Q.ミュージカルフィディリティのA-1をヤフオクで入手したのですが、 低域が出ない感じがします.(ヤマハのA−7と比べて)。このアンプはもともと、線の細いものなのでしょうか、それとも経年変化から来る音質劣化なのでしょうか?
現在の部品に交換すると、改善されるか?

A.基本的には、それがAMPの特性と考える方が、無難です。
1.新品の場合、AMP(特にメイン)の低域特性(伸び)は「電源」に頼る所が大きいです
  すなわち、トランスの容量、電解コンデンサーの大きさ・特性、整流器の大きさ・特性
  現在、流行に成っている、電源コード交換、SPコード交換はこの為も有ります
  終段は電流増幅であるTR(トランジスタ−)が断然有利です
2.古くなり、低域が出ない原因は、経年変化で劣化する、パスコン、電解コンデンサーです
  特に、パスコンの劣化は致命てきと成ります(高域も伸びなくなります)
3.表題の「ミュージカルフィディリティのA-1」は電源が大きく有りません、高域の伸びに特徴が有ります
  ケースも小さいので、余り期待しないほうが良いです