Q.使用されているコンデンサ−は「大」は「小」を兼ねる? 大きい容量の方がよいか特性が良いか?
AMP等に使用されている、電解コンデンサ−は容量が大きいものは、耐圧の大きいものは交換可能?

A.使用されている場所、コンデンサ−の種類によります
1.電源回路の電解コンデンサ−の場合
  物理的場所、整流器、トランス等が許せば大容量に越したことは無い、耐圧も高いほうが持ちが良い
  但し、1000V/100μを10V/100μに使用した場合、効果が薄れます

以下の場所は不用意に容量を変えないほうが良い、発信に悩まされる事になります
又、最近流行っている、オ−デオコンデンサ−に交換するときも注意が必要です
特に、解りにくく、怖いのが、動的発振

2.結合コンデンサ−(カップリングコンデンサ−)
  大きい容量の方が、低域を通すのでと、増量するのは注意
  耐圧は2各上までぐらいで無いと物理的に入らない(10V→15V)

3.パスコン(動作安定の為に入れる)等
  規定値を使用するのがお勧め
  耐圧は2各上までぐらいで無いと物理的に入らない(10V→15V)


動的発振=入力信号を入れたとき発信する物
       複雑で、有る周波数(複数の場合あり)+特定レベルの時だけ起こる物