Q.AU-D607のプリ出力をデンオンのPOA3000の入力につないだ
AU-D607のプリ出力をデンオンのPOA3000の入力につないで、POA3000の電源を切ったらAU-D607につないであるSPよりポップノイズが少し出ました。
それ以来シンバルの音が鈍るし、音に繊細さがなくなったように気がします。
POA-3000の入力にテスタを当てて電源を切りるとテスタの針が少し触れます。
プリへの逆流が切り離されているパワー部に影響を与えたとなると大分逆流してプリ部をいためたのではないかと心配しています。

A.バランスの崩れたAMPを、DC入力で使用すると、この様な事が起こります
バランスの崩れたAMPを、DC入力で使用すると、この様な事が起こります
不用意にDC接続はしない事、数時間でAMPがだめに成ります
  1. 不用意にDC(コンデンサ−を介せず)入力に接続しない。
      アンプのRCA入力端子にDC入力がある場合、安易に機器を接続しないでください。 プリアンプやチュウナ−、CD、MD、VHD等のRCA出力からDC電圧が漏れている場合があります。 このDC電圧はメインAMPに凄まじいストレスを与え、 小音量で再生している場合ボリュ−ムを焼き切ることもあります。 また他にもシステムを破壊する恐れがあります。 DC漏れを正確に測定できる機器(インピ−ダンス50〜100Kオ−ムのテスターなど)を持っていて 使いこなせる方はきちんと測定をした後に接続してください。 ここに書いてあることが理解できない方がDC入力に接続するのは一種の博打だとご認識ください。
    接続機器の最終出力段にDC−AMPを使用している機種がバランスが崩れDC電圧がでるのです。
     この出力は、メインAMPのボリュウムに直接入ります。
    特にボリュ−ムを絞る(小さくする)とショウト状態になり、ボリュ−ムが焼き切れるのです。
     又、この電圧は、メインAMPに常時負荷を与えるので、凄まじいストレスを与えます。
    よって、よほど自信がない限り、使用すべきでは、有りません。
    この電圧は、安いテスタ−(0.5Vレンジ1Kオ−ム)では計測できないレベルでも影響受けます。この出入り口のインピ−ダンスは50〜100Kオ−ムです。
  2. DC電圧が出ているか、調べる簡易的方法
    CDプレヤ−/テ−プデッキ/チュ−ナ−/VTR/プリAMP等を接続するときに、電源を入れ30分以上駆動し、それらを無出力状態にする。
    RCA接続コ−ドの片側を外し、暫くして抜き差しする、1回目は「カリ」位、2回目以後音が小さくなればOKです
    何時までも大きな音がすれば漏れています。
    RL両方点検する、必ず片側は接属する事、メインVRは小さい状態から行う事
左上のRCA入力端子
  上=コンデンサ−を通して入力
  下=ダイレクトに入力