MICRO SEIKI BL−111. 9台目修理記録
2018/5/18到着  9/13完成 
A. 修理前の状況
  • 40年前に久留米市の酒見無線という電気屋さんでマイクロのBL-111の音を聞き、その音に聞きほれお金を貯めて、なんとか購入して、平成15年ぐらいまで聞いていました。
    しかし、ターンテーブルからことこと音がするようになり、数か月後にとうとうターンテーブルが回らなくなりました。
    近所の電気屋さんに見てもらいましたが、治りませんでした。
    その後、デンオンのDP1300というプレーヤーで聞いていますが、私も70歳が近づき、昔のあの重厚なBL111の音をもう一度聞きたくなりました、それに壊れたまま倉庫においていたら、永遠に誰にも聞かれず廃棄処分になると思うと、なんとなく残念でたまりません。
    正常の状態で部屋に置いてやりたいなと思っていたろところ、BL111を修理されるお方がいらっしゃるのをネットで知りました。
  • 失礼かと思いますが、予算は10万円までならお支払できる範囲で御座います。
    • 使用機器は下記。
    • プリアンプはアキュフェーズC-275
      メインアンプはエクスクルーシブM5
      スピーカーはソナスファベール クレモナです。


B. 原因

  • 各部経年劣化の為、オーバホール修理。

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換。
    リレー交換。
    半固定VR交換。
    モーターFGコイル清掃・コート塗布。
    モーターをオーバーホール(修理・清掃・給油)
    電源ソケット交換。
    タンテーブル軸オイル交換。


W. 下蓋及び本体木部 修理状況
  • この台は鉄製過大が本体木部に接着されていない。


D. 使用部品
  • 電解コンデンサー            13個。
    リレー(製造中止で入手難)       1個。
    半固定VR                 3個。
    フイルムコンデンサー          2個。
    3Pインレットソケット           1個 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。


E. 調整・測定

F. 修理費  100,000円  「オーバーホール修理」

K. 梱包(外)箱の修理。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. MICRO SEIKI BL−111 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る。 
A12. 点検中 前右から見る。
A13. 点検中 後から見る。
A132. 点検中 後から見る。 電源ソケット。
A14. 点検中 後左から見る。
A15. 点検中 上から見る。
A16. 点検中 タンテーブルを外し、上から見る。
A17. 点検中 タンテーブル、駆動部カバーを外し、上から見る。
A18. 点検中 駆動部。 固定止めビスが2本無し。
A21. 点検中 下前から見る。テーブル足が痛んでいる。
A22. 点検中、下前左から見る。
A23. 点検中 下後から見る。
A24. 点検中、下後右から見る。
A25. 点検中 下から見る。
A26. 点検中 前右足、輸送で変形?
A27. 点検中 前左足
A28. 点検中 後右足
A29. 点検中 後左足、輸送で変形?
A2A. 点検中 下蓋を取り、下から見る。
A31. 点検中 タンテーブル、斜め上から見る。
A32. 点検中 タンテーブル、反対側斜め上から見る。
A33. 点検中 タンテーブルを裏側から見る。
A34. 点検中 タンテーブルを反対側裏側から見る。
A35. 点検中 タンテーブル軸穴を上から見る。
A36. 点検中 タンテーブル軸穴を上から見る、反対側。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C11. 修理前 制御基板
C12. 修理後 制御基板 半固定VR2個、電解コンデンサー7個、フイルムコンデンサー1個交換
C13. 修理前 制御基板裏
C14. 修理(半田補正)後 制御基板裏
C15. 完成制御基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C21. 修理前 電源・33/45切替基板
C22. 修理後 電源・33/45切替基板 半固定VR1個、電解コンデンサー6個、製造中止で入手難のリレー1個交換
C23. 修理前 電源・33/45切替基板裏
C24. 修理(半田補正)後 電源・33/45切替基板裏
C25. 完成電源・33/45切替基板裏。余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C31. 修理前 ヒューズ基板
C32. 修理前 ヒューズ基板裏
C33. 修理(半田補正)後 ヒューズ基板裏
C34. 完成ヒューズ基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C41. 修理中 モーター部を取り出す
C42. 修理中 モーター部を取出す、下から見る。
C43. 修理中 モーター部を取出すラック歯車グリスが変色。
C44. 修理後 モーター部を取出すラック歯車グリス。
C51. 修理中 モーター軸
C52. 修理中 モーター軸、拡大。 縦横比変更してあります。
C53. 修理中 上側モーター軸受け。
C54. 修理中 下側モーター軸受け。
C61. 修理前 モーターFGコイル。
C62. 修理中 モーター下側軸受け。油分が無く、軸が削っている!
C63. 修理後 モーターFGコイル、コート液で固定する。
C71. 修理中 モーター回転子上から見る、錆が少し発生している。
C72. 修理後 モーター回転子上から見る、CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
C73. 修理中 モーター固定子下から見る、錆がすこし発生している。
C74. 修理後 モーター回転子下から見る、CRCで洗浄し、鉱物油を軽く塗布。
C75. 修理中 モーター固定子巻線。
C81. 修理中 表示部及び 33/45切り換SW基板。
C82. 修理前 表示部及び 33/45切り換SW基板裏。
C83. 修理(半田補正)後 表示部及び 33/45切り換SW基板裏。
C84. 完成表示部及び 33/45切り換SW基板裏。 余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
C91. 修理前 速度調整VR。
C92. 修理後  速度調整VR。 ガリ軽減・防止の結線。
CA1. 修理前 電源ソケット
CA2. 修理(交換)後 電源ソケット交換 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
CA3. 修理後 電源ソケット交換。 裏側配線。
CB1. 修理(交換)後 オイル交換後、タンテーブル軸。  
CC1. 修理(交換)後 足4個、ゴムセンターに補強ゴムワッシャを挿入。
A18. 点検中 駆動部。 固定止めビスが2本無し。
CC1. 交換部品
CC2. 交換部品。 交換したタンテーブル軸オイル。
CD1. 修理前  下から見る
CD2. 修理後  下から見る。
CD3. 完成、下から見る。
CD4. 完成。 モータープリーが糸用なので、駆動ベルトは水糸使用。
W. 下蓋及び本体木部 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
W11. 修理前 アーム取り付け穴。
W12. 修理中 アーム取り付け穴。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W13. 修理後 アーム取り付け穴。 更にペンキを塗る。
W14. 修理後 アーム取り付け穴、反対側。
W15. 修理中 アーム取り付け穴、反対側。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W16. 修理後 アーム取り付け穴、反対側。 更にペンキを塗る。
W17. 修理前 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴。
W18. 修理中 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W19. 修理後 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴。 更にペンキを塗る。
W21. 修理前 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴、反対側。
W22. 修理中 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴、反対側。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W23. 修理後 モーター取付穴、タンテーブル軸受取付穴、反対側。 更にペンキを塗る。
W24. 修理前 操作部取付穴。
W25. 修理中 操作部取付穴。 圧縮材にボンドを染みこませる。
W26. 修理後 操作部取付穴。 更にペンキを塗る。
W31. 修理前 本体木枠下。 基板やモーターを取り外す。
W32. 修理中 本体木枠下、圧縮材にボンドを染みこませる。
W33. 修理後 本体木枠下。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W34. 修理前 本体木枠下前左。 
W35. 修理中 本体木枠下前左。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。 
W36. 修理後 本体木枠下前左。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W37. 修理前 本体木枠下後右。 
W38. 修理中 本体木枠下後右。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。 
W39. 修理後 本体木枠下後右。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W41. 修理前 本体木枠下前。 
W42. 修理中 本体木枠下前。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W43. 修理後 本体木枠下前。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W44. 修理前 本体木枠下後
W45. 修理中 本体木枠下後。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W46. 修理後 本体木枠下後。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W47. 修理前 電源ソケット。
W48. 修理前 電源ソケット、端子板取付け穴。
W49. 修理中 電源ソケット、端子板取付け穴。 圧縮材にボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W4A. 修理後 電源ソケット、端子板取付け穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W4B. 修理後 電源ソケット、端子板取付け穴。 取り付けビス穴にペンキを差し込む。
W51. 修理前  トランスカバーを取った下蓋表
W52. 修理中 下蓋表。ラッカーを吹く。
W53. 完成 下蓋表
W61. 修理前 下蓋裏
W62. 修理前 下蓋裏。 トランスカバーを取り、ボンドを染みこませる。
W63. 修理後 下蓋裏。 ボンド乾燥後さらにペンキを塗る。
W64. 完成 下蓋裏。
W65. 修理前 下蓋裏前右
W66. 修理中 下蓋裏前右、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W67. 完成 下蓋裏。 さらにペンキを塗る。
W68. 修理前 下蓋裏後左
W69. 修理中 下蓋裏後左、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W6A. 完成 下蓋裏。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W71. 修理前 下蓋のアーム取り付穴
W72. 修理中 下蓋のアーム取り付穴、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W73. 修理後 下蓋のアーム取り付穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W74. 修理前 下蓋のアーム取り付穴反対側
W75. 修理中 下蓋のアーム取り付穴反対側、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W76. 修理後 下蓋のアーム取り付穴反対側。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W81. 修理前 下蓋のトランスカバー取り付穴
W82. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W83. 修理後 下蓋のトランスカバー取り付穴。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W84. 修理前 下蓋のトランスカバー取り付穴反対側
W85. 修理中 下蓋のトランスカバー取り付穴反対側、ボンドを染みこませる、ネジ穴も塗る。
W86. 修理後 下蓋のトランスカバー取り付穴反対側。 乾燥後さらにペンキを塗る。
W91. 修理中 電源ソケット取り付け板裏の錆。 湿気はここまで浸透している。
W92. 修理前 下蓋等止めネジは錆が出ている。電源ソケット取り付け板裏も塗装する。
W93. 修理中 下蓋等の止めネジ。 ビスを回転させて、ラッカーを軽く吹き付ける。電源ソケット取り付け板裏の塗装。
W94. 修理中 電源ソケット取り付け板表の塗装。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1.  33回転ストロボ測定
E2.  45回転ストロボ測定
K. 梱包(外)箱の修理。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
K1. ダンボウルの切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける。 力の加わる所は、2重3重に貼る。
K2. ダンボウルの切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける、反対側。
K3. ダンボウルの切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける。 力の加わる所は、2重3重に貼る。
K4. ダンボウルの切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける、反対側。
K5. 内側の切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける。 力の加わる所は、2重3重に貼る。
K5. 内側の切れた所は和紙(障子紙)を貼り付ける、反対側。 
Y1. ユーザー宅へ設置。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況。
S. MICRO SEIKI BL−111 の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 アームレスプレイヤー BL−111
駆動方式 ベルトドライブ方式
使用モーター 4極6スロット、アウターローター型ブラシレスDCサーボモーター
定格回転数 33 1/3、45rpm
ターンテーブル 砲金製、直径310mm、重量10kg、慣性モーメント1500kg・cm2
回転ムラ 0.025%以下(WRMS)
SN比 60dB以上(JIS)
回転数微調整範囲 ±6%以内
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 12W
外形寸法 幅532×高さ230×奥行440mm
重量 36kg
付属 アームマウントベース A-1200シリーズ
価格 270,000円
              bl111-946
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