Q.プリAMPとメインAMPを接続する時、各VRの設定方法は?
セパレ−トAMP、プリAMPとメインAMPを接続する時に、各VRの設定はどうするのが良いですか?

A.特に目的が無い限り 「プリVR」=大き目、「メインVR」=小さめ が良いです
 メインAMP−VRを最小にし、プリAMPに何かソ−スを入力し、プリAMP−VRを50〜80%の位置にする。
メインAMP−VRを徐々に上げ、常時使う、目的の出力に設定する。
 理由(特に、上記の逆の方法と比べて)
  • 一般に「よく言われる腹8分」と同じで、機械も同じです、プリAMPの最良点も同じです
  • TR(トランジスタ−)/FET(電解トランジスタ−)の増幅曲線は「S字」です、真ん中が一番良いのです
FETの曲線   東芝ハンドブックより転記 TRの曲線   東芝ハンドブックより転記
  • 不用意にメインAMPに過大入力を入れたとき、VRを下げた分だけ、少しでも抑えられる、良くある、電源SW切り忘れ、入力ケ−ブルを引き抜く等
  • メインAMP−プリAMP間のケ−ブルの為の、S/N向上になる(レベルが高い分ノイズに強い)、特にAV等で距離が長い場合はてき面です
 同じ様に、プリAMPに接続する機器も同じです、但し、プリAMPに入力調整用のVRが有る場合です
 よく言われる格言「小さく生んで大きく育てる」と同じで、要は「小さく入れて大きく出す」が原則です