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KENWOOD L−02T. 3台目修理記録
平成24年11月14日持込   11月21日返却
A. 修理前の状況
  • ヤフオークションで購入品、商品説明抜粋。
    海外で使用していたものでが、下記2点以外は全て国内用に替えております。
    部品変更、調整私(出品者)が行いました。
    引越しを10回以上しておりますので英版の取説は何処かに行ってしまいました。一オーナ品。
    • 輸出モデルのパーツを使用。
      1.電源トランス、
      2.入力電圧が110V-220Vのスイッチャブルのトランス リアーパネル、アンテナ入力端子1系統

    Σケーブル、電源ケーブル、取説コピーあり。
  • 不具合内容(修理依頼者=購入者)
    • 受信感度が悪い アンテナ入力レベルがヤマハT2より(半分までいかないが)落ちている。
      音は問題無く多少は歪みはありますが、気になるレベルではなくヘッドフォンなどで分る程度。
      家は熊谷ケーブルTVから同軸ケーブルでFMを受信している為、電波環境の影響も多少はあるかと思っています。
    • AUTOポジションでモノラルになってしまいますが、STEREOポジションでは問題無くステレオで聴けます。
      MONOポジション、モノラルになります
    • 周波数のズレがあります。 最初は気がつきませんでしたが、ダイヤルを左右に回して周波数を(放送局)変更していると同じ放送局であっても 2回目に同調すると周波数がかなりズレがあります。
      そこで、ダイヤルノブを右に左に回していると左に針がいったままになってしまい、ダイヤルノブを回しても空回りして針が動きません。
    • 購入したばかりなのですが!
  • amp修理工房 注。
    • この様な人気機種の購入は十分に注意しましょう。 
      特に技量の無い持ち主が修理に挑戦して失敗した物は悲惨です。
      この修理品は、肝心のサーボロック(PLL)が点灯しない致命的な故障品。
      L−02tはメーカーでも「MPX基板」の場合は、東京送りの様子です(測定機器が必要な為)。
      こちら参照 機器は 確認して購入しましょう(オークションの注意)

B. 原因
  • 経年変化による劣化や技量の無い修理不備。

C. 修理状況
  • バリコンの軸(プーリ)が曲がり補正。
    フロントエンドの同調コイルのコアー交換。
    ダイアル指針製作。
    RF増幅トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整。
    出力リレー交換。
    配線手直し、補強。
    半固定VR交換。
    OP−AMP交換。
    C−MOS−IC交換。
    整流ダイオード交換。
    フイルター内蔵ACインレット取付。


D. 使用部品
  • 電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)        個。
    リレー                                    個。
    半固定VR                                個。
    OP−AMP                                 個。
    整流ダイオード                              個。
    フイルター内蔵ACインレット。


. 修理費  305,000円  オーバーホール修理
                       修理費合わず返却。

S. KENWOOD L−02T の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上ケース・シールド・前パネルを取り、上から見る、バリコンの軸(プーリ)が曲がっている!
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A252. 点検中 下から見る、下蓋前右足付近に凹みあり。
A26. 点検中 下蓋を・シールド・前パネル取り、下から見る。
A31. 点検中 出力端子郡。 中央は、KENWOOD自慢の「Σドライブ」ケーブル端子。
A32. 点検中 電源コード受け口。 SONYのメガネ型によく似ている?
A41. 点検中 駆動の糸が外れたダイアル指針
A42. 点検中 ダイアル指針の照明供給電線が電解コンデンサーに引っかかり、外れた。! 修理者の技量不足が原因。
A43. 点検中 駆動の糸が配線に当たっている! 修理者の技量不足が原因。
A44. 点検中 駆動の糸が、プーリから外れている! 右のプーリの軸も曲がっている!
A45. 点検中 フロントエンドの同調コイルのコアーが割れている! 修理者の技量と道具不足が原因。
A51. 点検中 ラッピングを外した後の、結線(半田付け)。
A52. 点検中 ラッピングを外した後の、結線(半田付け)2。
A53. 点検中 メータをTR(トランジスター)で固定。 Good Idea!!。
A54. 点検中 Servo Look LED点灯せず。
S. KENWOOD L−02T の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 FMステレオチューナー L−02T
受信周波数範囲 76MHz〜90MHz
アンテナインピーダンス(2系統) A=75Ω不平衡。 B=75Ω不平衡
感度 NORMAL(75Ω)=10.7dBf(新IHF)/0.95μV(IHF) 
 DIRECT(75Ω)=25.2dBf(新IHF)/5.0μV(IHF)
SN比50dB感度     NORMAL MONO=15.8dBf(新IHF)/1.7μV(IHF)
NORMAL STEREO=37.2dBf(新IHF)/20μV(IHF)
DIRECT MONO =31.2dBf(新IHF)/10μV(IHF)
DIRECT STEREO=51.6dBf(新IHF)/105μV(IHF)
高調波ひずみ率 
 (ANT・IN→Σ・OUT アンテナ入力85dBf)
         
WIDE
     100Hz  0.004%(MONO)0.015%(STEREO)
       1kHz   0.004%(MONO)0.01%(STEREO)
       6kHz   0.015%(MONO)0.03%(STEREO)
        15kHz  0.01%(MONO) 0.1%(STEREO)
  50Hz〜10kHz 0.015%(MONO)0.04%(STEREO)
NARROW
      100Hz 0.005%(MONO)0.08%(STEREO)
      1kHz   0.02%(MONO) 0.05%(STEREO)
      15kHz   0.05%(MONO) 0.5%(STEREO)
   50Hz〜10kHz 0.2%(MONO)  0.2%(STEREO)
SN比 
 (ANT・IN→Σ・OUT、100%変調85dBf入力)
MONO=98dB
STEREO=88dB
キャプチャーレシオ 0.9dB(WIDE) 2.5dB(NARROW)
実効選択度(IHF) NARROW= 65dB(±300kHz)
WIDE=    45dB
ステレオセパレーション 
  (ANT・IN→Σ・OUT)
WIDE     1kHz        60dB
         50Hz〜10kHz   50dB
         15kHz       45dB
NARROW  1kHz        47dB
         50Hz〜10kHz   35dB
周波数特性(ANT・IN→Σ・OUT) 15Hz〜15kHz、  +0.2dB −0.5dB
イメージ妨害比 120dB。(84MHz NORMAL)
IF妨害比 120dB。(84MHz NORMAL)
スプリアス妨害比 120dB。(84MHz NORMAL)
AM抑圧比 70dB
サブキャリア抑圧比 ローパスフィルターON =70dB 
ローパスフィルターOFF=65dB
レックキャリブレーション 440Hz、 50%変調
出力レベル&インピーダンス
             (1kHz、100%変調)
固定出力      = 0.75V/1Ω以下 
Σ出力(可変)出力= 1.5V/1Ω以下
マルチパス出力 垂直出力= 0.5V/3kΩ 
水平出力= 0.01V/10kΩ
ダイヤルスケール・アジャスター ±2mm
電源電圧・電源周波数 100V  50Hz/60Hz
定格消費電力(電気用品取締法に基づく表示) 28W
外形寸法 約480mm(W)×147.5mm(H)×423mm(D)
重量 約12.4kg
価格 30万円 1982年
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