55. 完成MPX基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
A61. 掃除前 バリコン減速歯車
A62. 掃除後 バリコン減速歯車
A63. 新しいグリス塗布 バリコン減速歯車
A71. 修理前 フロントエンド内部
A72. 修理後 フロントエンド内部 電解コンデンサー2個増設
A81. 修理前 電解コンデンサーの半田付け
A82. 修理語 電解コンデンサーの半田付け
A91. 修理前 上から
A92. 修理後 上から
A93. 修理前 下から
A94. 修理後 下から
AA. 交換部品
E. 調整・測定、 FM受信感度、RL分離測定調整.
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの 変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
       右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
     下オシロ=検波出力波形
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E1. トラッキング調整 77、84、89MHZのポイントで合わす
E21. FM 感度、RL分離測定調整 R側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=1%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大3%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E22. FM 感度、RL分離測定調整 L側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=1.2%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大3%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E3.  24時間エージング。
S. Sony ST−5000F の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 FMステレオチューナー ST−5000F。 輸出向= ST−5000FW
回路方式 スーパーヘテロダイン方式
受信周波数 76MHz〜90MHz(3.95〜3.33m)
中間周波数 10.7MHz
実用感度 1.5μV(IHF)
S/N比 70dB
キャプチャーレシオ 1.0dB
実効選択度 100dB(IHF)
イメージ妨害比 90dB
IF妨害比 100dB
スプリアス妨害比 100dB
AM抑圧比 65dB
ミューティングレベル 3μV〜15μV(連続可変)
周波数特性 20Hz〜15kHz、±0.5dB
アンテナ端子 300Ω平衡、 75Ω不平衡
高調波歪率 mono:0.2%(400Hz、100%変調時)、 stereo:0.35%(400Hz、100%変調時)
FMステレオセパレーション 40dB以上(中音域、100%変調)、 30dB以上(50Hz、100%変調)
30dB以上(10kHz、100%変調)、  20dB以上(15kHz、100%変調)
自動ステレオ動作レベル 3μV
SCA抑圧比 65dB
19kHz、38kHz抑圧比 70dB
周波数ドリフト(83MHz) -5℃〜+45℃、±20kHz
出力電圧/インピーダンス 固定出力(Fixed) =700mV/10kΩ(400Hz、100%変調時)
可変出力(Variable)=0〜2V/1kΩ(最大出力にて、100%変調時)
使用半導体 トランジスタ=39個、 FET=3個、 ダイオード=36個
その他の機能 チューナーインプットメーター、 チューニングメーター、 ステレオ表示ランプ
接続端子 アンテナ端子(300Ω,75Ω)、 アース端子,固定出力端子(FIX)、 可変出力端子(VARIABLE)
操作つまみ類 電源スイッチ、 モードセレクター(MONO AUTO STEREO)
ミューティング調節つまみ(連続可変)、 ハイブレンド調節つまみ(OFF,1,2,3)
同調つまみ
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 約20W
外形寸法 幅400×高さ145×奥行310mm
重量 9.2kg
付属 FMフィーダーアンテナ×1、 接続コード RK-56×1、 スペアヒューズ(1A)×1
価格 \98,000
別売 ユーラシアンチーク仕上木製ケース TAC-1(\4,600)、 マウント金具 MB-5(\2,800)
                      st5000f-18
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